新着情報2008年05月23日
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2008年05月23日:永久歯が並びきるのは②
こんにちは。木曜日の「お稽古」もコーチが厳しくて辛かったのですが、今日になっていい張りが出てきた感じがあります。猛者に太刀打ちできるようパワーアップしないといけないです。
さて、昨日の続きで『側方歯群交換期』からお話を進めます。だいたい7~8歳までに上下の前歯4本と奥歯のいわゆる「6歳臼歯」が萌出します。その後はその状態が何年か維持され、歯の交換が一時的にストップします。横顔のレントゲンでの審査を行って「上顎と下顎のサイズの不調和」や「上顎と下顎の位置関係のズレ」があった場合は、この時期から上下間の位置の正常化を図ることが多いです。もちろん個々で対応は違いますので、絶対ここで何かする、というわけではありませんよ。
10~12歳くらいで横のCDEという歯番の歯が抜けて永久歯に順々に代わっていきます。CDE3本の歯の幅とそれに代わる345の幅の合計を比較すると、永久歯のそれの方が実は小さい事がわかります。ということは多少の叢生(乱杭歯、重なった歯並び)はここで解消されることもあります。
およそ永久歯が生えそろってくる12歳ころを『ヤング・アダルト』といい、横顔の「セファロ」という規格レントゲンを撮って分析します。この段階で例えば上顎が前方に位置していてる子では、小臼歯(前から4番目と5番目)を1本抜歯する事を考えます。横顔の「美しい」とされる基準は『鼻の頭と下顎の先端』を結んだライン(E-ライン)に上下の唇がどう位置するかで決定されます。上下とも大幅に前方に位置すれば「上下顎前突」と判断させてもらい、キレイに治すならば抜歯をお勧めします。どうしても抜歯はしたくないという場合は、口元が出ている感じが残りますがよろしいですか?と、お話しさせていただいた上でプランを建てていきます。まずは「非抜歯矯正」で進めてみて、ある程度並んだ時点で「再評価」をして、抜歯すべきとご本人や、ご両親が判断されればプランの変更をし「抜歯矯正」にすることももちろんできます。
先日、患者さまから「息子が12歳になったら、周りの友達に矯正をする子が急に増えたんです」という話を聞きました。一般にブラケット(歯に着ける装置)とワイヤーを使っての矯正はこのタイミングで始めることが多いですので、こうしたことが原因としてあるのかもしれませんね。
この子は「混合歯列期」に『咬合誘導』だけを行ないました。いわゆる矯正(ワイヤーを使う矯正)はしていません。下顎が小さく前方に誘導い終わったところです。細かい事を取り上げると小臼歯部分の噛み合いが甘かったりするのですが、正しい上下の顎の位置関係を作ってあれば、細かい歯のズレの移動は簡単です。





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