新着情報:カテゴリー「インプラントについて」

2008年11月20日:長かったですね~、ホント。

こんにちは。いっつも骨がないインプラント治療をしている(望んではないのですが、重症の患者様がなぜか多いのです・・・。いいんですよ、僕ががんばればいいんですから)のですが、今回もえらい大変な治療でした(患者さまが一番大変なのは、充分心得ている心算であります。

 これまでにGBRの話やプロビジョナルの段階で何度かブログでご紹介させていただいたケースですが、ようやっとファイナルが入りましたので報告させていただきます!!

 では初診時のレントゲンから見ていきましょう。
 
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 手前の5の遠心の骨も「ヤバい」かもしれませんよね。抜歯させてもらったら、こんな状態・・・。


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 そしてGBRという骨の造成をするオペをさせてもらった状態です。

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 骨補填材を置いてメンブレンを置きました。今の自分なら発言、可能ですか?今ならもっとメンブレンの角度に気を使って5の遠心の骨レベルも上げることを考慮したと思います。そして、充分な治癒期間を待ってもらい骨が十分できたところです。


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 そして埋入したところです。

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 プロビジョナルが入ったところです。

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 3ヶ月くらい一通りのものを召しあがったもらい、不自然な感じがないか確認してもらいました。問題がなければ仕上げへ。

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 こんなじょうたいで仕上がりました。ながかったですが、もうなんでも食べてください!!!食べ物ならね。お疲れ様でしたTさん。


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2008年11月19日:左上骨がないケース(いつもだな・・・)

こんにちは。タイトルにもありますが、充分骨があってインプラントを埋入できることって年に数回しかありません。だいたいがなんらかの問題を持っていることがほとんどです。

 では抜歯以前の状態から見ていきましょう。

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 一見、なんで抜いちゃったの~っ!って言われそうですが、頬側と口蓋側に11ミリのポケットがありました。レントゲンです。


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 周囲の骨はまったくありません。抜歯後の状態です。

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 写真では歯肉の下に骨がありそうですがまったくありません。レントゲンです。


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 抜歯時には上顎洞の粘膜であるシュナイダー膜がなく上顎洞との交通が認められましたので、長めに投薬して経過を見ましたが傷は無事に治癒しました。
 そして充分な治癒期間をおいてから、インプラントの埋入を行ないました。術前にはもしかしたら45部分に2本埋入して、周囲の骨が不足する部分があれば同時にGBR(骨の造成)を行なって、ソケットリフトして・・・とシュミレーションしていました。しかし4部分は問題なく歯肉の剥離から5分後には埋入終了でしたが、5部分は頬側から口蓋側が見えてしまうくらいのダメージで、一応目黒の山口先生に借りている「サージボーン」でソケットリフトしてシュナイダー膜の治癒を確認して、挙上を試みたのですがインプラントの初期固定がまったくえられないこと、上顎洞にインプラントが迷入(埋入と一文字違うだけで我々の緊張は一気に上昇します!)してしまったらとんでもないことになるので、今回は勇気を持って撤退して、GBR手術のみに切り替えました。

 その術後のレントゲンです。

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 骨のなかった5部分にGBRをしているため、骨様組織がありますね。これで治癒を待って、4の部分の2次オペの際に5の埋入をと考えています。なるべく患者さまの負担の少ないようにと配慮しています。Oさん、お疲れ様でした。


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2008年11月10日:骨がなくてもインプラント可能

こんにちは。歯をがんばって残すステージを超えて、歯を早期に抜歯して歯の周囲組織を保存しなければという場面に我々はよく遭遇します。ですが患者さまにとっては歯の保存がまず目に浮かぶため、なかなか理解していただくことは難しいです。このような場合でタイミングが遅いとこうなるよ、というケースに遭遇したので報告しようと思います。

 歯根破折で頬側に炎症が拡がっていて抜歯に至った右下6のケースです。術前の写真から見ていきましょう。

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 まあ、骨は細いけどなんとかなるかな、と思えなくもない状態です。しかし、抜歯に至った経緯を考えると容易ではないことが予測できました。案の定こんなカンジ。

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 骨が頬側にまったくないんです。ここに骨がないことには予知性がないので、GBRにてインプラント頬側に2ミリの骨を確保することにしました。


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 インプラント窩形成で得られた自家骨と骨補填材を半分半分で混ぜて使用しました。その後吸収性メンブレン(Ossix Plus)にて覆い縫合しました。


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 抜糸時の状態です。

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 このようにきれいに治っていますね。侵襲の大きなオペでしたが不快症状は少なかったですね。あとは所定期間待っていただいてから進めましょう。Mさん仕上がりが楽しみですね。


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2008年11月09日:ピエゾ・サージェリーにて

こんにちは。今日はピエゾ・サージェリー(商品名:サージボーン オーナー:兄貴)を用いて行なったソケットリフトとGBRを併用した左上6のケースです。術前の口腔内を見ると「ああ、これならフラップレスで侵襲小さく・・・」と考えちゃうかもしれませんが、このままそんなことはしちゃダメです。今回はCTを撮影していませんので、術前に麻酔し終えた段階でボーンサウンディングにて骨の状態を探りました。あるはずのモノがない・・・?今日は久々に痛々しい写真ありです。ダメな人は見ちゃダメ(笑)。

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 ちなみにこれが術前の状態ですね。


 そう、ないんですよ。なのでGBRが必要なのはわかりましたが、ソケットリフトもしないとならないくらい骨の厚みもないのです。これは大変です。オペ時の状態ですが骨がないですよね。

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 徹底的に掻爬といって悪い部分が残らないようにします。そしてピエゾを用いてソケットリフトです。ちなみにピエゾの写真は別の患者さまのオペ時のものです。

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 そして、垂直的に不足する部分に骨補填材を置いて、メンブレンを置いて閉じます。


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 術後のレントゲンです。

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 インプラントの上と下に顆粒状のものが見えると思います。この部分に骨を増やしています。そして傷の確認時の状態です。

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 これだけの侵襲があったのですが、患者さまは痛みについてはさほどでもなかったとおっしゃっていました。これにはコツが・・・。言えません、企業秘密ですから。よかったですね、Nさま。歯が入るのが楽しみですね。


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2008年11月08日:インプラント治療中のプロビジョナルは・・・

こんにちは。今日はインプラント治療中のプロビジョナル・レストレーションの一例をご紹介します。インプラント治療の最大のメリットの1つに「隣の歯を削らないですむ」というものがありますが、ではこういう場合はどうしますかねえ?

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 こんな感じで2本埋入しました。しかし、両隣の歯は削ったらもったいない状態ですよね。これにプロビジョナル・レストレーション(仮の歯)を入れるには削らないと入りませんかね???

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 余談ですが破いてしまった歯肉も丁寧にスーチャーすることで傷も目立たないですね。これは2次オペ前ですがこれまでもちゃんとプロビジョナル・レストレーションが入っていたんですよ。じらすなって?すみません。

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 こんな風にね。歯肉の位置が変わってきているのでもちろん調整なんかはしなければなりませんが、それでもたった1~2か月の仮の歯のために一生使える健全な歯を削っちゃいますか?もったいないですよ、それは。万全とは言い難いですがこの程度のものならば作って差し上げます。作ってくれている「D-SPEC」の安部さん、いつもありがとうございます。頼りにしてま~す。


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2008年11月05日:抜歯即時ソケットリフトインプラント

こんにちは。今日のケースはインプラントで右上の奥歯を抜歯と同時にインプラントの埋入を行ない、しかも垂直的に骨の量が不足しているためソケットリフトという上顎洞内に骨を作る処置も合わせて行っています。
 ここで先日ご紹介した「サージボーン」という機械を使ってオペを行ないました。これは骨は削れるけれども軟組織は損傷しにくいというスグレモノ!ソケットリフトについても何回かブログ上でお伝えしてきているのですが、簡単におさらいしましょう。
 
 上顎のインプラントで問題になってくることがある「上顎洞」という骨の中の空洞があります。これは副鼻腔の一部で蓄膿症になると膿がたまる場所ですね。その空洞の口腔寄りにシュナイダー膜と呼ばれる骨膜がありますが、これを骨面より剥離して骨の造成を行なうし処置を一般に「サイナスリフト」と言います。
 サイナスリフトの中で大きく歯肉を剥離して行なう「ラテラルアプローチ」は、見えるなかで処置を行なうので器具の操作はしやすいですが患者さまへの侵襲が大きいです。
 一方、抜歯窩・インプラント窩などからアプローチする「ソケットリフト」という方法が今回行なったオペなのですが、患者さまへの侵襲はラテラルアプローチに比べてとても小さく、オペ時間も短いです。さらに抜歯即時インプラント埋入という侵襲の少ないオペとの組み合わせなのでメリットも非常に大きいと思います!

 さて、術前の写真から見ていきましょう。

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 矢印の歯は1年前位に切除療法(歯周ポケットをなくす歯周外科処置)を行なって、様子を見てきたのですが動揺が止まらず患者さま自身も気にされていたのですが、今回保存は不向きであるとお伝えし(患者さまの事情で日本にいられる時間が短いという理由から)抜歯してインプラントをすることになりました。
 上記の事情から補綴までの時間も最短で進めなくてはならないので抜歯即時インプラント埋入でのオペとなりました。

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 臼歯部の抜歯即時インプラントの設置ポジションで多いのが、口蓋根方向にドリルが流れて意図しているより内側になってしまうケースです。インプラントの安定には影響ないでしょうが補綴物が入った後が気になります。正しい方向で噛み合わせた力が働かずインプラントを倒すような外力になっていないか。これもインプラントを長持ちさせるには必要な配慮ではないかと思います。やや近心寄り、やや舌側(口蓋側)寄りを意識しています。

 切開をしていないのでオペ時間も短縮でき患者さまの負担も少ないです。おつかれさまでした、Iさま。明日傷の確認をさせてください。


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2008年11月02日:フラップレス・インプラント

こんにちは。インプラントの話ですが、インプラントって歯肉の下にある骨にフィクスチャーという歯根の役割をすう部分を埋めるオペをします。当然痛いし腫れるとお考えでしょ?けっこうケースは限られますがこんな方法もあるんですよ。

 まずはオペ前の状態です。水色の○のところを狙って埋入します。
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 その部分の歯肉に小さな傷を着けますが、これだけ。ここからオペをします。また別の機会にご紹介しますがソケットリフトを合わせて行ないました。

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 埋入が終わりましたが、ここまでオペが始まってから15分くらいでしょうか?

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 実は痛みは「歯肉を切って剥離」することがほとんどの場合原因となります。骨を削ってフィクスチャーを埋入するのはそんなに痛みの原因とはならないようです。というのは骨の中より歯肉の中の方が神経や血管が豊富で、それを傷付けてオペ(通法では)をしなければならないからです。
 その歯肉の損傷を最小限にすることで痛みを最小限にし、オペを安全に終えることができれば非常に楽ですよね?ただし欠点は内視鏡の手術もそうですが熟練していないと難しく、骨の形が見えないのでアクシデント的な事故の可能性が高くなります。術前にCTを撮るか、ボーンサウンディングと言って麻酔した上で骨の形態を触って確認する、などしなければならないと思います。

 歯肉の傷付けることもないので治癒も早いです。腫れません。手術は怖いな~という方、全員にできるわけではありませんがご相談ください。


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2008年10月31日:歯根端切除術+インプラント埋入

こんにちは。先日友人に教えてもらったのですが、読売新聞に先端技術として「歯根端切除術」が紹介されていたとのこと。この処置を行ないつつ隣接部分にインプラントの埋入を同時に行なったケースを紹介します。

 まず術前の状態です。
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 削ってある歯はすでに当院にいらした時には神経が取ってある状態でした。その再根管治療を行なったのですが、向って左側の歯が根管治療でまったく変化がなく(水酸化カルシウムにて数か月治療したのですが変化しませんでした)、予後不良と考えられ歯根端切除を計画したのです。隣在歯のインプラントは私も患者さまも非常に悩んだ結果なのですが、この問題の歯は位置異常もあってブリッジの土台として使うには矯正にて正しい位置に治すことが絶対条件でした。そうしないと作ることが不可能だったのですが、矯正治療は受け入れられないとのことで、インプラント治療になったのです。

 審美的な位置のオペなので術後歯肉にダメージを残したくありませんので、前歯付近からなるべく離れたところに縦切開を1か所だけ入れました。そして歯肉を優しく扱って傷付けないようにします。
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 すべて病巣を取り除き、感染が残る根の先端のみ削除した状態です。マイクロミラーにて写るオレンジ色の部分がウルトラフィルという根管充填剤です。緊密に充填出来ているのが(私がしたんですが)確認できますね。

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 そしてインプラントを適正なポジションに埋入しています。

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 次の日の傷の確認です。腫れがほとんどないのがわかりますでしょうか?痛みもなく痛み止めは服用しなかったとのことです。あとはインプラントが機能させられるまで待って下さいね。


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2008年10月28日:CT撮ってなかったら

こんにちは。先日からトレーニングジムを移りました。昨日はそのトレーニングの日だったのですが、効く・・・すごく効く~。せっかく時間作っていくならば効率よくなければ困りますから、とってもいいことなんですけどね。効いたわ・・・。

 さて、今日は左上のブリッジ部分の歯が割れて腫れたとの事でいらした患者さまのケースです。抜歯を済ませて歯肉の治癒を待っているところです。

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 普段過ごされているときに使ってもらっているプロビジョナル・レストレーションを装着した状態です。

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 経過を見ていると抜歯部位の歯肉の変化が著しく、これは抜歯部位のダメージが大きいであろうと思われたのでCTの撮影を行ってみました(外部施設依頼)。正確に骨の状況を把握しないとオペができないからです。そうしたらこのように骨がダメージを受けており骨がありません。

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 歯肉の見た目だけで「骨薄いんだろうなー」と言ってオペをしていたらどうなっていたことか。ただしい診断をもとにオペをしないとなりませんので、必要と判断される場合はどうかご理解いただいて、CT撮影にご協力下さい。みなさまの安全のためです。


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2008年10月27日:上顎前歯部の歯牙破折

こんにちは。土日は毎度の新潟だったのですが夜ごはんを食べに行く時カメラをホテルの部屋に忘れて、気づいたのですが木曜日のスクワットが思いのほか効いていて、取りに戻って歩きたくないので写真がありません。残念・・・。

 さて、今日は色々な問題で上顎の前歯部分のブリッジの土台の歯が割れてしまい、保存が不可能になっているケースです。

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 黄色い→が抜歯となった割れている歯です。青い→は以前「歯根端切除術」の既応があることを示しています。使えるところまで使った結果、こうなったのでしょう。もう残せません。周囲のダメージが大きくて骨も歯肉も不足があり色々工夫しました。そしてプロビジョナル・レストレーション(仮の歯)が入って、色の確認をしているところです。

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 そして連結をする場合の必須事項、金属フレームの試適ですね。問題なければこのまま仕上げます。
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 最終補綴物が入る直前の歯肉の状態です。
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 そしてファイナル・レストレーション(最終補綴物)が入った状態です。
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 長い治療期間がんばっていただいてHさん、お疲れ様でした。あとはメインテナンスですね。


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2008年10月24日:左下奥歯のインプラント

こんにちは。今日は左下の一番奥の歯がないケースのインプラント治療の一例で、オペが一回で済む方法の話です。まず口腔内の状態から見ていきましょう。

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 この部分にインプラントの設置を考えましたが、諸事情により2回のオペは避けたいとのことで1回法を選択しました。術後の状態です。

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 見えているこの緑色のキャップに沿った形で周囲歯肉が治癒します。しばらくインプラントが安定するまで待っていただき、ぺリオ・テストというインプラントの安定度を計測する機械で確認して、負荷をかけても大丈夫な数値(今回はマイナス2~マイナス6)であることを確認して、上部構造を製作していきます。

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 ご覧のようにまだネジ止め式のプロビジョナルレストレーションですが、周囲の歯肉とのマッチもしており良好ですね。この状態で経過を見て、使い勝手を伺い問題がなければこれをコピーする形でファイナルを仕上げていきましょうね。もうすぐですよKさん。

ちなみに明日、10月25日は学会のため休診とさせていただきます。


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2008年10月23日:左下の欠損

こんにちは。今日は左下の奥から2番目の歯が欠損したままになっていた患者さまのインプラント治療の一例です。インプラント埋入前の状態です。

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 あまり変化がないですが埋入後の状態です。やや頬側の歯肉が攣られた感じになっています。

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 横からの写真だと歯肉の攣った感じがわかりますか?このままインプランのの仕上げの歯を作ったら非常に清掃性の悪いものとなります。
 歯肉の調整が終わったところです。

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 反対側のインプラント治療の都合上まだプロビジョナル・レストレーションの段階ですがここまで改善しました。

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 これで歯は入ったのですが、ずっとこのままの状態が続いていたため、違和感があるかもしれません。舌を咬んじゃうかもしれません。が、しかし人の体は柔軟性があるから大丈夫、慣れますよ。もしどうしても慣れられなかったら、プロビジョナルだから形を変えながら煮詰めていけばいいんです。それで違和感なく受け入れられる形態になったらそれをコピーしてファイナルにすれば抵抗なく使っていただけるはずです。プロビジョナルはあくまで叩き台ですから。


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2008年10月19日:インプラントの経過観察

こんばんは。今日は先日お見えになった、左右の6番目の歯(奥から2番目。親知らずがある方は3番目)の欠損に対してインプラント治療をされた方の、メインテナンスの状況をお伝えします。

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 今回はちょっと左下のインプラント周囲からわずかに出血が見られたので、クリーニングさせてもらいしばらくフォローします。また問題なくなれば間隔を延ばしての経過観察にしたいと思います。Sさんしばらくお付き合いくださいね。

 では、インプラントの治療後のメインテナンスって何をするのかのお話です。以前にもお伝えしていることなので熱心なブログ読者の方はご存知かもしれません。
 患者さま御自身が清掃できていないところを認識してもらい、そこをうまく清掃できるようになってもらうお手伝いをし、噛み合わせに変化があれば周囲との調和を図る調整をする、くらいです。簡単でしょ?期間も1か月~6か月と開きはありますが、だいたいの方は3ヶ月間隔が多いです。


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2008年10月18日:インプラントのリカバリー

こんにちは。今日はインプラントのトラブルのリカバリーを行なったのでご報告します。メインテナンスにいらっしゃれず(いろいろ事情があって、とのことでした)インプラントが結合部分から折れてしまって来院された患者さまのケースです。

 1年半前の来院後ぷつりとメインテナンスに来られなくなり、最近になてインプラント部分が取れたとのことで来院されました。その時のレントゲン写真です。

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 フィクスチャー上部の爪のような部分(タインと言います)が折れています。初めての経験で少し慌てましたがこのままリカバリーすることができないものかと担当のY氏に電話を入れたところ、タインが折れてしまっている以上撤去しかないこと、除去に必要なトレフィンバーの紹介、それを告げられただけでした。こっちは困って電話しているのに「他人事」のような対応ですよ。後日メールにてユーザーなめてんの?的な内容を送ったらやっと来ましたね。不愉快すぎて担当の変更をお願いして今この会社の様子を見ているところです。ココの製品を新規でお考えの先生がいらしたら、良く御検討下さい。あとでメーカーを変更するのは難しいですから。でも、新しい担当のOさんはこまめに足を運んでくれていい方ですし、これまでの治療成績も良いし、担当次第ということでしょうか。

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いらした時はこの写真のように上部構造(いわゆる歯の部分)が折れて、しばらく放置して周囲の歯肉が覆い被さっている状態でした。我々としては3~6ヶ月に一度のメインテナンスをお勧めしています。噛み合わせの調整はそんなに頻繁に行うものではないのですが、それを怠ると過度な力がかかり上部構造が破損、もしくはこのように脱離することもあります。


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 撤去が終わり新しくインプラントを埋入したところです。患者さまはわりと高齢で、体力を考慮してオペの回数を少なくするために一回法とさせてもらいました。そして一定期間お待ちいただいてアバットメントを装着したところです。

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 その上にファイナル・レストレーションを装着したところです。

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 今回の撤去にあたり相談に乗っていただいた目黒のKEN DENTAL OFFICEの山口先生、ありがとうございました。おかげさまでファイナルまで入りました。この場を借りて感謝します。


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2008年10月17日:ソケットリフトのケース

こんにちは。昨日はいつも行ってるスポーツジムではなく本格的な施設のあるジムの見学に・・・のつもりが体験トレーニングまでしてきました。トレーナーが付いて指導してくれて正しい形でできること、どこを動かしているのか正しく意識できること、栄養の摂取の仕方から教えてもらえるので、とても勉強になりました。これからお世話になろうかと思っています。

さて今日はインプラントのオプション手術の一つであるソケットリフトを応用したケースの経過観察です。まずインプラント埋入後のレントゲン写真です。

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 インプラントの先端部分に骨補填材の顆粒状のものが見えると思います。これが時間とともに骨に置換します。次が仕上げの歯が入った直後の状態です。

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 そして1年後のレントゲンと口腔内写真です。

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 このような状態で安定しています。上顎洞内にできている骨様組織も安定しており、寸法の変化もわずかのようです。この方法を用いれば従来不可能であった部位にもインプラントを行なうことが可能です。


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2008年10月16日:多数歯のインプラント

こんにちは。水曜日はJIADSでしたが名古屋でご開業の佐分利先生のお話でした。歯周病と矯正の話で非常におもしろかったです。矯正専門医の歯周病に対する理解、歯周病専門医としての矯正の理解、それぞれがインターディシプリナリーアプローチをする場合、などについてでした。近所にこんな先生が来たらどうしよう・・・と思うくらいの内容でした。「やっぱ、この世界深いねー」と終了後仲間とお茶しながら話していました。よかった、名古屋の先生で。

 では本日のテーマの多数歯欠損症例のインプラントのケース、ファイナル・レストレーションが入ったのでそのお話です。初診時のレントゲンを見ていきましょう。

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 かなり骨の吸収が全体的に進んでいて抜歯が必要な歯が多数あるように見えます。続けて口腔内の写真を見ていきましょう。

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 まだ残っている箇所も危ういのがわかりますよね?ほとんど抜歯となりました。そして仕上げの歯が入ったところです。


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 この患者さまですが、詳しい事は言えませんがほとんど日本にいらっしゃらないんですね。いわゆるパーマネント・トラベラーと呼ばれレベルの方でしょう。先日も海外でインプラント部分のプロビジョナル・レストレーションが破折してあちらの歯科医院で応急処置をしてもらったらしいです。富裕層の患者さまにはそれ相応の大変な苦労があること、理解しております。急な対応も必要でしょう。お任せください、力になりますよ。


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2008年10月14日:シングルのインプラント埋入

こんにちは。今日の報告は右上5番のシングルのインプラント埋入です。若干の出血を伴う写真はありますが、強烈なのはありませんよ~。安心して見てください。

 さて、術前の歯肉の状態から見ていきましょう。一見、骨の幅も充分あるように見えますが実際は辺縁以下は狭窄していました。フラップ開けて正解。CTがあれば間違いない判断はできますが、この場合被爆量を考慮に入れると、ナシ、でした。

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 インプラントを埋入したところです。隣の歯の位置から考えて線からはみ出さずに埋入できていますね。

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 インプラントの位置が内側寄り過ぎてもなく、外側過ぎてもなく良いポジションに位置付けられています。初期固定も充分でした。
翌日に傷の確認にいらしていただきましたが、まったく痛みがなかったともことでした。術後の痛みについては手術時間の短さが大事になります。手技に精通することはもちろん、スタッフの手際も大事ですね。2ヶ月後に製作に入りますのでUさん、もうちょっとの辛抱です。がんばりましょうね。


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2008年10月11日:インプラントの保証制度

こんにちは。今日は当院のインプラント保証制度についてお話しして、メインテナンスの症例をご紹介します。

 いくら「僕が保証しますから」って言ってもですよ、僕が引っ越したり(固定資産があるので容易にはできません。しませんけど。)、不慮の事故で亡くなってしまったら、保証はどうすんだよ、てことになりますよね。でも、当院のインプラント保証システムは保証会社のIGSが保証をしています(いつもお世話になっています)ので、万が一の事があっても加盟クリニックであればどこでも保証を受けられるので、ご安心ください(僕は皆様のために長生きをしなくてはならないので、タバコも吸いませんしきちんと適度な運動もしております。大事な皆様に対する責任かと思っております。長いお付き合いをしていくために。)。
 他のクリニックでは、そのクリニック独自のインプラント治療に対する保証システムもあるかと思います。しかしおがわ歯科医院では患者さまが守らなければならないこと、我々がしなければならないことをはっきりした上で、それを守っていただける方のみ保証の対象とし「それは保証の対象外です」といったうやむやな部分をなくすため採用しています。簡単なんですよ、メインテナンスをしっかりと受ける、これだけです。

 では、今日お見えになった患者さまの状態ですが、右上の一番奥の歯が欠損していました。そこにインプラントを設置して機能の回復をしたケースです。

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水色の矢印のところですが金の歯が入ってますが「おがわ歯科医院に行ったらインプラントは金歯よ!」とか思わないでくださいね。二枚目の写真を見てもらうと歯肉が非常に退縮をしていて、過度の力が加わる歯ぎしり、食いしばり、などのパラファンクションが強く疑われます。もしここにセラミックの歯を入れていたら術後3年半経過しますが、なんらかのトラブルがあったかもしれません。適材適所ということです。いつもOさんのメインテナンスをしてくれる衛生士のあゆみちゃん、ありがとう、ってOさんも院長も感謝していますよ~。


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2008年10月09日:インプラントの歯間乳頭

こんにちは。今日は予定を変更させていただいてインプラントのお話です。まずは処置前の状態からです。

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 左上の前から5番目の歯が抜歯となり歯肉の治癒が確認できた状態です。そして定位置にインプラントを位置付けます。

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 前後の歯の位置を考えてその位置からはみ出さないようにインプラントを位置付けます。これがうまくいってないときれいな仕上がりにはなりません。一般的にはサージカルステントなどを用いて正しいポジションにインプラントを埋入します。

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 横から見た様子です。

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 なるべく患者さまの負担が無意味に増えてしまわないように配慮して、このように出血はないように2次オペを行なっています。この時同時にプロビジョナル・レストレーションの型取りも行っていますので、次回からはインプラント上に建てたプロビジョナル(仮歯)にてお食事ができます。埋入から2か月経ちますがもうすぐですからね、Kさん。


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2008年10月06日:インプラントのメインテナンス10/6

こんにちは。今日もインプラントのメインテナンスにいらっしゃった方の経過報告をします。しかし、あれだけ術前に一番大事なのはメインテナンスだとお話させていただいているのに、来ない人は来ませんね~。知りませんよ~。もしこれを見ていたら今からでもいいですから、メインテナンスさぼっちゃっている自覚のある人、来てくださ~い。

 では、さっそく現在の状態から見て行きましょう。

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 いつもいい状態でいらしてくださり、ありがとうございます。これ以外の修復が傷んでおります。一度手を入れたものはいずれ再修復が必要です。ぜひ手遅れにならないようにしてください。
 だから当院では積極的な治療はお勧めしておりません。なるべく着手するタイミングを無理なく遅らせることができれば、再治療のタイミングもおのずと遅れ、抜歯までの経過を遅らせて一生ご自身の歯で過ごせる時間が長くなると考えるからです。まさに「ウェル・エイジング」ですね。この言葉を知っている方は・・・、すごいですね。


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