新着情報:カテゴリー「抜歯」
2010年06月19日:2重の埋伏歯
こんにちは。今日のケースは依然このブログでご紹介していますが、右上3がななかなか生えてこないということで某クリニックで処置を受けたり、大学病院でCTを撮ったがいろいろ事情があっておがわ歯科医院に来院された、3が埋まっているがさらに乳歯も埋まっているという、あのケースですね。では、CTの画像を見ていきましょう。黄色い矢印が永久歯の3です。緑の矢印が乳歯のDです。写真をクリックしてみてくださいね。
こういう場合まず「原因」を考えます。前医にて「この部分の抜歯をしたはず」とお母様はいっしゃるのですが、とするとそれが本当のD(前から4番目の乳歯)であって、ここに埋まっているのは過剰歯ということか?それがあるために3が萌出できず上顎のアーチが縮小して、さらに3が出て来られないという悪循環が起きているのか??
ということは、縮小している上顎アーチを拡大してゆとりのある骨格を用意してあげたら3が出やすくなる。そうすれば埋伏しているD(と思われる乳歯)を抜歯する際もスペースがあるので楽だし、何より3を萌出させる上でスペースがある方が有利になるはずですね。ではまず初診時の口腔内を見ましょう。
上顎も下顎も小臼歯(前から4.5番目の歯)付近が内側に傾斜しています。その分歯列が狭いことが想像できますね。そして拡大床(当院で幅が狭い場合に使用する、着脱可能な矯正装置)を作り骨格を左右に拡大します。
そして、抜歯したDと思われる乳歯ですが、通常の乳歯のような形をしていました。
トライアングルフラップとした傷を丁寧に縫合して、3周囲の歯肉にどいてもらい萌出の妨げをなくしました。
オペ後の腫れも痛みもなく苦痛は最小限に済みおがわ歯科医院スタッフ一同安心しています。抜糸が済んだら拡大床を再度装着してもらい、今度は拡大床に付けたフックと3をゴムで固定して牽引していきます。もうちょっとだね、K君がんばろう!
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年03月06日:あらら、共倒れ・・・
こんにちは。半分手前に傾斜した親知らずですが、昔かかっていた歯科医院では抜けないと言われたようで、そのままになっていたとのこと。しかし問題が・・・。写真をクリックしてください。
親知らず(青いドット)表面に虫歯がありますね。それとは別にレントゲンを撮ってみたら手前の歯(緑のドット)の裏側にも・・・。しかも大きい・・・。
手前の歯は抜髄と言って根管治療が必要になるでしょう。親知らずは手前の歯にぶつかっているので、2分割して、歯の頭の部分と根の部分に分けて出します。
頭の部分です。そして、根の部分・・・と根の先の部分。アクシデントで根の部分が折れてしまい、結果3分割になりました。
問題は手前の歯の根管治療をどうするのかですよね・・・。正しい根管治療を理解していただいても、深い位置まで虫歯が進行しているので色々やらなければいけないことが多く・・・。次回は傷の確認と、今後の治療方針を決めるためのお話です。
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2009年12月30日:セレック修復右上4
こんにちは。今日は以前CR(コンポジット・レジン)にて修復していた場所がかけてきてしまい、その部分に虫歯ができてしまった患者さまの虫歯治療&セレックのお話です。この部分て、微妙ですよね、あんまり目立たないけど見えるし。
ほら、1つ奥みたいに見えるんですよね。
それをセレックを使って修復しました。手前(側方)から見た時に目立たないように修復してみました。
このような感じです。人気ですねえ、セレックによるオールセラミック修復。
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2009年12月29日:親知らずの抜歯後の腫れ
こんにちは。今日は依頼をしてしまうことが多い親知らずの抜歯についてです。なぜ口腔外科に依頼をするかというと、下顎の骨内に下顎神経という神経が通っていて、モノによってレントゲンでは親知らずの根の先がその神経と近いように見えることがあります。そういう場合、他の理由などでCT画像が手元にあれば私が安全を確認して抜歯することもありますが、多くの場合CT画像はありません。
そうすると主治医の判断でCT画像を入手して、抜歯も同時に依頼できる、JFE川鉄病院のようばところに依頼してしまう方が、患者さまにもメリットが大きいのですね。どうしてもおがわ歯科医院で抜歯してくださいと言われ、CT画像を撮りに他の医院に行ってもらって(袖ヶ浦市)から、なんてこともありましたがそれは稀なお話ですから。
さてレントゲンでも下顎管まで充分な距離があって、安全に抜歯できるであろうと思われたので抜歯を行うことになりました。術前のレントゲン写真です。
横になっているので2分割して抜歯しないと出てきませんね。口の中にはほとんど見えていません。切開を加えて親知らずの周囲の骨を削除して、親知らずを抜歯いたしました。
術後はこんなに大きく穴が開いてしましますね。当然縫合して終了となります・・・が大変な親知らずの抜歯後に「写真撮りま~す」とは言いにくいので・・・。ということで術後の写真はないんです。
次の日の傷の確認の時の様子です。傷はきれいに治癒してきていますね。
頬を見ても左右で違いがないくらい「腫れ」がないですね。
滅菌された器具を用いて、手際良く行えば腫れないこともありますが、腫れることもあります。極力症状を軽減させたい方は秘密の裏技があります。ご相談ください。
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2009年10月29日:抜歯断念その2
こんにちは。数日前に書いた話の続きではないですが、たまたま抜歯を依頼せざるを得ないケースが続きましたので、今日もこんなタイトルです。
まずは画像から。
上の奥歯2本の動揺が大きく保存不可能であることを説明するためにCTの撮影をさせていただいて、偶然発見したのですがさらのその奥に親知らずが埋まっていました。いろいろアイディアは浮かんだのですが、678を抜歯することとなりJFE健康保険組合千葉病院口腔外科に依頼することとしました。親知らずのすぐ上の白い線、この薄い骨の向こうは上顎洞です。もしそこに親知らずを押しこんだら困ったことに(患者さまにとって)なりますので、依頼することとしました。ここには口腔外科専門医を育てる指導医の花澤先生という大ベテランがおりますので、僕はいつも安心して難しい外科処置に関してはお願いしております。患者さまの安全・安心を第一に「無理」はしません。
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2009年10月22日:抜歯断念・・・
こんにちは。左下の親知らずの抜歯が終わり、では右側もということになりまして、改めてレントゲンをよ~く見ますと「むむむっ・・」と思うことがありました。そして「患者さまの体に何かあってはいけない」のでCTを撮影させていただいて、確認したところこのようなことがわかりました。
1:青矢印
下顎骨の中にある下顎神経が親知らずの根の先に近接していることがわかります。これはレントゲンだけでだいたいわかります。
2:黄緑矢印
舌側の骨の壁がかなり薄いです。抜歯の際に力を加えたら割れてしまうかも・・・。下顎の内側(舌側)には大事な動脈などがあり、不幸にして起こってしまったインプラントでの事故もこの部分が原因であったのでは、といわれています。
いろいろなリスクをお話して、口腔外科専門医にご紹介して抜歯するということになりました。僕を信頼してくれて「ここで抜歯したいので、CT撮ってきます」と言っていただいたにも関わらずお力になれなくて残念です・・・。
しかし、「行けるかも!」とCTも撮らずに無理をして・・・なんてことがあってはなりません。慎重に検査した上で歯科治療は行われるべきです。患者さまの大事な体にもしもの事がないように、細心の注意を払っておがわ歯科医院スタッフは日常の診療を行っています。
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2009年06月17日:こうなると・・・
こんにちは。今日は抜歯のお話です。まずおがわ歯科医院にいらした時の状態から見ていきましょう。
よく見て下さいね。親知らずではないんですよ、その一つ手前の歯なのです。ということは、抜歯をしたあとになんらか歯を作らねばならないわけです。患者さまは21歳の大学生の男性ですから、今後社会人になって時間が取れなくなってしまうでしょうから、今の時期に完璧に治しておきたいものです。
歯肉の下で折れている状態だったため、歯肉を剥離させてもらって悪い部分は徹底的に掻爬しました。そして抜歯して縫合が終わったところです。
これであとは歯肉が治癒するのを待って・・・どうしようか?まだご本人の希望が決まってないのでこれからコンサルです。きっとインプラントのできない歯科医院では、最悪の延長ブリッジを勧められちゃうんだろうなあ。手前の大事な歯を2本も削って5~7年でダメになるというデータのあるブリッジを作る・・・ナンセンスな気がします。
インプラントなら万全?そんなことはありません。平均余命と照らし合わせてもこの方、あと60年近くもメインテナンスをしなければならないわけなので、インプラントを入れたから安心かというとこれまた大変な仕事(60年もたすなんて、という意味)なわけです。安易にインプラントを設置してはならず、最大限の効果が発揮できるような配慮が絶対に必要なんです。歯科に関する深い理解と知識を持って、総合的に判断できる歯科医院にかからないとおそろしい結果が起こりうるので注意が必要です。
不安を煽って(あおって)締めくくるわけにはいきません。ご不安なことなどありましたらおがわ歯科医院にご相談ください。
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2009年03月25日:親知らず③
こんにちは。今日の親知らず抜歯は右下です。半埋伏の状態で頭も見えていますからそんなに困難ではないと思います。ちなみに今日はちょっと・・・という写真がありますので苦手な方は注意です。
レントゲンで見るより意外と根がしっかりしていて、なかなか抜けないこともありますので遠回りはせず、最小限の切開をさせてもらって抜歯です。
周囲が骨に埋もれている様子はなく、抜歯を試みたらすぐに揺れてくれたので、骨を削除する必要はないですね。そのまま抜歯です。そして、傷を縫い合わせたところです。
傷を完全に封鎖することもできますが、それをするとMGJが高位に上がってしまい一つ手前の歯の清掃性が低下して、せっかく親知らずを抜歯したのに虫歯になるなんてことになったらいけません。歯肉は元にあった位置に位置づけます。痛みは出ないでしょう。お疲れ様でした。麻酔をしてから15分くらいでしたか。
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2009年02月21日:親知らず②
こんにちは。では前回に続いて親知らずの抜歯についてです。昨日のものよりも簡単でしたが、やはり痛みが出ないよいうにと配慮すると容易ではないですよね。ちなみに昨日の症例も今日の症例も滅菌ガウン、滅菌ドレープは当たり前に装着していますし、器具はすべてオートクレーブにて滅菌しておりますので、感染の可能性は限りなく0に近いです。
まずはレントゲンから。見にくくてすみません。ほぼまっすぐに生えているのですが、痛みを伴う炎症があったので患者さまと相談の上で抜歯することとなりました。
切開してみると歯がほとんど見えますので、容易なケースかと思われます。
ものの2分で抜歯終了。
一部の歯が見えていたため歯肉は完全には閉じません。
抜歯後腫れや痛みは皆無でした。良かった、良かった。
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2009年02月20日:親知らず
こんにちは。初めて載せるかもしれない「親知らず」の抜歯についてです。そもそも親知らずは是絶対抜歯しなければならないのか、ですがそうでないものもありますよ。まっすぐ生えていて上下でちゃんと噛み合っていればそのままでいいと思います。咬む力は一定であれば支える歯の本数が一本でも多い方が、一本あたりの支える力は小さく済むので歯の負担が減るからです。
抜歯した方が好ましいのは「半分くらい出ている」、「しかも炎症を繰り返している」、「見えないが最後の歯の後ろ側に深いポケットがある」など、感染が疑われる場合です。今日はそんな一例を紹介しますが、あなたの「苦手な写真」が出てきます。これはあくまで患者さまの歯科治療に対する理解を深めていただくものですが、苦手な方は飛ばして下さい。
まずはレントゲン写真からですが、完全に真横を向いている状態ですね。やはりこういう状態ですと手前の歯の遠心部分に深い(この場合は7ミリ)ポケットを作りますので、必要な歯の生殺与奪をこの親知らずが握っているのです。しゃくな話ですよね。
お口の中を見ても見えません。
でも、切開してみると歯が一部だけ(1/3くらい歯の頭が見えます)確認できますが、ほとんどが骨の中に埋まっていて非常に困難であります。
このままでは抜歯は不可能ですので、周囲の骨を切削して除去します。そうすると歯が見えてきました。
でも、このままでは出せませんから、頭の部分だけ分割します。
抜歯した歯の確認です。この時根の先端部分を取り残していないか確認します。
すると大きな穴があきますが、ここはコラーゲン製材を置いて縫合します。
傷を閉じたところです。もとの状態の歯肉の戻りました。
術後にお電話して確認したところ、麻酔が切れてから若干痛みがあったものの今(抜歯後6時間経過)は痛みはなく、腫れが少しあるかもとおっしゃってました。無事抜歯できてよかったですね。





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