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2008年08月20日:再生療法(ゴアテックス使用)

こんにちは。今日は歯周病の治療の一つである「再生療法」を行なった症例について解説していきます。復習ですが「再生療法」とは「失われた歯周組織を回復すること」ですが、これはとても難しいことなのです。今回のケースは左下の一番奥の歯です。

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 頬側の中央部分に深い歯周ポケットが認められます。これだけ深い歯周ポケットでは歯周初期治療である歯石取りを行なおうにも、深すぎて取り切れるはずがないのです。そこで、外科的に歯石を見える状態にして取り除き、その上で失われた「骨」「セメント質」「歯根膜」を再生させるのが今回のオペの目的です。
 どのくらいの組織が失われているか見ていきましょう。

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 術前に排膿と言って周囲歯肉から膿が出ている状態でしたが、オペをしてみると歯に過度の力が加わって揺さぶられ、骨が吸収し、そこに二次的に感染を起したように見えます。徹底的に歯石や汚れを除去していきますが、オペの中で一番時間を費やすところです。
 歯の表面の異物を取り除いたら、根面の表面処理を行ないます。ここから先は患者さまの希望や骨のダメージによってちょっと変わってきます。この患者さまの場合は骨補填材の使用をしたくない、骨になる材料(この場合は自家骨)を固定するにもコラーゲン膜の使用はしたくないという希望をお持ちだったので、「エムドゲイン+自家骨+ゴアテックス・メンブレン」を使用させていただいてオペを行ないました。

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 歯肉の裂開が一番怖いですからなるべく密に縫合します。

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 メンブレンの露出などトラブルがないことを祈りながら傷の治りを待ちます。

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 10日経過してこの状態なので、おそらくよっぽどのことがない限り
心配しているようなトラブルは起きないのではないかと思っています。処置をして8~12ヶ月待ってもらってからリエントリーを行ない、できた骨のトリミングをして浅いサルカス(歯肉溝)を作り、歯周病の再発がないようにして治療は終了となります。非常に長い時間を必要としますから、患者さまの協力が一番大切です。がんばりましょうねSさん。


千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター

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