新着情報2008年07月05日
2008年07月05日:根管充填3
こんにちは。さて根管充填の3回目ですが、アホにはなりませんよ(笑)。まじめにやっていきましょー。
さて今日取り上げるケースは「マイクロ・スコープ」を使わなかったからか、1本根っこを見逃しているケースです。術前のレントゲンから見ていきましょう。
これはなんだかねえ、ホントに本気で治療したんですか?と聞きたくなるような状態ですが、症状は強くなかったです。よーく見ると、薄~く根っこの形が見えませんか?あるだろうなと考え、歯の内部を「マイクロ・スコープ」で確認して探していきます。するとやはりあるんですね。4根管目が。ちなみに3根管までは保険で請求できますが、4根管目、5根管目、などは保険で請求できないんです!!!国は何を考えてるのでしょうか・・・。だから4本目なんてあってもやらない、なんてことが起きるかもしれないでしょう。今回のケースは最善を尽くしても見つけられなかったとい考え(でないとやりきれないですよね・・・)、もしかしたら5本目がないかな?というスタンスで探しましたが、この歯は4根管の歯と判断して根の治療を終えました。治療終了後のレントゲン写真です。
どうでしょうか、これならば4本目の根がどこにあったのか、もうお分かりですよね?根の先端まで封鎖する薬が入っており「根尖部分」をシールしていますね。治療の対象となる歯に何本治療すべき神経の管(根管)が存在するのかを、ちゃんと事前に把握して治療を行なうという意味では、CTを撮影するというのも有効かと思います。しかしCTはわかりすぎてしまい、わずかな希望を持って当院にいらした患者さまに引導を渡すことになってしまうこともあります。ただこれは「無駄な治療」をせずに済んで、患者さまと私、ともに良かったとも言えますよね。





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