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歯周病とは

歯を支えている歯肉や歯槽骨が徐々に破壊されていく病気です。
おおもとの原因は、口腔内の歯周病原性細菌(歯周病を引き起こす細菌)。この細菌による感染症によって、まず歯肉に炎症が起こります。そして、炎症が深部にまで及ぶと歯槽骨が破壊され、最終的には歯が抜け落ちてしまいます。
 

歯周病治療の流れ

歯周病治療の流れまずは患者さまのお口の中を診断しなければなりません。まずはお口の中を見せていただきます。歯肉より上に付いている歯石の有無、歯肉の炎症の有無、歯並びにより歯周病に対する抵抗力の強い場所と弱い場所の確認、歯の動揺の有無、歯周ポケットの測定などを行ってからレントゲン審査を行ない現状をお伝えします。

患者さまの状態により必要な処置が違いますが、まずは歯肉より上に付着した歯石や汚れを除去します。次に改善を確認できたら歯肉より下に付着した歯石を除去しますが、歯肉に多少の痛みを感じるので麻酔をした上で除去します。軽度から中程度の歯周病であればここまでで後はメインテナンスとなります。

重症な方は汚れだけを除去しても再発しやすい状態が残りますので、歯周病が再発しないため歯周ポケットの除去を目的とした外科処置をさせていただくこともあります。再発しない状態にしてこそ完治だと考えます。
 

歯周病の主治医を見つけるポイント

歯周病歯周病に関する正しい知識やテクニックは必要ですが、出血や痛み、腫れが納まればそれで終わり、では困ります。5年後、10年後に患者さまの口腔内環境が著しい変化を起こさず良好な状態が保てているであろうと、患者さまもわれわれも安心していられる、予知性の高い治療を提供できる歯科医師を選ぶべきでしょう。先生に「あなたのところで治療を受け完治させれば再治療は必要ないですか?」と尋ねてみればいいです。

また、1回20〜30分も歯磨きしなさいと言われた事はありませんか?そんなのナンセンスですよね。完治した状態というのは5分も磨けば充分な清掃性の良いものです。何十分も磨くのであれば歯周病はあなたが良い状態を維持しているのであって、先生が治しているのではないと思いますがいかがですか?
 

グレーゾーンにある歯の扱い

グレーゾーンとは「抜歯か保存か我々でも迷う状態」のことで、例えば再生療法ができてお隣の歯と一時的もしくは永久に連結させてもらえてようやく抜歯を回避できるケースなどです。残すことにより治療の予知性を左右する場合はリスクをお伝えしますが、それでも保存を望まれる場合は患者さまのご意思を尊重いたします。ただし治療の成績は下がるかもしれません。
 

メインテナンス

メインテナンスへ移行する時のお口の状態は患者さまにより異なりますので、メインテナンスに来ていただく期間も人それぞれです。1〜6か月に一度の割合になることが多いです。
 

歯周病と加齢変化

「昔から私は歯が強いんです」、という言葉をよく耳にします。それは本当でしょう。しかし加齢変化はどなたにでも起こるものです。昔は丈夫でもいつまでもそういうわけにはいきません。なぜなら歯周病だけを考えても人間は衰えるのにもかかわらず、歯周病の原因菌の能力は一定です。細菌の力を体の抵抗力で抑えていたとしても、加齢により抑えられなくなるのです。そのタイミングを見逃してしまうととんでもないことになりますので、メインテナンスの期間は守ってほしいと思っています。
 

最先端の歯周病治療

最先端の歯周病治療エムドゲイン
歯周組織の再生に使われる材料です。部分的な骨欠損であれば単独で用いることがありますが、他の材料と併用することもあります(右画像)。

GTR法
ゴアテックスメンブレンなどを用いて行なう再生療法です。これも他の材料との組み合わせで用いることがあります。

GBR法
重度な歯周病の歯を抜歯すると周囲の骨や歯肉までダメージを受けています。それを回復するための骨造成法をいいます。インプラントではよく行っています。

これら再生療法を行う場合およそ8〜12か月の治癒期間をおき、リエントリーという2度目のオペを行ないます。平らに骨が再生することはないので、もしギザギザが残っていたらポケットを残してしまうことになり我々が考える治癒とは言えないからです。ギザギザをトリミングしてあげることで予知性は飛躍的に高まります。

細菌培養検査
歯周ポケットの内部に潜む歯周病菌を特定し、本来お口の中に存在しない外来菌の感染がある場合は抗生剤により細菌を減らす抗菌療法もあります。なんでも薬に頼るのはよくありませんが、危険性の高い細菌はなくすべきです。
 

歯周病とJIADS

JIADSとは?」と思われたと思います。アメリカ歯周病学会でアジア唯一の名誉会員である小野善弘先生、補綴の中村公雄先生が主催するスタディグループです。歯周病の知識が大学卒業以来のレベルアップしてないことに危機感を感じてJIADSのペリオコースを受講し今にいたりますが、それ以来世界のトップとして活躍されるJIADS講師の先生方に自分の症例を見てもらいアドバイスをいただいたり、相談に乗っていただいています。

歯周病とJIADS毎月2回行われる勉強会に参加し世界トップレベルの歯周病治療、インプラント治療のテクニックを盗みに行っています。小野先生のお言葉ですが「おこぼれをもらうならしょーもないヤツに着いていっても、もらえるおこぼれは少ないぞ。どうせなら世界のトップに着いて行った方がもらえるおこぼれが大きいぞ」ということでした。それ以来その言葉を実践しております。


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