新着情報2008年06月11日
2008年06月11日:インプラント間の・・・
こんにちは。今日はお口の中の他の部分の治療をしながらインプラント上にプロビジョナル(仮の歯)を入れて、噛み合わせ、歯の形、噛み癖などを見てきました。
歯の形などはまさにオーダーメイド(自費のものは)ですから舌触りが気になれば、もちろん気にならないように治します。ここの歯の山が気になるなんてことがあれば外して形態修正したり、もっとまっすぐな形がいいとなれば外して形態修正します。そうやって2か月くらい使ってもらえば好みの歯の形になりますよね。それを仕上げの歯にコピーしてあげれば抵抗なく受け入れてもらえるはずですよね?
噛み合わせは難しいですね。日本人だけですよ、食感を楽しんで食事をするのは。この点を欧米の著名な先生に質問しても理解不能みたいです。洋食ってなんでも柔らかく、「このお肉とろけそう」とか言うじゃないですか。日本食の中では例えばお米なんかは噛めば甘い、生タコの刺身の歯ごたえ、貝柱しかりですね。欧米の先生曰く、線維質のものが歯と歯の間に挟まるなんていう苦情はないとのこと。そりゃあそうでしょう、柔らかいものばっかり食べてるんだから。あ、もちろん欧米食が中心の若者からはこういう苦情って出ないのかもしれませんね。味覚音痴も引き起こしますから困ったことです。味覚についてはまた後日。
噛み癖というのは皆さんありますよね。一般的な話として右利きの方は箸で持ったものをそのまま左側に収めて噛むので、左噛みが多いようです。これは左右が同じ咀嚼能率(噛んで噛み砕く能力)を持っていればの話で、人それぞれ左奥の噛み合わせが悪い、右上の奥は抜歯してそのまま、などいろんな履歴をお持ちですよね。そうなるとその人その人の「咀嚼パターン・サイクル」があります。まっすぐ噛む人、草食動物のように顎を左右に回しながら食べる人、色々です。それをチェックして、適正な歯の形態を見つけ出します。
とまあ、長い道のりを経て最終的な歯の製作に辿り着いた患者さまの口腔内の記録を、本日取らせていただきました。まず術前の状態です。鏡に写った左下の奥ですね。
埋入も無事終わり二次オペという歯肉の調整の際に、再治療がなるべくないようにするために「フリーグラフト」というオペをさせてもらい丈夫な角化歯肉の獲得を行ないました。必要ないという先生もいらっしゃいますが、本当に大丈夫ですか?結局のところ「インプラント治療自体作り物」なので、丈夫な周囲の歯肉の環境も「作って」あげないと自然に良い環境にはならないんです。痛々しい写真なので苦手な方はすっとばして下さい。
ここに「プロビジョナル・レストレーション」を設置します。いわゆる「仮歯」ですね。
ここまで来るともう「インプラントで噛んでるな―」って思ってもらえるかな。「いいね、このまま終わり?」って言われることも多いですが、前述の通りダメなんですよ。プロビジョナル・レストレーションをネジで歯肉方向に押すんですが、そうすると歯肉にプロビジョナル・レストレーションの下面が圧接しますので歯肉がイイ形になりますね。
歯肉に凹凸が出来ていますよね。これが元あった生体の形です。この後生体の機能を咬合器上に「フェイスボゥ・トランスファー」します(いずれ説明しますね、ブログ上で)。
簡単に言うと、顎関節と上下の顎の距離の計測ですね。
色の確認のためこれを技工士(日本橋蛎殼町にある腕のいいD-SPEC!)にメールで送ります。合わせにくい場合は来てくれます(すごいでしょう?日本橋からですよ。いつもありがとうございます)。
さあ、どんなファイナルがはいるか楽しみですねAさん!次回をお楽しみに。最近マジなネタがなかったので(カラスとかラーメンとかねえ)かなり力がはいってしまいました。難しすぎたらメールで質問くださいね。





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