新着情報2008年07月04日
2008年07月04日:根管充填2
こんにちは。当院のサイトをご覧になって来院される患者さまの中に、、正しい根管治療を受けたいということでいらっしゃる方が非常に多いことがわかりました。これは私がサイトを開設した意図とは若干ズレがあるのですが、これは正しい根管治療(もっとちゃんと行なわれていると思ってました・・・)について皆様に正確にお伝えする義務があるのだと考え、これからしばらくは「根管治療特集」と言いますか、集中的に根管治療についての経過報告や、繰り返しになりますが「正しい根管治療に必要なこと」、「国はどう考えているか」、「質を問わない患者さま中心ではない医療」などなど、歯科医療に従事して13年目になりますわたしがわかることについてお話していきます。
従来使用されてきた「ファイル、リーマー(使ったことないな・・・)」ですがステンレス製のものが主流だったと思います。これは硬いですから切削能率はいいのでしょうが、材質の特性上「まっすぐに」なろうとします。ということはですよ、曲った根に対して使用したらどうなると思いますか?曲った根っこの中をまっすぐにしたがる、これはわかりますよね。そうすると本来の根の先端にある穴が、元あった場所から根の治療を進めれば進めるほど、ズレていきますよね?これは根の先端(根尖といいます)を壊すことになります。こうなってしまったもののリペアは正直できないです。ですから「一番最初にその歯の根の治療をする先生の責任は重い」のです。それもあって当院では「再治療になる根管治療」は基本的に自費治療はお断りしているのです。責任の所在がはっきりしないからです。治療の結果が伴いにくいからです。
では、根の先端がズレてしまわないように治療はできないのか?そんなこともありません。「曲った根管に追従する」フレキシブルな「ニッケル・チタンファイル(以下NTファイル)」を用いて、無理な力を加えず根管治療を行なえば確実な結果が得られるのです。NTファイルをうまく使用すれば根の先端の位置を変えることなく曲った根管を曲った状態のまま拡大ができます。では拡大が終わり「根管充填」まで終わった状態のレントゲンを見てみましょう。
まあ、これは一根管ですから比較的イージーなケースですが、もし力でグリグリと硬いステンレス(ステンレスでも柔らかいものもあります)のリーマーなどで根管治療を行なった場合、湾曲していた形態に追従することなく「怖い何か」が起こりそうですね。もちろんどんな場所であれラバーダムはすべきですね。
これは一つのデータですが「日本歯内療法学会」に所属する(私は所属すらしていませんが)歯内療法(根管治療)専門医のうち必ずラバーダムをする先生がどのくらいいらっしゃるのか?なんと25%!ですって。それに加えて50%の先生がしないと答えたそうです!!!こっちの方が問題大きくありません??あなたたち専門医でしょう???それでいいのかと私は思いますが、患者さまの立場からはどうお感じになりますか?





RSS
