«  2010年8月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2010年8月31日

こんにちは。インプラント治療をご希望の患者さまにはかならず「3~6か月に一度のメインテナンスにお越しいただきます」という説明のもと、インプ ラント治療をさせていただいております。しかし中にはなんの症状もないから(成功しているからそうなのですが、逆に言うと何かあってからではリカバリーが とても困難です)そのまま使ってましたという方や、何もないけど心配だから・・・とメインテナンスを欠かさない患者さま、いろいろな方がいらっしゃいま す。

 さて、今日ご紹介するケースの写真ですが、いったいどちらのタイプの患者さまでしょうか?・・・タイトルでわかるよね。

IMG_3257.jpg


 これがインプラント埋入直後。そして・・・上部構造といっていわゆる歯の部分を装着して・・・


IMG_3258.jpg


 そう、4年後。別にふつうにメインテナンスして4年後ということであればふつうのことなんですが、装着してから1回もメインテナンスにお越しいただけず 心配しておりましたが、なんとか無事、というかインプラント周囲の骨は逆に再生してきているようです。これは生体の治癒能力が高かったため骨も回復し、な おかつ感染も防ぐことができたのでしょう。申し訳ありませんが清掃状況がとっても良かった!とは言えず逆に虫歯がいくつかできている状態ですから、むしろ 清掃状況は心配な方ですね。このような環境下でインプラントが無事だったのは奇跡かな・・・。


 ダメですよ、メインテナンスの約束は守ってくださいね。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月30日

こんにちは。今日はいつもおいしいデザートを手作りでお持ちくださるHさまの新しい作品が届きましたので紹介します。もうとっくにおなかの中だけど(笑)。

cake111.jpg


cake112.jpg


 ほら、すっごいでしょ!甘すぎないモカ味。おいしかったです。で、今日は僕のためにお持ちくださったということですが、ひょっとして「あの」お祝いってことかなあ?その辺の事情(何がおめでたいのか?)はまた後日ブログで報告します。とにかくごちそうさまでした!完食。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月29日

こんにちは。今年初の海です。しかしながら上の子が副鼻腔炎(父親譲りか???僕もよ~なります)のため、1カ月ほどプールなどはしない方がいいと 耳鼻科の先生に言われているので、海水浴ではないですが海に行きました。僕の後ろにはニモに出てくる「チョーダイ!」がいっぱいいます。


IMG_3227.JPG

 確かに暑かったですが海のそばなので風が心地よく気持ちよかったです。向い側の風景が一見外国にも見えませんか?いい場所です。


IMG_3229.JPG


 ほら?言い過ぎ?

IMG_3235.JPG


 水族館ではイルカのショーやペンギンのショー(一瞬!)を見てきましたが、子供たちも喜んでくれてがんばって行ったかいがありますね。K県A市でご開業 のA先生、今年も船に乗せていただくことができませんでしたが、来年は下の子が幼稚園になりますのでぜひお邪魔させていただければと思います(笑)。この 近くですよね?

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月27日

こんにちは。おがわ歯科医院の新しいスタッフがまだ決まっておりませんので、今のスタッフには少し忙しい思いをさせてしまっているので、労い(ねぎ らい)の気持ちから食事に行きました。いつものホルモン焼きでもいいのですが、先日友人と食事に行く時に偶然見つけてしまった名店に連れて行きました。稲 毛駅の「TETSU」という串焼き、海の幸、焼酎がおいしいお店です。


IMG_3195.JPG


IMG_3196.JPG


 まずは僕たちの写真から。そして一部お料理も写真に収めてきました。まずはなめろうから。


IMG_3197.JPG


 この日は鯵が終わってしまったのでいわしのなめろうです。すごく、うまい!!続いてハラミのネギ焼きです。

IMG_3198.JPG


 これも、うまい!!続いて僕の大好きなつくね。今日はタレで食べてみました。この「照り」がいいですね、うまい!!


IMG_3199.JPG


 串焼きはどれもしっかり火が通っているけれども、焦げちゃっているところなどないんです。しっかりご主人が丁寧な仕事をされているからなんでしょうね。ご主人、また行きます!というか、少しは疲れが取れたかな、二人とも??

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月26日

こんにちは。今日はセレックによる修復のお話ですが、セラミックのブロックと削りだした後の状態なんかも参考になるかと写真を撮ってみました。まずは削りだす前のセラミックのブロックの状態です

IMG_3213.JPG


 こんなカタマリなんですよ、最初はね。それをコンピューターでデザインして形を決めて「ミリング」ボタンをポチっと押すと5~10後には・・・

IMG_3192.JPG


 こんな風に削り出しができています。これを研磨していくんですね。角度を変えて・・・


IMG_3194.JPG

 なんとなくセレックのイメージつかめましたか?技工士さんの手間がかからない分コストを抑えたセラミック治療が可能です。銀歯は嫌なんだよねえ・・・とお考えの患者さま、ご相談いただければご説明いたします。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月25日

こんにちは。成長期の反対咬合の治療経過についての報告です。初診時の写真から見ていきましょう。


lkjhgf1.jpg


 このまま上下のアーチの不調和だけを改善して永久歯の萌出を待ちますが、おそらく反対咬合になるでしょう。

lkjhgf2.jpg


 やはり、そうなりましたね。今度は前歯の位置関係を改善する装置を付けて経過を見ました。すると・・・

lkjhgf3.jpg


 1番前の歯は位置的にもいいようですが、2番目の歯はまだ不充分かな・・・?これでおしまいではなく、装置を外して3カ月後にチェックです。R君、偉いね、装置をさぼらず付けてくれてありがとう!

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月24日

こんにちは。インプラントを臨床で用いていればいろいろなフォローをしなければなりません。その中で割と起こりやすいインプラントのトラブルに「ス クリューの緩み」があります。当院でも過去このインプラント体と上部構造(いわゆる歯の部分)をつなぐスクリュー(ねじ)が緩んでしまい、それを半年以上 も放置してしまったためインプラントを撤去したケースが1例、スクリューの締め直しで済んだ方が数名おられます。

 今回お話しするのは、まだプロビジョナル・レストレーションという仮の歯の段階でスクリューが緩んでからそのまま1週間ほど使用してしまったた め、周囲の歯肉に軽い炎症が出てしまったケースを見ていただきます。これを知ってもらうことでインプラントのメインテナンスの重要性が伝わればとい思って います。ではスクリューが緩んでしまったため、プロビジョナルを外してヒーリング・アバットメントという金具に交換した様子から見ていきましょう。

mtmt111.jpg

 
 なんとなく歯肉が緩い感じと言いますか、腫れぼったい感じ伝わりますでしょうか?周囲を触ると容易に出血し一部感染のため排膿(うみが出ること)も認められます。そして10日ほど経過してからの歯肉の状態です。

mtmt112.jpg


 もうまったく炎症を様子はなく周囲を触っても出血はなく歯肉も引き締まっています。歯肉からどのくらい下にインプラントが位置するか(このケースは4ミ リ下です)を確認して、注意深くインプラント周囲の歯肉溝を探りますが骨にダメージはないようなので、再度所定のトルク値でプロビジョナルを装着するため スクリューを締めます。


mtmt113.jpg


 いい状態に回復しました。ちなみに前歯部分は歯周外科を行っており、治癒の途中なので少々赤みがありますがこちらは「病的な状態」ではありません、念のため。


 たまたま今回はこの程度のリカバリーで済んでしまうインプラントのマイナー・トラブルでしたが、これは患者さまが異変に気付き来院されたからです。何事 も気付きって大事ですが、定期的なメインテナンスで患者さまには気付けない異変に「我々が気付くこと」の方がもっと大事ですけどね。何事も先に手を打つこ とで、ダメージを最小限にできますので、インプラント関係のことはぜひご相談ください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月23日

こんにちは。僕の使っている仕事用のパソコンですが「EPSON」のENDEAVORPro(エンデバープロ)7000です。困ったねホン ト・・・。購入してからまだ2年経ってませんが、もう3回ハードディスクを交換してもらったし・・・。あり得ない頻度ですし、送られてくるハードディスク ですが「送料はお客様の負担となります・・・」とのこと。さらなるあり得ないEPSONの対応に「よく考えてください」とお話してこちらのまあ、納得でき る対応となりましたが機械についてはなんら納得できないわけで・・・。

 問題児の写真です(笑)。デスクトップの背景は素敵でしょ?

fuymktdrudr.jpg
このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月19日

こんにちは。ちょっと細かい作業(もちろん、歯周外科処置などです。プラモデル作りではありません。)をする際に眼科用のメスを使う事があります。大きさはこのくらいです。100円玉との比較です。


IMG_3187.jpg

 小さいでしょう?傷を最小限にしたい場合に使いますが、出来ればマイクロスコープ使用下で使いたいですね。その辺の技術の習得のため10月から大 阪に研修に行ってきます。話がそれましたがこれまでよくパーシャル・シックネス(部分層弁といってただでさえ薄い歯肉を、2枚に下ろすことを言います)を 形成する時に使っていたメス刃(15c)との比較ですね。


IMG_3186.jpg

 
 刃も小さくある意味使いやすのですが、ちょっと歯や骨に強く当たると刃が挫滅してしまい切れ味が悪くなります。ここでも言えるのは「道具ではない」ということですね。道具に使われず、使いこなしてナンボということ。使いこなせるように日々努力です!

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月18日

こんにちは。メールでご質問くださったaiai.....aiai46@以下略様、届いたメールアドレス宛に返信メールを書いたのですが、どういうわけか送信できませんでしたので、ブログ上でご質問にお答えいたします。


 歯ぎしりについてでしたが、これはほとんどの方、およそ75%の方に自覚がないと言われていますので、自分で気付かないことは不思議ではありません。
 また程度ですが、マウスピースに穴を開けてしまうほどの患者さまを今現在も担当しておりますが、やはり数カ月に一度は作り直すと言った状態です。しかし、マウスピースの厚みにもよりますから、一概に何カ月は使えるものだともいえないのですよね。

 歯ぎしりをなぜするかですが脳がストレスを感じた場合に生体を守る防御機構の一つですので、意識とは関係なく行ってしまう行動と言われています。脳の科学の分野ですので我々が歯ぎしり自体をストップさせることは不可能ですし、医科の分野でもそれはできないことではないでしょうか・・・。我々ができることはマウスピースをお作りして、歯がすり減ることを防止または軽減するといった対応になってきますね。


 そういった形であればお力になれると思いますので、ぜひご連絡ください。どうかこのブログに気付いてくださいますように!


                           おがわ歯科医院 小川宗一

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月17日

こんにちは。矯正治療を行っていても、いなくても前歯の位置がどのように並んでいると自然で、逆にどうなっていると不自然でしょうか?きれいに並ん でいて「当たり前」でしょうから意識したことないですよね?一応下唇のアーチに合わせるというのがスタンダードな基準ではないかと思います。ここに一枚の 写真がありますが、左側の女性は下唇に合った前歯のポジションを持っています。片や、右側の女性の前歯は下唇のアーチとはまったく逆に並んでいます。これ だけで違和感を感じ取れると思います。

IMG_3092.JPG


 このような事を配慮しながらブラケットのポジションは決められており、けっして「この辺かな???」などと安易に決められていたりはしないのですよ。僕 も毎回ブラケット一つに対して何回もポジショニング・ゲージで場所を高さ・近遠心的(中央にあるかどうか)・軸がねじれて位置していないか、などを確認し ます。ブラケットの位置決めは一番大事ですからね。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月16日

こんにちは。みなさまは充実したお盆休みをお過ごしになられましたか?僕は今日からジムでのワークアウトを再開しました。比較的時間に余裕があったため普段こなせないメニューも行う事が出来て充実でした。

 明日は鎌取保健センターで朝の10時から検診です。時々通院されている患者さまやお子様にお会いすることもありますが、明日はどなたかお見えになるかな?

IMG_3172.JPG
このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月13日

こんにちは。審美的ローフリクション矯正用ブラケット、「クイックリア」ですがこんな感じです。ちなみに・・・
http://www.forestadent.co.jp/products/self/


akmt11.jpg


 結紮がないので、チェアタイムが短いですね・・・。歯の動きは・・・。普通です。ケースを正しく診断して、使いこなしているシステムであれば、どんなも のを使ってもいいんでしょうね。これだからなんでも治るわけではないですし、クイックリアしかない!とは「まだ」感じませんでした。なんでもそうですが、 道具に使われてはいけませんね。冷静に判断していきたいと思っています。

 これ、従来のブラケットの2倍の価格です・・・。でも、2倍のスピードで治療を完了できるわけではないようですし、患者さまが2倍楽チンなわけでもないようです。でも、患者さまからのご希望があればご用意は致します。



このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月12日

こんにちは。おがわ歯科医院は8/12~8/17まで休診とさせていただきます。ちなみに8/17の火曜日は鎌取保健センターで検診ですから、クリニックにはいませんが仕事してマス・・・。

 また、8/16から「とらばーゆ」にスタッフ募集の案内が出ております。一緒に働いてくれる仲間を募集しております。そちらもよろしくお願いいたします。


hgjne563w.jpg


 ここは、浅草にある僕のお気に入りのお店「銀鯱」です。混み合っている場合はここでお茶を飲んで待ちます。完全に禁煙にしてもらえたら最高なんですがね。関係ないんですが、おいしいお店の紹介でした。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月11日

こんにちは。これって、抜歯しないときれいには治らないかな・・・と、そう思いますよね?僕もそう思います。


tdkr1111.jpg


 ただしまだ中学生ですし、こんなに若くして歯を抜いてしまうのはどうしても自然なこととは思えず、ご一緒にいらしているお母様に「できるかどうか難しい ですが、今なら抜歯せずに済むかもしれないので、まずは私の考えるやり方で進めてみてもいいでしょうか?」とお話して、抜歯はしないで矯正治療を始めまし た。明らかに顎の幅が上下とも狭いので骨格の拡大を行って、歯の収まるスペースを稼ぎました。そして初診から1年5カ月後・・・

tdkr1112.jpg

 歯は乳歯しか抜歯しておらず、永久歯は1本も抜歯しておりません。でも、並びましたね、ここまで。充分なゆとりとは言えませんが、ある程度余裕が できてきたらやっと遅れて第二大臼歯が萌出してきました。そこも矯正治療に加えてある程度そろったら、もう一度安定させるために床型拡大装置(筒井先生 式)を用いてさらに拡げる予定です。


 非抜歯の欠点は多くの場合「親の意思により決定」されますよね。なので矯正の仕上げに納得できない、例えば抜歯してでも見た目重視で治してほしかった、 なんて場合です。でも、ですよ。だったらあとで(例えば成人してから)抜歯のメリット(・・・ありませんが、ね)とデメリットをよ~く考えてもらって、 やっぱり抜歯、となったらその時に抜歯すればいいではないですか。歯を抜いて矯正をして(抜歯矯正を否定しているわけではありません)力に負けて様々な症 状が出ている方を、ホントにとても多く目にします。

 抜歯がどうしても必要なケースもあります。ですが「成長期の矯正」では、おがわ歯科医院は抜歯は第一選択とは絶対にしません。小学校~中学校から 着手できれば抜歯を回避できる可能性はとっても高いのです。ですから、どうか早く不正咬合の芽に気付いていただいて、ご相談いただけたらなと心から思って おります。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月10日

こんにちは。左下親知らずの抜歯を考えている患者さまでしたので、まずパノラマレントゲン写真を撮りました。すると矢印部分に何かありますね。写真をクリックしてみてください。


E6AE.jpg


 何かありそうですね。他の件でJFE川鉄千葉病院口腔外科に依頼していたのですが、花澤先生よりCT画像を添付してお返事をいただきました。集合性歯牙種であろうとのこと。CT画像です。


E78C.bmp


 現在の状態ではそのまま経過を見ておけばいいでしょうとのこと。このたびはJFE川鉄千葉病院の花澤先生及びスタッフの皆様、ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 9日

こんにちは。8/7土曜日は診療時間を短縮させていただき、日本顕微鏡歯科学会のセミナーに参加してきました。内容は認定医審査の時に提出する動画 の編集の仕方や、講師の先生(三橋先生と吉田先生)の臨床を見せていただきました。セミナー会場での写真です。偶然セミナーに出席されていた山梨県ご開業 でJIADSぺリオ・インプラント・アドバンスコース同期の内藤先生に撮ってもらいました、ありがとうございます!


ken1.jpg

 終了後、懇親会に1時間ほど参加させていただき、インプラントセミナーに参加している有明先生といつもの戸田先生と根津にある「はん亭」に行って きました。はん亭とは僕の友人に教えてもらった隠れ家的な串揚げ屋さんでとてもおいしいです。1年以上ぶりの再会に固い握手をする我々を戸田君に写真に収 めてもらいました。戸田君とはしょっちゅうJIADSやインプラント学会で会い過ぎていて、写真は撮らなかったねえ、普通すぎて(笑)。


arrrr111.jpg


 山王有明歯科医院の有明大(まさる)先生は東京歯科大学の口腔外科出身で、しかも咬合に関して深い理解があり咬合治療を筒井照子先生の教えを忠実に守っ て日々の診療を行っている勉強熱心な先生です。僕なんかより普段の「歯科時間」・・・僕が勝手に作った造語ですが、一日の中で歯科関係に費やす時間、歯科 の機械について考える時間、患者様のケースをこうしたらもっといいななどと考える時間、を言いますが、それがものすごく長いと思います。秋田県で歯科治療 についてお悩みの方は彼の所に相談に行けば、きっと力になってくれるはずです。

 

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 8日

こんにちは。インプラントの最大のメリットは周囲の歯や組織を傷付けずに修復が可能であることです。初診時の状態ですがブリッジの脱離を繰り返しており、抜歯してインプラントで治療をしたいとのご希望でした。


st5501.jpg


 骨の状態を見るためいくら抜歯即時インプラントではあってもフラップは形成します。これを省いたら予測のつかない治療となってしまいます。そして定位置にインプラントを2本埋入いたします。

st5502.jpg


 そして、歯肉が治癒したところです。

st5503.jpg


 この後義歯をプロビジョナルとして選択したんですが・・・


st5504.jpg


 もちろん、インプラントを埋入してから1週間は絶対に義歯を使わないようお願いいたしました。それはインプラントの上にたとえ歯肉が覆っていたとしても 負荷をかけていけないからです。特殊なALL-ON-4などの方法であれば所定のトルクで埋入され、それを連結するので可能ではありますが通常のインプラ ント治療では負荷がかからない時期が必要です。

 そして一定期間お待ちいただいてから、インプラントから立ち上がるプロビジョナル・レストレーションになったところです。

st5505.jpg


 これから歯肉の形態を作っていきます。Sさん、もう普通にお食事してもらっていいですよ。義歯を使ったことによって仕上げが難しくなってしまったわけですね。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 7日

こんにちは。今日は下の奥歯が失われてしまい、インプラントで回復した(まだプロビジョナル・レストレーションですがね)ケースの話です。まず初診時の状態です。


fko1.jpg


 写真をクリックしてください。黄色い矢印の部分は保存が不可能なので抜歯をさせていただきました。その後インプラントの設置を行ってプロビジョナル・レ ストレーションが入ったところです。ここまでくればなんでも・・・食品ならばですよ、咬めますからだいぶ楽になってきましたね。


fko2.jpg


fko3.jpg


 こんな状態ですね。上のインプラントがまだロードできる状態ではないため、数か月この状態で使用してもらって形態に違和感がある場所がないか、このまま 仕上げても大丈夫なのか確認してもらいます。プロビジョナルの間はなんでも改善できますから今のうちにして欲しいなってことは言ってくださいね。えーと、 Fさま、ようやく折り返しですね、まだゴールはちょっと先ですけど一緒に頑張りましょうね!!!

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 6日

こんにちは。明日8月7日は日本顕微鏡歯科学会主催のセミナーに参加するため午後の診療時間をお休みとさせていただきます。申し訳ありません、しっかり皆様にフィードバックできるよう頑張ってきます。


 それと、セミナー終了後に秋田の有明先生と筒井塾の矯正コース以来の再会をしてきます。現在彼はFIDIというグループのセミナーを受講しており、その ために東京にやってきます。受講してみたいインプラントのコースだったので、ちょうど色々話も聞けると思うので楽しみです。



E720115.jpg

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 5日

こんにちは。容易ではないかもな、と術前のレントゲンでも思ってはいたんです。クラックにより保存が不可能な状態の右上7部分を抜歯して、同時にソ ケットプリザベーションを行い1月半程してからCTの撮影をお願いしたところ、思っていたよりも複雑な形態の上顎洞底だということがわかりました。緑色の ドット部分が上顎洞底で、青い矢印部分のモヤモヤしたところがソケットプリザベーションを行った部分です。
ぜひ、写真をクリックしてくださいね。


SLX-016.BMP


 スライス位置を変えてもう一枚CT画像を見てみましょう。

SLX-018.BMP

 歯があった方向にインプラントを埋入するとなると8ミリのインプラントがギリギリであり、10ミリのインプラントでは骨の隔壁部分(とんがった 所)に届いてしまい、こんな複雑な形態の骨からスムースにシュナイダー膜をソケットリフトにて剥離することは僕のスキルでは不可能なので別のアプローチを 考えました(ラテラルのサイナスリフトでは可能ですが、侵襲が大きい手術となり患者さまが大変・・・)。
   


 右上の方には骨の高さがありますから、なるべく無理のないように少々傾斜させてもらってインプラントの設置をすれば、術前のCTでのシュミレーションで はわずかなソケットリフトで12ミリのインプラントが埋入可能とわかりました。イメージはできましたが微妙で難しいオペです。そして術後のレントゲン写真 ですが・・・


oghl.jpg


 ほぼイメージ通りに埋入できています。ソケットリフトには当然、安心なピエゾを用いてシュナイダー膜の損傷はなく行われています。ですが、挙上量がごく わずかであったため、骨補填材は用いておりません。インプラント体もしっかり骨縁下に埋入されており、初期固定も充分であったためヒーリング・アバットメ ントを装着してインプラントのショルダー部分にできた骨を無駄にイジメないように1回法で行っております。2か月ほどお待ちいただいてから補綴を行ってい きましょう。Oさん、お疲れ様でした!

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 4日

こんにちは。右下7部分が抜歯せざるを得ない状態になり、その奥に親知らずが虫歯にもなっていない状態で存在するので、それを移動して7の部分に 持ってくることを考えました。今年の5月25日のブログで紹介したケースですね。近心移動(手前に移動すること)まで終了したので途中経過をお知らせいた します。まずは術前の状態から見ていきましょう。

mrnn1.jpg

 
 奥の歯が移動する親知らずです。手前の歯の両側に金属の部分が見えると思いますが、これが矯正用インプラント(これは、松風の物で今は使っていません)ですがこれを固定源に親知らずを引っ張ります。そして2カ月後の状態ですね。

mrnn2.jpg

 さらに2週間後です。

mrnn3.jpg


 途中でおそらく舌圧によってではないかと思うのですが、舌側のマイクロインプラント(矯正用インプラント)がロストしました。よって頬側のマイクロイン プラントのみで近心移動を行いました。残すはアプライトといって歯を起こす作業ですね。こっちの方が難しいです。Aちゃん、もうちょっと頑張ってください ね。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 3日

こんにちは。ここ何日かブログの更新が体調不良でできなかったのですが、「何かあったのかと心配しました」とか「どうしたのかと思ってました」とい う内容のメールを複数いただきましたが、元気っす、ちゃんと生きてます(笑)。数日前に届いたこんな雑誌を読みながら熱が下がるのを待っていました (40℃オーバーの時は無理・・・読めない・・・)。


IMG_3147.JPG


 所属するドイツの国際インプラント学会からの贈り物です、勉強せー!というね(笑)。いやいや、たくさん日本にはないような製品、アイデアが満載。刺激 はいただきました。なかでも抜歯した歯をスキャンしてCAD/CAMで削り出ししたインプラント、こんな発想ありか!でした。一つの山に登るととなりの山 の頂上が初めて見えるものだ、と以前JIADSの小野先生がおっしゃっていましたが、世の中には高い山がいっぱいあるものなのですね。ただ、できれば日本 語版も用意してくださるとありがたいのですが・・・(笑)。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 2日

こんにちは。今月の新潟再生歯学研究会ですが参加してきました。3名の症例発表が行われ私も2ケース発表してまいりました。1ケースは前歯部分のイ ンプラント症例、もう1ケースは右下4部分のGBRを併用したHAならではのインプラントの症例でした。HAは新再研では用いる先生がいらっしゃらないの か、または「イケイケな症例」だったためか、「・・・・・」という反応でした。しかしパノラマX線写真の片隅にある普通の虫歯、この処置を正しく行ってい ることが評価されまして僕としては当たり前のことをしただけなのでとても複雑な心境でした(そこなんだ・・・と)。


 1ケース目の症例は実はもっと別の場所で最初に発表しなければならない(ホント、すみません・・・)症例ですが、新潟再生歯学研究会施設長の榎本先生に お褒めの言葉をいただきましてとても光栄でした!正直隣にすでに設置された「問題のインプラント」との間のブラック・トライアングルは自分の手技の甘さに 起因するものなのではないか・・・その辺りのことを知りたくて提示した症例だったのですが、そうではないことがわかり、まさか「先生の埋入は完璧だよ」と いう賛辞とも取れるお言葉を頂戴できるとは思ってもおりませんでしたので、その言葉を聞いた時足が震え、鳥肌が立ったことを今でも鮮明に感覚として覚えて います。

 それだけではなく、今後僕が進むべき方向をお示しくださいましたこと、これも感動いたしました。偉大な御大榎本先生は人をやる気にさせることがお 上手なのか、単純な私などは有頂天でした。ホテルに倉嶋先生に送っていただいた(いつも面倒を見ていただき、温かいお言葉をかけてくださり、感謝です!) あと、ホテルの部屋で目が「パチッ!!!」と冴えてしまい寝付けないくらいでした。病み上がりの体で無理はしましたが、得る物がものすごく大きい新潟ト リップでした。会の後の飲み会の場でもインプラントだけではなく義歯の話、咬合の話、老人の唾液の性状・・・常に榎本先生が中心となって話が進み、エネル ギーをいただきました。そんなエネルギッシュな榎本先生との写真です。


EF8B.jpg


 また近いうちにお邪魔させていただきたいと思います。会の皆様よろしくお願いいたします。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2010年8月 1日

こんにちは。いきなりですが、下顎って体の中のバランスを取る役割もあるのはご存知ですか?体からぶら下がっているものは右腕、左腕と下顎ですよ ね。これらは知らぬ間にバランサーの役割をしており、意識することなくこれらを使って生体はバランスを取っています。その下顎がズレたポジションにあった 場合何が起こるでしょうか?


 今日お話しする少年は左側の顎が痛い、耳の前が痛いということを主訴に来院されました。このバランスの概念を私が初診時にもう少し強く意識していれば全 身や顔写真なども撮っていたはず(もちろん、顔写真をだまって公開したりはしませんよ・・・)ですが、なにぶん筒井照子先生にお会いして教わって、よう やっと持った知見ですからこの時はそれらの写真を残していません。初診時の口腔内から見ていきましょう。


iwmtkg1.jpg


 「はい、噛んで!」と言うとこの子、この位置で噛みます。一番安定した状態がここなのですね。上の顎に対して下顎が向かって右(患者さまの左)に2~3 ㎜程度変位しているのがわかりますでしょうか?たったこれだけのズレにも、繊細な人は違和感を覚えるのです。実際この子に起きていたことは「口の開け閉め で顎が痛い」「何もしなくても左の耳の前が痛いことがある」とまさに顎関節症(以下TMD)の症状ですね。顎がリラックスするポジション(筒井塾ではリ ラックス・ポジションと言っていました)はおそらく右前方向(患者さまにとっての、です。)だと思いますが、それが左後方に押し込まれているのです。

 そうすると左の顎関節部分が圧迫を受け関節円盤と呼ばれる組織が前方にズレますが、そうすると運動障害が起きます。カクカクと口の開け閉めで音が 鳴ったり、その際に痛みがあったり、そのような症状を引き起こします。なので歯列の拡大を行い、なおかつ右前に誘導するように装置を製作します。その様子 です。

iwmtkg2.jpg


 学校に行く時以外はなるべく装着してもらって半年後・・・。

iwmtkg3.jpg


 このような状態にまで下顎が移動を起こして、上下の真ん中が合ってきていますね。そして、そこからさらに1年後の状態です。


iwmtkg4.jpg

 悪化することなく良好な経過をたどっています。メインテナンスの1年間ですが、特別なことは何もしておらず「なるべく上を向いて寝ること」や「頬 づえをつかない」ことなど生活習慣に関する簡単な注意を与えただけです。もちろん治療開始から半年の段階では顎関節症の症状は消え、その後再発は一度もあ りません。つまり正しい顎のポジションに誘導してあげれば顎関節症は治癒しますが、歯並びが大きくズレている場合、特に2級傾向(下顎が小さいケース)で はTMDを発症することが多いですが、多くの場合矯正治療を併用しなければ治癒はしないでしょう。

 しかし、生体の許容量は個人差がありちょっとのズレでも不定愁訴(不快症状)が山ほどある方、またものすごく歯並びが悪くお顔が歪んでしまってい るような方でも無症状だったりもします。歯並びが悪いこと自体が病気なのではありません。これは見た目の問題。それによって噛み合わせにくい、歯周病が誘 発されている、となればそれは病的な状態となりますので、ぜひ我々にご相談ください、お力になれると思います。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

« 2010年7月 | メイン | 2010年9月 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

おがわ歯科医院
院長 小川宗一

日本臨床歯科補綴学会
日本顎咬合学会
日本顕微鏡歯科学会
日本口腔インプラント学会
DGZI(Deutsche Gesellschaftfur Zahnarztliche Implantology)
OJ(Osseointegration study club of Japan)
JSCT(JIADS study club tokyo)
YSG
新潟再生歯学研究会など
DGZI(AIAI)国際インプラント学会認定指導医(Authority of Implantology)
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医