新着情報:カテゴリー「インプラントについて」
2010年03月09日:お疲れ様です、Nさん
こんにちは。前歯が疼くという事を主訴に来院された患者さまのケースですがファイナル・レストレーションをセットさせていただいたので、その報告です。前歯4本の治療が終わったけれども歯肉に痛みを感じるとのことで、おがわ歯科医院を受診されました。初診時の状態です。
仕上げの歯をセットしたばかりなのに・・・歯の周囲の歯肉が赤みを帯びているし、歯の長さや歯肉の位置が不正ですね。CTも撮って確認しましたが保存して良好な予後の可能性が低く、抜歯してインプラントを選択されました(もちろん、選択肢としては保存が最優先ですよ!)
根の先に病巣が「それなり」の大きさで存在したため、抜歯をしてから傷の治癒を待ちました。そして歯肉が治ってからインプラントの埋入オペを行います。そして二次オペを待っている間に撮った写真です。
これは複数のインプラントを上部構造でつなぐため、それぞれのインプラントの位置関係の記録にズレがないか確認を行っています。
そして、自然なスマイルがよみがえりました。お疲れ様でしたNさま。次は左下6部分のインプラントの埋入を行っていきましょう!
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年03月07日:抜歯即時インプラントのその後
こんにちは。根管治療の途中で治療に行かなくなってしまった患者さまの抜歯即時インプラントを行った治療例です。「おそらく抜歯だろう、義歯は嫌だしインプラントかなあ。だったらおがわ歯科医院で」と当サイトをご覧になっていらっしゃったと聞きました。大変光栄に思います。
では術前の状態から見ていきましょう。今日は外科の写真は出ませんよ。
ひとつ歯の色が変わってしまっているでしょ?これが問題の歯ですね。レントゲンで確認すると・・・。
周囲と比べてみましょう、骨のレベルの上まで虫歯が侵襲していますね。これでは抜歯すら困難ですねえ。一工夫して・・・インプラントを設置します。そしてしばらく待ってから結合組織の移植を行って、歯肉が治癒した時の様子です。インプラントの外側にきちんと厚みのある組織が確保されていますね。これが重要!インプラントの長期安定が得られる絶対条件です。
インプラント固定のプロビジョナル・レストレーション(いわゆる仮歯)です。この状態で歯肉の成熟を待ちながら、歯の形態で患者さまが気になる部分があれば修正をしていく、いわば叩き台、ですね。仕上げてから「ココが気になる・・・」と言われても直せませんから、今のうちにわがまま言ってくださいね。Tさま、もうすぐ仕上げですね!
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年02月28日:シンプルなインプラント処置
こんにちは。終わってみれば簡単なインプラントオペなのですが(麻酔をしてから縫合終了まで30分)それは結果そうであって、術前のCTによる審査では「場所を選ぶなあ」と思ったものです。まず術前の口腔内の状態から見ていきましょう。
こう見ると問題なさそうに見えます。しかしCTを見てみると・・・。向かって右下部分が該当部分ですが、幅がやや狭いですね。実測値は手前部分が6.8ミリ、奥側が9ミリ
でした。
これではフラップレスは怖いですから、しっかりフラップを形成して舌側の骨面をしっかり見ながらインプラント埋入のオペを行いました。埋入後です。
縫合後です。緊密に縫合して術後の裂開を起こさないように配慮します。
縫合した縫い目ですが、どちらか一方に寄せておく配慮もします。でないと舌に触れて違和感が大きいですからね。翌々日に傷の確認にいらっしゃいましたが、残根の抜歯より痛くなかったとのこと・・・。そうなんですかあ。まあ、痛くないのは良かったですが、手放しで喜べないなあ。
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年02月06日:左上4ピエゾでソケットリフトしてリッジエキスパンダーでインプラント(長・・・)
こんにちは。いつもよりタイトルが長くなってしまいました。1月23日にブログで報告したケースですが、左上4部分の欠損をインプラントを使用して修復することを選択されたので、オペを行いました。ブリッジ除去前のCT画像ですが、一番骨幅があるところの断面です。青いドットが上顎洞底を指していて、緑のドットが歯槽骨の部分を指しますので3DXではこの厚い部分で3.78ミリでした。
横から上顎洞に穴を開けて行うサイナスリフトの適応と考える先生もいらっしゃるかと思います。サイナスリフトもソケットリフトもどちらも良い方法なのですが、今回は上顎洞内に炎症所見がなく、タバコなどのリスクがない、多数歯のインプラント処置ではない、などからソケットリフトをピエゾを使用して行ないました。また、初期固定を充分なものとするため、骨の削除を最小限にするリッジエキスパンダーを用いて骨を削らずにインプラントの設置を行う工夫もしています。
プロビジョナル・レストレーションを除去したところです。35間の距離は7ミリですから、歯とインプラントは1.5ミリ離さなければと言われていますが4ミリのインプラントを誤差なく埋入して、ちょうど1.5ミリづつ隙間ができるわけです。シビアな仕事でピリピリですねえ。患者さまはリラ~ックス、でいいんですよぉ。
上顎洞底まで3.78ミリですから(3DXによる)慎重に、しかし安全にピエゾを用いてオペを行います。軟組織を「傷付けにくい」・・・傷つけないわけじゃないんですよ、術者次第です。
ネジのような構造をしている「リッジ・エキスパンダー」というツールを用いて骨を「コンデンス(圧縮)」しながら、インプラントを設置する部分の骨を拡げていきます。つまり「骨を削らない」んですね。
骨補填材を用いてシュナイダー膜という上顎洞内の粘膜を挙上してインプラントの設置をします。
スーチャーはプラークの停滞が起こらず、ウィック・エフェクトも起きにくい5-0モノクリルを用いて縫合します。糸の結び目は歯肉の切開上には来ないように配慮します。
レントゲンですが、インプラントが既存骨内に半分、骨の造成をした部分に半分存在するので、一般のオペよりも長めに待っていただいてから次のステップですね。半年くらい待っていただきますが、長期良い予後をお約束するためとご理解ください。
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年02月05日:女性の前歯部分のGBR併用インプラント②
こんにちは。昨日の続きですが、あのような幅のないところにインプラントを設置するといくら正しい方向に埋入してもこのようになります。マイクロスレッド部分すべてとスレッド2つ分が骨から露出しています。
露出部分に骨補填材を置き、その上にチタンメッシュをトリミングして置き、チタンのピンで固定します。この意味はインプラント周囲に充分な厚みを持った骨ができるまでの間キチンと作業の場を確保すること(スキャホールド)にあります。
そして、チタンメッシュの上に結合組織または生体に馴染みの良い吸収性メンブレンを置きます。今回は後者を設置しました。これは文献的に有意差のあるデータはないようです。JIADSではこのようにされている先生が多いようなので、諸先輩方に習ってそうさせてもらっています。どなたか専門医の方でご享受くださる方がいらっしゃればありがたいです。
スーチャーした様子ですが、少々口蓋側に置いた補填材が多かったかもしれません。欲張ってしまいましたが、結果を左右することはありませんのでご心配ありません。
術後のレントゲン写真ですが、小さいピンが2つ見えますね。これによってチタンメッシュを固定しています。これまでの物よりJEILのピンは使いやすくっていいですね。
基本的に6カ月ほどお待ちいただいてから二次オペとなります。焦って良い結果は出ませんので、ここは待ちましょうねNさん。大変お疲れ様でした。
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年02月04日:女性の前歯部分のGBR併用インプラント①
こんにちは。岡山から転居されて千葉にいらした患者さまで、JIADSの会員だった前医(岡山県総社市はやし歯科クリニックさま、ご紹介ありがとうございます)からの紹介でおがわ歯科医院にいらっしゃいました。歯周病による骨吸収があったようで歯肉のボリュームもなく、審美的に仕上げるのは難症例ですね。
このような状態でお越しになりました。
CTを撮影して確認すると、青いドットのように骨が吸収しており実際にインプラントの支えとして使える部分は少ないです。
高さもなければ幅もない・・・。ということで、GBRが必要不可欠であることがわかります。歯肉を剥離してみると高さは一応あるように見えますね。
しかし幅はやはりCTの画像通りないですねえ。
さて、この状況からインプラントの唇側に2ミリの骨を確保して、充分に抵抗力をもった歯周組織(インプラント周囲組織、か)をマネージメントしていくのか?
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年01月29日:抜歯即時はCTGが必須
こんにちは。なんのこっちゃ?と思ってますよね、皆様。じゃ、おさらい。インプラントの設置の仕方で「抜歯即時インプラント埋入」という方法がありますが、これは抜歯と同時にインプラントを設置する方法です。メリットは抜歯した時に歯があった場所にインプラントを置くので、余計な骨の削除をしないので傷みが少ない(ない、と言ってもいいかな)、腫れない、です。デメリットは頬側の骨がどこまであるのか、ないのか、裂開しているのか・・・など、条件によってはとんでもないことになる、と言ったことでしょうか。つまり適応症と正しく診断して行うべきです。
インプラントを抜歯即時で埋入したところですが、注意が必要なのはただ抜歯すればいいというわけではありません。ちゃんとしかるべき準備の上に抜歯を丁寧にしないといい結果が出ません。やりゃあいいってもんじゃないですから。ね?
その上でオベイトポンティックというものをしっかり作ります。
そうするとこういうきれいな歯肉ができます。ここまできたらこれに合わせて補綴すればいいんですから簡単ですよね。
しかし、ここでもアルファタイト・インプラントは抜歯即時にも関わらず骨が充分に上にできていますねえ。最高。
歯肉を形態着けるジンジバル・フォーマーに交換します。と同時に口蓋側(インプラントの内側)から結合組織を採取します。それを頬側に移植します。
こうやって。
歯肉も骨も頬側から減ってしまうと言われていますから、なるべく厚みを持たせて抵抗力を持たせてあげます。
ここまでやればいい結果は見えています。つまり最初にどうするか考えた時点で結果は出ているということですね。もうちょっとですからね、Tさん。
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年01月28日:APFしてのインプラント二次オペ
こんにちは。上顎は保存できる歯がなく総義歯となってしまうケースで、インプラントを固定源とした義歯(オーバーデンチャー)を製作途中、インプラントの二次オペを行いました。インプラント周囲には充分な角化歯肉がなく術後の歯ブラシがうまくできない心配があったため、周囲の環境を整えるため歯肉弁を移動してインプラント周囲に角化歯肉を作り、口腔前庭を広くしました。
まずは、右上5付近にインプラントを設置した時の様子ですが、歯周病が進行してからの抜歯だったためどうしても状態が良くありません。そのためGBR(骨造成)を伴う処置となりました。GBRを行い減張切開を加えているため、口腔前庭が狭くなります。
そして、二次オペ時の様子ですがインプラント周囲に充分な骨が再生されている事が確認できます。
そしてこちらはアルファタイト・インプラントですがどこでしょう?とてもよく骨を誘導するようで、見えないこともしばしば。ぺリオテストによるインテグレーションの確認を行い、従来上顎で使用していたカルシテック・インプラントと同等、もしくは良好な数値を得ました。
歯肉の治癒を待ってインプラント支持の義歯の製作に移ります。その時点で今までがんばってくれていたプロビジョナル・レストレーションを支えてくれていた残存歯はさようならです。奥は分岐部に問題があり、前歯も固定がないと揺れますからねえ。
治療も折り返しですね、Iさん。
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年01月26日:超簡単な二次オペ
こんにちは。条件が整っていれば手術の侵襲は小さい方がいいに決まっています。一応インプラント周囲にはある程度の角化歯肉がある方が好ましいので、不足する場合はそのリスクなどをお話して、ご理解いただければ遊離歯肉移植術などを行うこともあります。今回はインプラント周囲に問題がなく、インプラントの直上にある歯肉を除去して小さなネジの交換を行いました。3分で終了ですね。
この状態ですから、傷みは皆無ですね。出血もないしプロビジョナルのための型取りも合わせて行いました。次回からインプラントで噛んでいただきます。下顎用に採用したインプラントですがすでにぺリオテストで-7.-6・・・と非常に安定した数値を出しています。その名はアルファタイト。埋入深度にもよりますが、深めだとヒーリングキャップ上まで骨が再生していますので、うれしいのですが場所探しに時間がかかります。
千葉県千葉市緑区のインプラントはおがわ歯科医院 ちばみなみ歯周病 インプラントセンター
2010年01月20日:インプラントのメインテナンス
こんにちは。1年半後のインプラントのメインテナンスの患者さまの状態を報告します。とても清掃状態の良い方なので、こちらは来ていただいた時付いている着色をクリーニングして、変化がないか確認の写真を撮らせていただくだけですね。さて、どれでしょう?
正解は下の奥から2番目ね。同業者はわかるでしょうけど、一般の方はどうでしょう?





RSS
