新着情報2008年06月27日
2008年06月27日:前歯が噛まない
こんばんは。今日は「開口」の治療の経過を追ったものの一部をご紹介しようと思います。開口とは指しゃぶりや、舌を上下の前歯の間に挟む、などの「異常習癖」が原因で起こりますが、前歯は前歯の、奥歯は奥歯の機能がちゃんと分類されているので、開口によって前歯が正しい機能を営めないのは奥歯にとっても困ったことなんですね。
こんなデータがあります。千葉市の80歳以上のご老人で20本以上歯がある方、つまり「80歳で20本以上の歯を残そうという、ハチマルニイマル運動をめでたく達成された方」のうち、この開口に分類されている方は何%いらっしゃるか想像がつきますか?答えはゼロ%、0なんです!!!それだけ奥歯に負担が大きくかかる噛み合わせだと、全部がダメになるというこの証左ですね。
普通に口を閉じた状態で、奥歯が左右均等に接触しており、右で噛もうとズラせば左側の奥歯には隙間が開いて、逆に左で噛もうとズラせば右側の奥歯には隙間が開く、これが正しく前歯が機能している「アンテリオール・ガイダンスが正しく得られている」状態です。なかなか理想的な噛み合わせをお持ちの方は少ないのが現実です。
話が逸れてしまいましたが、お子様の開口で「舌の悪習癖」が原因と思われるケースでの対応をご紹介します。まず治療前の状態です。
このように前歯が噛んでいないため、おそばとか麺類が食べにくいですよね。そこで舌が前方に突出しないようにブロックを作ります。
これは側方拡大も可能な装置です。色が紫って!!!と思われるかもしれませんが、これはこの子の好みで選んでもらったんです。わりと「矯正してるんだぜ!」って言って見せ合うらしいんですよ、今のお子さんて。それで「俺は緑」「私は紫」みたいにね。僕らの子供のころは矯正していたらいじめられる、みたいな感覚がありましたが時代が変わってきているのでしょうか。
装置を付けて4ヶ月後の状態ですが、こんな短期間でも改善が確認できます。
まだまだこれからですが、4ヶ月間舌の癖を排除しただけでこれだけ変わってくるのですから、今後がたのしみですねAちゃん。





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