新着情報2010年07月01日
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2010年07月01日:トランス・プランテーションという親知らずの利用法
こんにちは。さてトランス・プランテーションとはなんぞや?移植、ですね。我々の領域では「自家歯牙移植」と言いますね。しかし、カテゴリーがどこにも当てはまらなくて、虫歯によってダメになった歯を治療する・・・という目的に則って考えて「虫歯の治療」とさせていただきました。わかりにくかったらすみません。
ではまず処置前の状態から見ていきましょう。口腔内写真、どうぞ。
緑色の矢印が保存不可能な7です。青い矢印がこれから移植する8です。次に術前のレントゲン写真を見てみましょう。
7の根尖には病巣があって、虫歯も歯肉縁下まで進み予後が悪そうです。患者さまにお話しして7は抜歯、そして奥にある8を抜歯して移植しましょうと提案しました。インプラントもできますが奥に利用できる親知らずがあるのですから、インプラントをする前に使わない手はないですもんね。エコですねえ(笑)。
そして抜歯した歯ですが、黄色い?の中の部分が病巣ですね。嚢胞となっていますね(正確には病理検査をしなければ、確定できませんけど・・・)。
そして抜歯した7部分に移植する8を歯根膜という組織を傷付けないように、そ~っと抜歯します。歯根膜とは歯の根の部分に付着している軟組織で、子供の歯が抜けた時とか「何だろうコレ???」って思いませんでした?アレです。それにはたくさんの未分化間葉細胞が含まれており、歯牙移植を行ったさいの鍵になる組織ですね。ドナー歯の歯根膜を傷付けたり、不用意に触れたりしないようにして、今度はレシピエント・サイト(移植した歯を埋めるところ)の調整をします。親知らずのサイズに合わせて修正をします。そして固定したところです。
そして術後のレントゲン写真です。
所定の期間お待ちいただいて、その後根管治療を行います。ただし、成長途中にある「根未完成歯」であれば根管治療いらずの場合もあります。俺の親知らずっ、コレ、できるのかな???なんて思ったらおがわ歯科医院にご相談ください。





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