新着情報2008年06月20日
2008年06月20日:セラミック修復
こんにちは。当院でのセラミック修復ですが「高いですね」と言われることもあります。私自身、その自覚は持っています。でも今まで作ってもらっていた「自費の歯」って何が違いました?「材料をいいの使いましょう」とか、「最高の歯だから」とかそんなあいまいな説明だけではありませんか?これまでの治療に満足し、納得されているのであれば、今回の私のブログを読む意味はないと思いますので、この先はお読みにならなくてけっこうではないかと思います。
読むのですか?ということは何かモヤモヤをすっきりさせたいのですね?何が違うのか?答えは全部違うのです。本来は全部違うのです。
何から何まで。遡る(さかのぼる)と「根管治療」から話さなければなりませんが、これについては過去のブログを参照していただいてここでは割愛させてください。読んでもらえなくなります、クドくって(笑)。
確実な工程を経た歯の治療という前提で考えて下さいね。セラミックと保険の歯の材質である「硬質レジン」の違いから理解していきましょう。硬質レジンですがこれは出来上がりはセラミックと見間違えるくらいキレイに作る技工士さんもいて、あっ、これでもいいかもと思ってしまうこともありますが、あくまでこれは「プラスティック」、関西の人に言わせれば「プラッチック」ですから(笑)、どうしても材質自体の劣化が早いです。
例えば、プラスティック製(以下関東ベースで失礼します)の食品を入れるタッパーがわかりやすいですね。使っているうちに艶(つや)がなくなり、ザラザラ感が出てきて、汚れが落ちにくくなってきます。または、ポリバケツ・・・歯と一緒にすんなと言われそうですが、あれなんかも雨風に晒されて(さらされて)、不良に蹴っ飛ばされて傷付いくと同じような変化が起きますよね。
お口の中もかなり過酷な環境で、色の変化が後に必ず出てきます。また、セラミックと比較すると耐摩耗性に劣ることから表面の汚れが着きやすいです。「歯肉のちょっと下」に削ったラインを設定する事のできるセラミックはどこからが被せ物なのか、一般の方が見てもそうはわからないくらいに治すことが可能です。ただし、硬質レジンの汚れの付着しやすさから硬質レジンでは「歯肉のちょっと下」に削ったラインの設定ができないので、「歯肉といっしょ」の位置に削ったラインの設定をしなければなりません。ということは被せ物と歯の境目がどうしても見えてしまうんです。
ただ、そういうデリケートな場所を触りますから形態を整えるのに何回かかかります。歯の周囲に「圧排糸」という糸を巻きますからチクチクすることもあります。痛い場合は型取りのために麻酔を使う事もあります。年配の方は「型取りに麻酔?聞いたことないよ」とおっしゃる方が多いですが、そうです、今まで経験されたことのない「精度の高い治療」を受けにおがわ歯科医院に来られているのでしょう?だから知らないこともあるでしょうし、不思議なこともあると思います、とお答えしています。
型取りも「シリコン」を用いますから精度が高いのですが、どうしても精度の高い歯を作るには技工士の方でも「マイクロスコープ」で型(印象ともいいます)をチェックします。その際に不備が発見されれば再度型取りが必要との判断になることもあり、何回か型を取らせていただくことも精度の高い治療を目指しているためと、どうかご理解いただきたく思います。
次に正しい顎機能の採得と変形の少ないシリコンでの噛み合わせの記録取りです。
きれいなセラミックの歯が入りました。ただ隣の歯では歯肉のラインの変化があることが気になります。全体的に歯肉が日本人は薄いですから、ちょっとの刺激で変化しやすいです。今後も注意深く経過観察を続けたいと思います。
そのうち隣もきれいにしましょうね、Aさん。ひとまずお疲れ様でした。





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