新着情報2008年05月02日

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2008年05月02日:フッ素の話

飛び石連休も終わり明日から本当の意味での連休です。にしては駆け込みの急患さんは今日は一人もお見えになっていません。平和な一日でした。あ、まだ油断してはいけませんね。

フッ素ですが、みなさまはフッ素がどういうもので、それを塗布(とふ)することでどういう変化が起きるかご存知でしょうか?年齢別のアプローチを踏まえながら説明しましょう。
 まず、歯の主成分に「ハイドロキシアパタイト」という構造物があるのですが、これは構造上非常に不安定で酸に対して敏感です。歯に対してフッ素を吸収させてあげて、「ハイドロキシアパタイト」を「フルオロアパタイト」という安定した構造物に変化させるのがフッ素塗布の本当の目的になります。
 一般に糖分を口腔内に残した状態でしばらく放置すると酸になります。そうならない糖分にキシリトールなどがありますね。酸は歯の表面を「脱灰」して滑沢な表面であるはずのエナメル質をざらざらにしてしまいます。そこへ磨き残しなどができてプラークの停滞が起こり、バイオフィルムが形成されます。バイオフィルムとは細菌がプラーク内で強固に固まっている状態で、こうなると歯ブラシだけで除去するのは大変です。このままでは非常に危険ですから定期的なクリーニングで除去すること、そのうえで、つまり歯の表面に何も着いていない状態でフッ素を触れさせてあげることができないと、効率よく歯がフッ素を吸収できませんよね。我々、歯科医院で歯の表面の機械的な清掃をした上でフッ素を塗布することの重要性はそこなんです。
 フッ素を効率よく吸収させて石灰化度が高まり、歯が成長していきます。お子様の生えてすぐの永久歯と、我々大人の永久歯では歯の強さが違います。だいたい、お口の中に現われてから歯の石灰化は徐々に進み、4~5年くらいかかって我々大人と同じくらいの石灰化度にまで成長し、虫歯に対する抵抗力を持つようになるのです。その間に虫歯を作ってしまうと非常に進行が早く、場合によっては抜髄といって神経を取る治療になることも少なくはありません。生えて間もない永久歯の神経がなくなったら、その時点で歯の成長は終わってしまいます。歯を抜くわけではなくても、歯の寿命は極端に短くなります。気をつけましょう。


千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター

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