新着情報2008年07月29日
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2008年07月29日:歯周病(ペリオ)治療1
こんにちは。ちょっと前ですが「根管治療特集」をさせていただきましたが、意外と来院される患者さまが読んでからいらっしゃっていること,
これはすでに通院されている患者さまも初診でいらっしゃる患者さまもなのですが、皆様の関心の高さに驚いています。
そこで今回は「歯周病治療」について私のわかることをお話ししていきたいと思いますが、歯周病についての知識はJIADSで習ったことばかりですので、この場を借りてJIADSペリオコース、ペリオ・インプラントアドバンスコースでお世話になりました諸先生方に改めて感謝したいと思います。
ではまず1回目なので歯石の種類とその取り方、歯周病治療で言う「初期治療」についてお話ししていきます。まず症例写真から見ていきましょう。こちらの患者さまには申し訳ないのですが、ちょっと・・・、このままではまずいのは誰でもわかりますよねえ?
一目見てわかる歯の表面の汚れがありますね。歯肉よりも上に見える歯石が「歯肉縁上歯石」と言って、まず取るべき歯石になります。これはほとんどの患者さまが麻酔せずに除去することが可能です。歯肉が下がっていたり、知覚過敏がある患者さまでは場合によっては麻酔を使います。
おそらくこの状況であれば、歯肉と歯の隙間、いわゆる「歯周ポケット」と呼ばれる隙間が存在して、その内部にも歯石が付着しています。それを「歯肉縁下歯石」と言いますが、これは付いている場所が歯を支える骨に近いわけですから、歯肉縁上歯石よりもタチが悪く、血液成分を含み硬くて除去しにくいんです。多くのブロックを処置すると手が攣りそうに(つりそうに)なりますよ、ホント(笑)。これは柔らかい歯肉と硬い歯の間に付いていますが、どうしても歯肉を少し「イジめて」しまうので、麻酔をしないことには基本的に除去しきれません。
「歯肉縁下歯石」をアメリカ歯周病学会所属の歯周病専門医が取った(SRPという処置です)場合、何ミリ以上の歯周ポケットでは除去できずに取り残しが多いか、という興味深いデータがあります。
なんとたった4ミリの歯周ポケットですでに取り残しが多くなってしまうのです!!!ということはかなり初期の段階で正しく手を打たないと手遅れになるということです。アメリカは歯周病の先生は歯周病しかやらない、矯正の先生は矯正しかやらない、と専門性が非常に高いのですが、その歯周病専門医が処置してそのデータなわけですよ、我々がそれに並ぶことが万が一あったとしても、コンスタントに上回れることはないでしょう、残念ですが。
まずは、症例の患者さまもそうですが、「歯周初期治療」を受けていただき可能な限り歯石を除去して衛生的な口腔内と確立することと、それを維持することがいかに大変で、ダメージを受けたら回復が非常に困難であるということ、それを充分に理解していただきたいですね。
『歯と愛は失って初めて大事さがわかる』
これは埼玉県蕨市で開業されている金子先生が患者さまに説明する時に使っていると、先日伺いまして「これはいいフレーズだ」と思いさっそく使わせていただきました。金子先生ありがとうございます!!いただきました(笑)。





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