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2010年9月28日

こんにちは。私が治療の精度を上げるためにマイクロスコープを導入してから7年目を迎えます。その間に私の治療のテクニックも多少は上達したかもし れませんが、機械の進歩は確実にそれを上回っているものなのか?それを知りたくて今回モリタさんのご厚意でデモ機をお貸しいただけましたので、時間の許す 限りLeikaのM320を使い倒したいと思います。

 みなさん、手元に1000円札ありますか?野口英世のヤツですよ。まず3.2倍で見ましょう。


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 ちょっとアップ。

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 そして20倍。目の中ってこんな柄なのね。

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 そして、上の方はというと・・・

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 同様に20倍です。

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 このように「NIPPONGINKO」と書いてあるんですね。我々マイクロスコープを使っている歯科医師の治療中の視野ってこんな感じということが伝わ ればいいな。これなら「見落とし」なんてないでしょ?これで見落とす人(歯科医師)はそもそも歯科医療をやっちゃイケない人なんだから、責めてはいけませ ん(笑)。そこには行かないことです。

 これがあれば、虫歯の治療で「齲蝕検知液」を使って虫歯の取り残しも確認だってできるし、根管治療の気付いてない根管の入り口の発見や前医の詰め たモノの除去の確認だってできるし、補綴物・・・セラミックのかぶせ物とかの事ですがその適合具合の確認もできるし、肉眼では見えない歯のヒビの確認がで きるから「無駄」な努力をしないで済むわけです。ここでいう無駄な努力とは「治らない歯」を原因がわからず、いじりまわして治るかもしれないと時間をかけ て結局治らないということを言います。

 患者さまのメリットは計り知れないし、僕らのメリットもとても大きなものなのです。ですが、マイクロスコープは100万円台後半から1000万円 の物までありますが、なかなか設置している医院は少ないでしょう。私は導入から7年の経験があり、日本顕微鏡歯科学会会員として研修に参加し、 10/16~10/17、11/6~11/7は大阪SJCD主催のマイクロスコープセミナーを受講してきます。日々努力を続けていると言われますが、好き だから、楽しいから突き詰めたくなるだけなんです。


 いきなりの告知ですが10/16と11/6の土曜日は休診とさせていただきますが、どうかご理解ください。

2010年9月27日

こんにちは。今日は麻酔薬のお話ですが、一般的に処置に痛みを伴う場合に麻酔をしますね。虫歯の治療、抜歯、歯肉縁下の歯石除去(SRPと言いま す)、オペ全般・・・などですね。患者さまの全身疾患、たとえば発作性の心房細動などがある場合で内科の主治医の先生と相談の結果「エピネフリン含有のり ドカインは避けて・・・」などということになることがしばしばあります。そんな時にこれを使います。

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 エピネフリンという血管収縮剤が含まれていないため、作用時間が短いので長時間に及ぶインプラント手術とかには不向きですが、その難点と言われている部 分を逆手に取ると「処置時間の短い内容」であればこれを使うことで術後のしびれを短時間でなくすこともできるわけです。適材適所ってヤツですね。体質的に 麻酔が効きにくい方などでは難しいこともありますが、まずはご相談ください。

2010年8月19日

こんにちは。ちょっと細かい作業(もちろん、歯周外科処置などです。プラモデル作りではありません。)をする際に眼科用のメスを使う事があります。大きさはこのくらいです。100円玉との比較です。


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 小さいでしょう?傷を最小限にしたい場合に使いますが、出来ればマイクロスコープ使用下で使いたいですね。その辺の技術の習得のため10月から大 阪に研修に行ってきます。話がそれましたがこれまでよくパーシャル・シックネス(部分層弁といってただでさえ薄い歯肉を、2枚に下ろすことを言います)を 形成する時に使っていたメス刃(15c)との比較ですね。


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 刃も小さくある意味使いやすのですが、ちょっと歯や骨に強く当たると刃が挫滅してしまい切れ味が悪くなります。ここでも言えるのは「道具ではない」ということですね。道具に使われず、使いこなしてナンボということ。使いこなせるように日々努力です!

2010年6月23日

こんにちは。サイナスリフトのオペの途中でピエゾのチップがあり得ない場所で折れてしまいました。その場でのリカバリーは、この場合不可能ですよね、兄貴・・・。


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 当日オペの見学に来ていたM先生に「外せる?」なんて無茶振りをしましたが、やはり外せませんでした!ホント、こういうの困るよ・・・。白鵬の担当の小川さんがその日に来てはくれましたから、販売元の対応は悪くないですけど。修理と代品の件よろしくで~す。

2010年4月12日

こんにちは。4/17~4/18で北海道まで日本顕微鏡歯科学会参加のため行ってきます。顕微鏡、ケンビキョー???と思われる方もいらっしゃると 思いますが、マイクロスコープと言えばおわかりになる方もいますでしょ?導入して何年になるだろう?機械としては最新の物ではありません。むしろ古いほう です。こんなのね。

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 僕にマイクロスコープというものの存在を教えてくれた、目黒で開業する吉田先生が昔使っていた機種と同じです。今や吉田先生はカールツァイスのプロエル ゴですから、素晴らしい機器をお持ちの上、それを充分に使いこなしていらっしゃいます。目黒~中目黒周辺でマイクロエンドを受けられる歯科医院をお探しの 方、吉田歯科診療室がお勧めです。


 話がそれましたが、僕のマイクロスコープはとても古いですし、今の最新の機器には及ばない部分が多いでしょうけれど、要はいかに使いこなすかだと思います(強がり???(笑))。そのために自分の知識、技術の向上のため北海道まで行ってきます。

2009年12月16日

こんにちは。先日のブログで紹介した「骨幅がなくても、インプラントの埋入が可能となるツールがある」とお話しましたが、それをご紹介しますね。こ の手のツールって実はたくさんの種類があってこれだけではないのですが、僕がこれを選んだ理由は「鎚打が必要ない」からなんです。鎚打(ついだ)とは金槌 (かなづち)でコンコン叩くような、そんなイメージです。


 これは親知らずを抜歯する時に周囲の骨をノミと木槌を使ってコンコン叩いて削って抜いていたので、鎚打とは従来からある手法なんです。しかし、ソケット リフトといって「インプラント窩からシュナイダー膜を押し上げる」方法では、同様にオステオトームという器具を鎚打して使うのですがこれに問題が多少ある んですねえ。


 鎚打されることによって「脳震盪」を起こしめまいが残る、という報告や文献もあります。そういった背景から同じ目的(骨を拡げる)を持った他のツールもあるのですが、選択しませんでした(メチャ高いし・・・)。いいという話もたくさん聞きますが・・・。


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 これがそうです。ギュギュッと奥に骨を圧縮していく構造で、ソケットリフトにも対応できるものです。いろいろテクニックもツールも進化しますので、常に アンテナは張っていないと浦島太郎になっちゃいますね・・・。そうならないためにクリニックを休診にして学会やセミナー、講習会に参加することをお許しく ださい。

 業務連絡:リアカー押しのFさん、おかげで夜の寝つきが悪いですよ(笑)。要修行です。

2009年9月10日

こんにちは。では新しいメカ三部作の完結編、その3ですが以前も「借り物」で本ブログに登場しています「サージボーン」です。おさらいになりますが このサージボーン(ピエゾサージェリーという呼び名の方が浸透していますかね)は「骨」は切ることができますが、歯肉や血管、神経などは切ることができま せん。つまりデリケートな部分での事故を起こさない(もちろん術者の注意深さあってのことですよ)とても優秀な機械なのです。

 これもまた「手頃な値段」からはほど遠く、今回やっと手に入れました。これで明日からみなさんに安全なインプラントオペが行えます。

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 これが本体。一番多い用途は上顎洞が近くて「サイナスリフト」や「ソケットリフト」を行う場合でしょうか。それぞれ血管や粘膜の損傷に注意を要す る場所ですから力を発揮しますね!また、下顎では「下顎神経」が近いケースなどもあるかと思いますが、こういった場合も安全にオペを行うことができます ね。こんな感じで使用しますがこれは下顎の骨の幅が薄かったのですが、過去、実はGBRが2回ともうまくいかなかった(充分な量の骨の確保ができなかっ た、という意味です。どうしても行う必要がありました)患者さまなのです。
 ご自身の骨の「外側」に骨を作るより、ご自身の骨を2枚に分割(今回はある程度の骨ができていたので)してその隙間にインプラントを埋入するリッジエクスパンションを選択しました。オペの写真になりますので、苦手な方は見ないようにしましょう。


 いいですか?


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 このように使用しました。新しいメカシリーズはここまでです。しばらくは設備投資できないかなあ。今後はこれまでも使っていた「実はスグレモノ」な医療機器をご紹介していきますね。

2009年8月21日

こんにちは。さて第一弾の新しいメカである「ellmanの電気メス」ですが、見学にいらした先生には目の前のヤオコーでお肉を買ってきてもらって 「試し切り」してもらいます。みな、一様に「おー!!!」だの、「すげー!!!」といった歓声をあげられます。ご興味のある先生方はどうぞ見に来て下さ い。

 さて、今日はその第二弾ですが「セレック」です。物を作る時に削り出す方法がありますよね。たとえば、アルミブロックを削り出して車のタイヤのホ イールを作るとか、シルバーの塊を削り出してジュエリーにしたクロムハ―ツだったりね。それと同じことを歯科に応用した機械がセレックなんです。
 要領はですね、患者さまの歯を削ったらその状態をセレックのカメラでスキャンします。CAD/CAMですね。それを我々がコンピューターで処理して、待つこと10分(大きさや複雑さで多少前後しますよ)、仕上げの歯ができてくるわけです!!!

 やはり機械はちゃんと説明を聞かないと使えませんからね。レクチャーの様子から。

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 ちなみにOSはVISTAでした。フリーズしたりしたら、セキュリティで・・・なんてこと起きませんか・・・?このエンデバー(今ブログを書いて いるPC)も少々そういった問題があったりしますからね。後輩のO君に「小川さ~ん、だから言ったじゃないですか~」って言われそうだけど、何がいけない か知りたかったんだよねえ、天の邪鬼だからさ、俺。


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 こっちが「ミリングマシーン」と言って実際にセラミックブロックを削り出しする機械です。どアップです。

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 どうしても、熱の発生の問題などから注水(水をかけながら)して作業を行うので見にくいですね。いずれ内覧会をやろうかと思っていますが、それまでに「ガラコ」しておきますね(笑)。

 そして、最後にセレックのユーザーである戸田先生に事前情報を頂きつつ、水川先生は今後おがわ歯科医院にセレックで作る技工物を出す上で話を聞いておきたい、ということでまた集まりました、この3人。

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 さて、新しいメカその3も予定していますが、なんでしょう?お楽しみに!

2009年7月31日

こんいちは。今日のテーマは医療機器。初めてのカテゴリーですが最近僕の手元にやってきた機械についてです。それはellmanのデントサージといいます。見た目は地味ですが性能は素晴らしいです。

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 周辺のアイテムも豊富ですし、何と言っても切れがとても良いです。ということは組織を傷めずに切開が可能なので、患者さまの術後の痛みなどが軽減し傷の治りも非常にいいわけです。顕微鏡で見た通常のメスとellman製の電気メスとの違いはこうです。

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 矢印のところを見てもらうと、左の絵よりも右の絵の方がスパっと切れている様子がわかりますか?わかりにくいですかね・・・?つまりは患者さまの メリットになるということです。僕にはエビデンスに乏しいと感じるレーザーよりもはるかに使える機械だと感じてようやく手にしました。うれしい。さっそく インプラントの二次オペで使いましたが、出血はほぼ皆無です。

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 こんなふうに。出血しているじゃん、と思われるでしょうけど、これは麻酔の針が刺さった場所です。ellmanの電気メスで触れた場所は無血です。ま、これは当たり前のことなんですが。今後は傷の治りの違う様子をブログでまたお伝えしたいと思います。

医療機器
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おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

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院長 小川宗一

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