新着情報:カテゴリー「矯正について」
2010年03月12日:7歳の反対咬合の治療
こんにちは。今日は7歳の男の子の前歯が反対咬合なので治療したケースのご紹介です。CTによる審査の結果永久歯に先天欠損があったため、今後のマネージメントに困難が予想されるケースですね。しかし、写真をクリックしてください。向かって右の下の前歯が歯肉退縮を起こしています。このままでは、咬合性外傷で歯が揺さぶられてとても危険です。
この時が本年の1/30です。そしてほぼ1カ月後の状態ですが、ホラ!
何を使ったのかは秘密ですが、これ、3/6の写真です。たった1ヶ月ですよ。ハマればこういう結果もあるわけです。つまりは「適した時期に適した装置を使う」ことと、「使用した装置の持つ可能性を100%発揮するための親御さんの協力」につきます。親御さんの中には「子供は痛かったりしたら触るでしょ?」とか「いじるのは当たり前でしょう」とおっしゃる方もいます・・・。しかし、それはこちらではコントロールできないことですから、非常に難しいわけですねえ・・・。
お子さんの将来を考えて最高の結果を導き出したい、そういう共通のゴールを思い描いて矯正治療をスタートしているので、ほとんどの皆さんは「私が感心してしまうくらい熱心」な方ばかりです。ホント、皆様ご協力ありがとうございます。装置が長く着いていると虫歯の可能性も高くなりますから、最短で装置を撤去しましょうね!
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年02月27日:親知らずの利用法・・・その後
こんにちは。カテゴリーは矯正かしら・・・。左上7が残念ながら抜歯となり、インプラントにするかどうかの話から「8が埋まって残っている」ということがレントゲンで確認できたため、それを移動して7の位置まで持ってこようという計画を立てました。治療前の口腔内写真から見ていきましょう。なんとなく歯のようなものがわずかに見えますでしょ?
エルマンの電気メスで邪魔をしている歯肉を整形します。そして6の両サイドに矯正用インプラントを設置します。3分で終わります。
歯の頭の部分に矯正用のゴムをかけるフックを装着し、矯正用インプラントとゴムで固定・牽引します。
そして現在の様子ですが、親知らずという8番目の歯を移動することで7番部分の欠損をインプラントを使わずに補うことができました。
ただ、生えている場所としてはまだ不充分であり、今後自然挺出(噛み合う歯がないと歯が抜けていき、噛み合う相手があるところで移動すること)を待っていきます。なるべく余計なことはしない、なるべくインプラントはしない、こういう治療もおがわ歯科医院は得意です。
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2010年02月26日:ジャンプ、ジャ~ンプ!
こんにちは。以前ご紹介したケースですが進展があったので、初診時から振り返って再度見ていきましょう。まずは初診時の状態ですが、歯列がとっても狭くて一見すると「抜歯ケース」だと思われると思います。
ただしそれは成人矯正であればの話で、筒井塾の考えでは拡大床を選択して抜歯せずに歯を並べるスペースを作ります。まず非抜歯、非外科が第一選択となります。そのコンセプトに則って拡大します・・・が、この時点では私がクアドヘリックスという固定式の拡大装置を好んで使用しておりましたので、若干今の僕のスタイルとは違う装置が入っていますが、コンセプトは一緒です。
この装置では歯が主体で拡大を行うので、骨枠の外側に歯が移動してしまう傾向がありました。しかし、筒井式の拡大装置はしっかり骨面に作用するよう床の形態からかなり細かいです。セミナーの際、多くの先生方の型取り・模型がダメだしされていました(当然、僕もはじかれました・・・)が、それくらい作った模型が結果を左右するということですね。細かくは言えませんが、工夫をした装置を今は使わせていただいています。そして、ワイヤーを使っての矯正を開始して、ジャンピング・プレートを装着しました。ここまで矯正治療を開始してから9か月です。これを長いと考えますか?短いと考えますか?
この時が一番大変だったはず。がんばったね、Sちゃん。この装置を使ってもらうこと2ヶ月半、でようやく前歯の反対咬合の部分は改善したね、抜歯せずに!
でもね、まだ上がきれいなUの字型になっただけで、下もこれからだから先は長いよね。でも、。大事な大事な永久歯を抜歯しないで矯正治療が可能だったら、一定である噛む力(将来食いしばりなどの力で大きくなることはあるケド・・・)に対して歯を少なくしたら1本当たりの支えなければならない力は大きくなってしまい、歯が傷んでしまいますが、それを回避できます。
抜歯ケースの矯正を受けた患者さまで、周囲の歯にクラックが入っているケースを良く見ます。おそらく、抜歯矯正をしていない人よりも頻繁に・・・。マイクロスコープで確認しますが、けっこう見たことある人はスゴイですよね・・・。見た患者さまなどもショックを受けてしまう方もいます。これがおがわ歯科医院が非抜歯を第一選択する理由です。治療期間には代えがたいと思いますが、どちらを選ばれますか?
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2010年02月22日:成長期の開咬
こんにちは。今日ご紹介するケースは開咬と言って前歯が噛めず、おそばなどが噛みきれない噛み合わせの治療についてです。成人でこうなっているケースは骨の成長を利用できないということがあるため、僕にとっては非常に難しいため矯正専門医を紹介させていただいております。それはなぜか?ちゃんと理由があります。筒井塾で筒井照子先生にくどい(失礼・・・そんな風には思っておりませんが、けっして)くらいに言われた「矯正治療でやってはならない5大禁忌」というものが存在するのですが、これらです。
成人の開咬を治療する場合この中の「バーティカル・ディメンジョンの低下(今より深く噛みこませること)」にあたる行為を行わなければならず、場合によっては「顎関節に負担をかける」ことになったり、「下顎を後方に押し込む」ことになる可能性を秘めており、非常に困難な治療となります。そういった理由から僕が治療を行うことは難しく、矯正専門医の先生にご紹介しています。しかし、彼ら(矯正治療の専門家)は専門医ですから逃げられませんよね・・・。困難で難しいのは同じだとは思いますが、ちょうど僕がインプラントと咬合の困難なケースから逃げられない(逃げませんけどね。逃げるとは、ちょっと語弊がある表現かもしれませんね・・・)のと似ているように思います。
しかし、成長期は話が別です。成長の要素を利用したり、態癖と呼ばれる「生活習慣の中にある悪い癖」を改善すれば自然とフェアウェイに戻ってきます。まず治療前の状態から見ていきましょう。
上の歯列が狭く前歯が噛んでいませんね。まずは上の歯列の拡大を行います。大臼歯(奥歯ね)はそれほどでもないが、小臼歯(前から4、5番目の歯)辺りが特に狭いのでファン(扇形)タイプの拡大装置を装着して拡大を行います。
そして、拡大を行いながら「舌の悪習癖」つまり上下の前歯の間に舌を挟む癖、を行えないようにする装置を装着します。いつも矯正装置の製作でお世話になっている「ボウザーアーツ」の関さん、毎回適合の良い技工物をありがとう!安心してセットできるし、最初タイトで納まらなくても「安心して」調整できます。そうするとドンピシャだしね。
そして、最初の写真から9カ月経過した現在の状態です。向かって右側の2番目の歯が噛みこんできていますね。
いやあ、癖って怖い・・・。当院で矯正治療を受けている患者さまは「態癖」についてのDVDをお見せしますが、しっかり見ていた患者さまは「ですよね~」とおっしゃっているのでは???理解の深い患者さまとのお付き合いはとっても楽しいし、評価をしていただけるのでうれしく思います。
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2010年02月20日:埋伏歯×2
こんにちは。今日はレアなケースです。まだ治療を当院で開始したばかりですが、以前通われていた病院ではかなり高額な治療費の提示を受けていたようで、僕の見積もりをご覧になって「え?これだけ・・・?」とおっしゃっていたことを思い出します。まず今現在の状態から見ていきましょう。
当院ではポピュラーな通常使う拡大床が入っています。「ん?普通じゃん」と思いますよね。ではCTの画像を見ていきましょう。
青い矢印が永久歯の犬歯(3番目の歯)です。緑の矢印は乳歯のD(4番目の乳歯)です。2本の歯が埋伏しているのです。しかも前医(もしくはその前の歯科医師)に「埋まっている乳歯は抜いた)と説明を受けたそうです。ホント・・・?だとすると3本も同じ部位に埋伏歯があったということですよね・・・。それって超、レアじゃないですか?
まずは、生えてくることができるだけのスペースを作ってあげます。そのための拡大床ですね。そして今は奥の4番目の永久歯の頭がじゃまをしそうな位置にありますが、余裕を作ってからまず乳歯を抜歯します。そうすると自然に3が降りて・・・来てくれたら言うことなし、簡単簡単。きっとこの位置に長く存在しているので、萌出力が弱くなっていて出てこない可能性があります。その時に備えて「拡大床にフックを着けて」あるのです。出てきてくれない場合は牽引します。
患者さまが、しかもこれから無限の可能性を持つお子さんが困っている。なのに、他の誰もできないだろうから・・・と思ったのかどうかは知りませんが、高いチャージであるということに疑問を持ちます。健康な環境からわずかに逸脱した、ゴルフ(しないんだけど、俺・・・)に例えるとちょっとしたラフに入ったボールを、フェアウェイに戻すだけじゃん・・・。
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2010年01月27日:きついクラウド
こんにちは。上の方は一足先にきれいに並んでいるのですが、下がなかなか時間がかかっちゃいましたねえ。下顎は骨も硬いですし、聞けば左側からの頬杖もあるようだし、思うようには動いてくれませんでした。これらは去年の2月の写真です。
重なりもあるし、歯列も狭窄といって狭まってますよね。これをワイヤーの力で拡大して並べました。下の前歯だけディスキングといって歯と歯の間を少しだけ削っています。そして11カ月後の今年の1月、やっとこさ並んできました。
あと数カ月だと思いますので、もうひと頑張りですね、H君!
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2010年01月25日:出てきたよ
こんにちは。出ておいでと言われても、それなりの準備が整っていなければ出られませんからねえ。12月22日のブログのケースですがここまで進んだよという報告ですね。上の左右の2番目の歯が下の前歯の裏側に入っていて、さらにスペースも充分ではなかった状態からの移動です。では上の歯のレべリング(きれいに並べること)を開始した時の状態から見ていきましょう。
両側の2番目の歯が下の歯より内側にありますよね?このままじゃなかなか出てきませんから、12月22日に報告した方法で準備を整えてあげると・・・
2カ月でこうなります。もう下の歯をジャンプして正常な被蓋に治っていますね。ここまでくれば2カ月できれいなUの字方に並びます。しか~し、下はまだこれからですし、上下の調和を取るのでまだ年単位で時間はかかりますよ。がんばって続けようねSちゃん。
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2010年01月17日:3歳からの反対咬合治療
こんにちは。以前もいくつかムーシールドのお話は書いていますが、今日ご紹介するケースは3歳~の乳歯列の(当たり前ですが・・・乳歯列に使うものですから)治療です。では術前から見ていきましょう。
このような噛み合わせでしたが、2歳くらいから予防のためフッ素を塗布しにいらしているお子様です・・・が、前歯部分にすでにカリエス(虫歯)があったんです。進行止めを塗って様子を見ていますが、進行はこれまでありません。
ムーシールド開始時に3歳になっていますが、虫歯があるため「歯と歯の間に隙間がある)状態です。ということはこのまま反対咬合が残り、上の前歯が下の前歯に抑え込まれたら、虫歯がない子に比べてもっと上のアーチは小さくなりやすいわけです。そう考えて装着はつらいのはわかっているのですが、ムーシールドの適応ではないかなと考えました。
ちょっと変わってきていますね。ただし、今は噛みにくい時期だと思います。動いているために上下の噛み合わせが一時的にかみ合わない状態になっているからです。完全に上の前歯が下の前歯を乗り越えてくれたら、落ち着くからM君、がんばろうね!
反対咬合を見つけたらなんでもかんでも「ムーシールド」ってわけじゃないですが、有効な装置だと思いますよ。ご心配なお母様、お父様、一度ご相談ください。お子さんの状態によっては「放置」、つまり処置の必要がなく経過観察で永久歯に生え換わる時に自然に改善することも多いですから。
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2009年12月22日:出ておいで
こんにちは。今日は前歯の一部が奥に引っ込んでいるケース、お知り合いにも1人はいませんか、こういう歯並びの方、のお話です。
おいおい、いきなりレべリングは乱暴だろう!という声が聞こえてきそうですが、これでも半年かけて拡大をして「この状況」なんですね。クアドヘリックスという拡大装置を用いましたが、それについては2009年1月24日のブログで紹介しておりますので参考にされてください。
そう、このままだと噛んでしまって上の左右2番目の歯に装着したブラケット(歯に付いている矯正装置のこと)が噛んだ拍子に飛んでいきそうでしょう?
こんな状態だもんね。でもジャンピングプレートという装置を作ると、ほら。
奥が咬合して前が空き(すき)ます。これはメチャクチャ大変なのは重々承知ですが、食事中も着けてください・・・。左右の2番目の歯が前方に出てくるまでの2カ月間くらいの限定品ですから。一応食事でも使えるように奥歯の部分にはスピルウェイ(食物の逃げ道。これがないと多大な咬合力を受けることになる。だよね、仁君?)を付与します。
これを用いて2番目の位置を変えた途端、咬合は別のモノとなります。ちゃんと噛み合わせと矯正歯科を理解した先生にかからないと・・・怖いですね。さっ、準備はできたから早く前に出ておいで。
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2009年12月21日:矯正治療中の根管治療
こんにちは。昨日に引き続き「矯正治療中の~の治療」ということで、今日は根管治療についてです。歯列が狭窄(せまいって書けよ、って?すみません、言いたいんです(笑))しているために、まず前から数えて6番目の歯、いわゆる6歳臼歯にバンドという金属のベルトを巻いて、内側から外側へ歯列を拡大している時に問題が発生しました。
急に歯肉が腫れたということで緊急来院されました。舌側に取り付けたリンガルワイヤー(もう使うことはないけど、バイヘリックスという装置を当時は使っていました)を外して、レントゲンで確認したらこのように根の先に根尖病巣(ドットで囲まれている部分です)ができていたんです。そして、当院のスタンダードな根管治療を行い5カ月が経過します。
なかなか難治性で時間がかかっております。しかし、これも「根の先に病巣ができたから、他の病院に・・・」行く必要がないんです。私がマイクロスコープを用いた根管治療までできますから。しかし、原因がなんだったのか気になりませんか?虫歯はないのにどうしてって?
実は咬合力によって歯質が割れていたんですね、よく観察すると。それもマイクロスコープがあれば一発解決!なわけです。矯正専門医には矯正の結果ではとうてい勝てませんが、おがわ歯科医院の良いところはこういった総合力にあるので、ぜひ患者さまに知ってほしいためこういう形でご紹介いたしました。





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