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2010年6月 1日

こんにちは。昨日はちょっと疲れが出たのかブログを書く気力が湧いてこなかったのですが、今日は復活しました。きっとがんばって足を運んで、足を追い込んだからでしょう(笑)。はい、スクワットしてきました。


 今日ご紹介するケースは左上1.2が根管治療を行っても改善せず予後不良と判断し抜歯を行うこととしたケースです。抜歯を行ってみてなぜ予後が悪かったのか理解できましたが、後で説明します。


 通法に従って根管治療を終えて(完治とは言えない状況ですが、一応の根管充填処置という根の治療の最終回は終えています)エクストルージョンを行っています。歯肉と骨組織のボリュームアップを図って、一定期間待った後に抜歯即時インプラント埋入を行いました。
 しかし、抜歯窩を掻爬(汚れを掻きだして、感染を取り除くこと)を行っていると感触がおかしいです。ひょっとして?そう思い、急遽予定外だったフラップを形成(歯肉を開くこと)して「直接自分の目で確認」をしました。すると・・・


igrs4.jpg


 フェネストレーションとって、歯根が骨枠からはみ出している状態でした。これでは根管治療では結果がなかなか出ないのも頷けます。目に見える状態で骨面 の感染物質や、歯肉に付着した感染物質(これはフラップを開けなければ、絶対に取り残していたはずです)を完全に除去しました。その上で・・・

igrs1.jpg


 埋入ポジションも良好だと思います。またもやステントは使いませんでした・・・。作ったのですが・・・。そして骨量の不足する部分には骨補填材を置いて、テルプラグを置いて縫合します。


igrs2.jpg

 吸収性という名の非吸収性メンブレン(笑)を置いてあります。

igrs3.jpg


 インプラント埋入後のレントゲン写真です。


igrsxray.bmp


 プラットフォーム・スイッチングを行うので、インプラントは360度骨より低位に位置付けます。そして、1週間後の歯肉の状態です。

igrs5.jpg


 歯肉の治癒を待ち、骨の回復を待ってからインプラント上に歯を作りますので、通常より長めに待機期間を設定します。お疲れ様でした、Iさま。

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おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

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