新着情報2009年07月28日
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2009年07月28日:上顎優先のインプラント治療(重度の歯周病のケース)
こんにちは。先日「ワンデー・ぺリオ」ってこういう場合どうするんだろう?ということでご紹介しましたこちらの重度の歯周病のケースですが、少々進展がありましたので再度ご報告させていただきます。
さて初診時のレントゲン写真から見ていきましょうか。
主訴は左上2の仮の歯が取れたというものでした。それ以外にも問題があることは充分ご理解が得られましたので、その日はトラブルのみ解決して後日お時間を取ってカウンセリングをしました。その結果
①:治療中で歯がないということがないこと。
②:ぎりぎりであってもできれば自分の歯は残したい。
③:上は総義歯でも仕方ないかと思う。
というご希望でした。さて初診時の口腔内の状態がかなり深刻で噛める場所がないといった様子なので、どうにも保存は不可能な場所は抜歯をさせていただいて、上下プロビジョナル・レストレーション(仮の歯)を入れることになりました。
ちなみに初診時がこんな様子です。
正直、どうしようかなぁ、と頭をひねりました。上は骨のレベルが波を打っている状態なので、万が一保存したとしても予後が悪そうです。骨のある今のうちにインプラントを設置してってのもありだな、下の前歯部分にインプラントしたら相対的に下が強すぎて上顎の補綴が壊れたり骨の吸収を起こすな、・・・などなど。いろいろな治療プランを考えました。
抜歯した歯です。
2回目のカウンセリングの結果、上は総義歯の形でインプラントにアタッチメントを設けて固定する方法、下は「強すぎてはいけない」ので欠損部分は義歯で対応することにしました。それぞれ、義歯を使ってもらってどうしても受け入れられない場合は固定性の歯を作ることができるように、インプラントのポジションも考慮して設置します。まずは上下ともプロビジョナル・レストレーションが入ったところです。
と、こういう感じです。ここまで上下を分けて治療させていただいたので「ツーデー(二日)」かかっています。まだまだ、ワンデーぺリオには敵いません・・・。真に受けないでくださいね、ワンデーでは歯周病は治りませんから。
今後は歯肉の治癒具合を観察しながら、上のインプラントを設置していく予定です。
先は長いですが、マラソンのように諦めずに完走しましょうね!





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