新着情報2008年07月16日
2008年07月16日:抜歯してインプラント?それとも。
こんにちは。根管治療の10回連載が終って間もないのですが、こんな場合「ああ、こんなになったら歯を抜くしかないねー」って言われますよね、きっと。
根の周囲に骨の支えがなくなっているようにレントゲンも写っていますし、歯も揺れがありました。ただタイトルにある「抜歯してインプラント」すると言っても、これだけ骨のダメージが大きいとインプラントの設置がしやすい骨ではないですし、ここは下の前歯であり隣の歯とのスペースから考えて、2本のインプラントの埋入は不可能(に近い)です。
そのため、患者さまもなるべく抜歯はしたくない、術者側としても保存しておきたい、両者のゴールが一致したのでなんとか保存的な根管治療をしてみましょうということになりました。もし根管治療をしても芳しくなかったら、根管治療で回復可能なところまで骨を回復させ、それから抜歯した方が、たとえブリッジで治療することになったとしても、歯肉がガクッと落ち込むことも避けられますからいいのではないかと考えました。
なんとなく根の周囲の骨が回復しているように見えませんか?そして、根管充填したところです。
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流動性を持った「ウルトラフィル」がオーバーフローしないということは、根尖部分の歯周組織は治癒していると考えられます。このころには歯の揺れも止まりました。ただ、根管治療のやり直しのケースですし、残存歯質が薄いため予知性が低く歯が折れたり、割れたりする可能性があるため注意深く経過観察をすべきと患者さまには話しました。そろそろメインテナンスに来てくださ~い、お願いねMさん。





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