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2011年4月26日

これはいわゆる歯周病になった部位の失われてしまった周囲にあるべき歯肉や骨、そういったものを再生する処置・手術の事を言います。


歯周病によって抜歯が近づいてしまった歯を全力で救うこと、これは僕のポリシーである『絶対にあきらめない』治療にも通じています。全力で1本の歯を救う事を知らない歯科医師(先生)が、1本のインプラントを長持ちさせることができるのか?


答えは否!!!


歯を残す事ができて初めてインプラントをもたせることができると僕は考えます。では歯周病に対する再生療法の話です。今日は外科的な写真がありますよ。ご注意ください。


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オペの途中ですが骨が歯の周囲からなくなっていますね。そして・・・


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骨隆起と呼ばれる部位から自家骨を採取して(つまり骨補填材という異物が不要ということ)、メンブレンを『無理せず』設置します。あとは丁寧に縫合するだけ。


このあと1年弱お待ちいただいてこの歯を保存することが可能となります。あきらめずに歯を残す事をお考えであれば、一度是非ご相談ください。

2011年3月29日

先日のブログの続きです。


抜歯後にインプラントをすることがわかっていれば、戦略的に傷の治癒を早くするように仕向けます。


よ~く感染を除去して、骨になるDFDBAを置いて、コラーゲンを置いて、封鎖。


こうやってね。


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ソケットプリザベーションといいます。こうすることで治癒を促進してインプラント治療の期間を短縮します。

2011年3月26日

痛くなく進みます、歯周病・・・。

歯石が付いて歯の周りの細菌数が増えますね。そしてその細菌が歯肉や歯槽骨(歯の周囲の骨)を溶かして、はを支えられなくなって揺れが出る。揺れが出たら結構末期・・・。そして・・・


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こんなふうに歯石が付いてます。こちらの患者さまはインプラントをご希望なので抜歯に続けて『ソケットプリザベーション』という骨が早く治癒する処置も併せて行いました。その報告はまた後日!!

2010年12月 1日

こんにちは。今日のお話はインプラントの二次オペと同時に隣接歯の歯頸部近くに頬小帯が付着しており、隣接歯の歯周病のリスクの軽減(歯肉の退縮の予防)のために小帯切除も併せて行ったケースです。


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 緑色の矢印の所に『スジ』が見えますでしょ?これがこのままだと歯肉の退縮や感染が起きやすいと思われますので、奥のオペをするのであれば同時に問題解決すべきかと思います。埋入が終わり所定の期間待っていただき二次オペを行いました。


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 以前受講した小出馨先生の咬合~義歯のコースで習った小帯切除の方法で行っています。兄貴、新しい方法があったら教えてください。頬の粘膜からスジに よって引っ張られることがなくなりました。充分な歯周病に対する予防となると思います。Fさん、次回抜糸と型取りでまずはプロビジョナルを作りましょう ね。お疲れさまでした。



2010年11月21日

こんにちは。右上4近心に垂直的な骨欠損ができており、患者さまは再生療法を希望されました。まずは術前のCT画像から。以前もこのブログで紹介しているケースです。

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 7ミリの歯周ポケットがありました。向こう側がスルーして見えてしまう状態です。

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 そして術後8カ月でのレントゲン写真です。白いモノは歯の動揺を抑えるための固定です。

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 骨組織が再生しているように「見えますね」。ここまでで「おお!」」というのは早いですね。あるように見える、レントゲンではそんな錯覚が起こります。患者さまにそのリスク(レントゲンでの評価は参考にしかならないということ)をお話して、JIADS
の基準に則ってしっかりリエントリーのオペを行いました。すると・・・


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 骨組織が再生しているように見えた場所が、きちんと再生しているのがわかります。この後骨のトリミングをして歯周病が再発しないように、歯周ポケットがなくなるように縫合しました。その後のレントゲンです。


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 ?白い固定用のワイヤーがなくなっただけ?に見えませんか?レントゲンとはそういうことです。S県の大学のボート部の後輩O先生のクリニックの方面から 通っておられるので、なるべく回数が少なく済むよう工夫いたしますね。翌日も傷の確認のためにお越しいただき感謝です。問題なかったですね。

2010年10月25日

こんにちは。神経を取ってある歯は痛みを感じないため痛くないまんま虫歯が進行していて、被せ物を除去してみたらこんな風になっていることがけっこうあります。さて、その時の判断は???


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 ①このまま無理矢理治す ②抜歯してインプラント ③抜歯してブリッジ ④抜歯して入れ歯 こんな感じでしょうか、選択肢は。

 ①を選択するとどうなるか、根の中だけが支えとなり(フェルールが確保できない)非常に被せ物が取れやすい。
 ②は?この方法もありですね。その場合は左右非対称のポジションに2本埋入でしょうか。
 ③あり得ませんね、当院の第一選択としては・・・。
 ④入れ歯では噛めないかな。
という感じです。


 もちろん治療計画として下の前歯部分の歯の重なりの改善をしないと、①~④のどれで治しても長期予後は期待できないとお話ししました。しかし、それは考 えていないということで・・・。で、私の答えはですね、こうして保存です。左上犬歯の被せ物も一旦除去すべきですと話しましたが、これも拒否されました、 念のため・・・。

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 クラウンレングスニングというオペを行って、歯肉より上に見える健全な歯を確保しました。しかし、歯の色が気になりますね・・・。根管治療をマイクロス コープを用いて行いましたが、かなり厳しい状態で「保存することはできるかもしれないけど、長期的な予後は保障できない」とお話して、それでけっこうです ということで保存いたしました。まあ、最初の状態のまま作るよりははるかにきちんと治せますね。歯肉が完治するまで4カ月ほど仮の歯で過ごしてもらった り、いろいろご不自由はおかけしますがおがわ歯科医院は「あなたにとってベストな治療を提供」いたします。答えは一つではないですからね!!

2010年10月14日

こんにちは。歯の表面に付着した歯石を除去したり、歯周ポケット内部の歯根面に付着した歯石を除去することを「歯周病に対する初期治療」と言いますが、歯ブラシで出血する程度でレントゲン上での骨の変化がないものは、この初期治療だけで改善し、場合によっては完治します。

 しかし、レントゲン上での骨吸収も軽度で初期治療だけで完治してもおかしくないはずなのになかなか出血が収まらない、でも患者さまの清掃に問題は なさそうだ・・・ということにしばしば遭遇します。こういう場合はBML細菌検査(http://www.bml.co.jp)を行ってみます。する と・・・


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 これを見ると通常は口腔内に存在しないかあっても0.5%以下である菌がちょいと多いですね。この菌がいると破骨細胞を活性化してコラゲナーゼやプロテ アーゼを産生して周囲の組織を破壊して出血が多くなったり口臭が強くなったりします。またこの菌は動脈硬化との関連も指摘されており、また検出された他の 細菌と共に外因性のバクテリアである(つまり感染を起こしているということ)ことから駆除の対象と考えられます。


 駆除の詳しい方法については、ご来院いただいた上で詳しくご説明いたします。

2010年9月11日

こんにちは。厳密に言うと歯周病の治療ではありませんが、歯周外科といわれる処置なので歯周病のカテゴリーとしましたが、抜歯してそのままにしてあった場所は歯肉がこのようにくぼんでしまいますね。


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 これを結合組織移植術を行うことで・・・

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 わりと自然な状態にリカバリーできました。正面から見たところです。


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 周囲の歯のアピカリー・ポジションド・フラップ手術(これもまた歯周外科手術ですが、当ブログでも以前に紹介しているはず・・・)も併せて行っておりま して、現在はプロビジョナル・レストレーション(仮の歯)が入っている状態です。もう少し待っていただいて最終的なセラミックの型取りをしていきましょう ね。

2010年7月19日

こんにちは。右上4の近心部分の大きな骨欠損に対する再生療法のオペを行ったのは平成21年11月でしたが、8カ月経過して状況をチェックしているところですがレントゲンでは変化が見て取れるようになったのでご報告します。まずは術前のCT画像からです。

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 矢印の部分ですが青いドットのところには骨がないですね。オペ中のモノクロの写真がこちらですが、向こう側がスルーして見えますね。

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 よ~くデブライドメントを行ってエムドゲインと骨補填材を用いて縫合しました。もちろん周囲との連結固定も行っていますが、8カ月経過するとこのように見えるようになりました。

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 骨ができているようだなあ、ということがわかりますね。ですが実際は?リエントリーのオペを行ってみないと本当に骨があるのか、部分的に骨ができ ているのか、できているようにレントゲン上見えただけなのか・・・わかりませんので、今年の11月頃(オペから1年)待っていただいて、リエントリーのオ ペ予定です。結果が楽しみですねAさん。

2010年5月16日

こんにちは。今日は中程度~重度の歯周病が全顎に渡って存在する患者さまの、左下6部分の歯周組織再生療法のお話です。このような状態にも関わら ず、しかも歯周病が完治していないにも関わらず、なぜか上顎の前歯に1本だけインプラントが入っているんです、しかも唇側に傾斜して・・・。おがわ歯科医 院から徒歩圏のクリニックで行ったそうですが、木を見て森を見ず、と言ったところでしょうか、ヒドイでしょうこれは・・・。


 患者さまは「歯周病の治療は終わったと言われたが、時々腫れる」ということでおがわ歯科医院を来院されました。・・・歯周病の治療が終わりメインテナン スに移行した患者さまが、腫れると言ってお越しになることは正しい歯周病治療を行っている歯科医院ではめったに「あり得ない」ことでしょうね。ですよね、 金森先生?妥協的に歯周外科が行えなかったケース、例えば全身疾患の治療を優先させる時期でだとかであれば別ですがそうでなければ「完治していない」と考 えるべきでしょう。


 このような症状が「あ、私も・・・」と心当たりの方がいらっしゃいましたら、なるべく早く歯周病治療を正しく行っている歯科医院にご相談ください。さて、では術前のレントゲンを見ていきましょう。


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 続けて術後のレントゲン写真も見ましょう。どこに変化があるのか確認してみてください。


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 そう、矢印のところの歯を支える骨が回復しているように見えませんか?このケースではエムドゲインという歯周病再生の薬と、骨補填剤(DFDBA+自家骨)を用いております。症例によって使用するマテリアルは様々ですし、刻々と変化するものでしょうね。
 動揺もコントロールがうまくいっていて高い予知性を持って保存することが可能となりましたとさ。めでたし、めでたし。

歯周病
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おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

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院長 小川宗一

日本臨床歯科補綴学会
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DGZI(Deutsche Gesellschaftfur Zahnarztliche Implantology)
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DGZI(AIAI)国際インプラント学会認定指導医(Authority of Implantology)
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医