新着情報2008年05月30日
2008年05月30日:昨日のJIADSは『水』
こんにちは。昨日は休診でしたがJIADSの文献勉強会でした。昨日のテーマはいつもと違いました。いつもなら歯周病について書いてある著名な歯周病専門医の論文(Myron Nevins, P.D.Miller, Schalllhorn,
Kramer各先生の論文など)をJIADSの先生が製作した和訳を横に並べて、何を言っているのか(書いているのか)、信頼性はあるのか、我々臨床家の現実に則しているのか、論文特有の「マジック」はないのか、を考えていくのです。
普通は大学に残った経験のある先生は論文の読み方などは習うことが多いようですが、僕のように大学を卒業して開業医の先生のところでお世話になった者は、論文しかも英文の論文を手に取ったのはこの会が初めてでした。初めて見たのは2年くらい前になるのでしょうか。
昨日の内容はというと、JIADS講師である殿塚先生の患者さまで「株式会社 環境向学」の社長様がおもしろい研究をされているとのことで講演がありました。共同研究されている「セパレーターシステム株式会社」もお話しされました。水に関するものですが非常に興味深かったです。
厚生労働省が出している51項目の水質基準になんと「ダイオキシン」が含まれておらず、「ウィルス」全般も含まれていないんです。知ってました?ってことはですよ、水道水にウィルスが含まれていてもしょうがないね、国は暗にそう言ってるのでしょうかね?また、これは国内で流通するペットボトルの水についても同じ基準で監督されますから、ウィルスについては・・・、入っていないことを祈りたいです。
そんな、水についての安全だとの過信、勘違いについてお話され、本題の「バイオイオナース」についての説明を受けました。ネットで検索されるとお分かりかと思いますが、現在はその強い殺菌性、消臭性、耐性菌を作らない、などの特長から動物の傷の殺菌、檻の中の消臭、などにはすでに使われています。その高い安全性から口腔内での応用が可能なように製品の改良をしたものを昨日実際に私、舐めてきました。すっぱいジェル、そんな印象でしたが、30秒で歯周病菌はもちろん、MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌。院内感染で有名ですね)やO-157、レジオネラ、緑膿菌、VREすべてに有効で殺菌するようです。我々が使う器具に使用しても「鉄を用いての接触試験」でも錆(サビ)は確認されなかったので、我々が多用するSUS304では錆はおこらないですね(錆を気にするのは医療従事者だけですね)。
あと、注目すべきはタンパク質に接触して殺菌効果が落ちない点です。これが歯科臨床に応用されれば歯周病の治療が大幅に変わり、抗生剤の使用頻度がグンと下がるでしょう。
これまでレッドコンプレックスという細菌の感染がある重度の歯周病では抗生剤の投与で対応していました。しかし、細菌の世代交代は4分ですよ、4分!!!人間の世代交代はおよそ30年じゃないですか。それを考えたら、抗生剤で戦うって言ってもどんどん進化していく相手にいつまでも木の棒で立ち向かっていっても、相手はマシンガンを持ってくるわけですし勝ち目はないね・・・。こういう方法があったのかと昨日はある意味興奮を覚えました。
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
コメント(1)
殿塚:
こんにちは、殿塚です。
たまたま来ちゃいました。
今度、セパレーターシステムの方が、先生のところにバイオイオナースの試用品を届けたいそうですが、お使いになってみますか?
もし良かったらホームページより連絡下さい。





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