«  2015年7月  » 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
2015年7月28日

インプラント治療を行う場合に、抜歯に至った理由により
目的とする部位に骨が不足していることがあります。


そんな場合義歯やブリッジという方法で対応することがありますが、
患者様がどうしてもインプラントがご希望になられたり、
インプラントの方が好都合(我々にじゃないよw)な場合、
骨の不足している部位に『骨様組織』を作って対応します。


骨様ソシキ???


骨組織じゃないの?と思われますか?
体内で我々が骨を作ろうとしても、
そこに元々あった骨はなかなか出来ないんですね。


完全に元通りの組織像であれば
『再生』という言葉が文字通り当てはまりますが、
『補修』という言葉に近いことが、実際は起こっているんですね。


リペア、ですね。


だから『骨様組織』と言っているんです。
歯も骨もそして歯肉も、けっして元通りには
再生しないんです。


今日はうんちくが長くなりましたね(笑)


ということでインプラントのために『骨』が必要な場合、
工夫を重ねてインプラントが可能なコンディションを
整えることも我々の仕事です。


PICT1824.JPG


インプラントを埋入(設置)するには骨の幅が充分とは言い難いので
(今であればインプラント設置と同時に骨造成するレベル)
骨様組織を作るためGBRという処置を
行いました。


PICT1825.JPG


リンクと同様にチタンメッシュというフレームを
用いて行いました。


PICT3465.JPG


待機期間を経てインプラントを無事埋入した
様子です。このようにインプラントの周囲に、
充分な骨(骨様組織)を確保して、長期安定する
インプラント治療を行っております。


患者様のご希望に沿った形で
治療の提案をいたします。


こんなことはしたくないという場合も
代案をお知らせいたします(^^)

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2015年7月14日

7/11.12と福岡県の博多まで出張でしたが、
OJ(Osseointegration Study Club of Japan)
というインプラント臨床を行う者の指標となるような学会があり、
その年次大会に参加してきました。

そして、たくさんの演者の講演を聞いて日々の臨床の中で
皆様の治療に還元させていただくのはもちろん、
2月のミーティングでの発表の結果、正会員として
新たにメンバーに加えていただけました(^^)v


OJ.jpg


これまでご指導くださった先生方には
感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました


そして、同時期に同じ場に立てた方々のすばらしい
臨床に向き合う姿勢に大いなる刺激をいただき
研鑽への意識を新たにさせていただきました。


ご縁をいただき邁進してきたせいか、
この意味がよくわかっておらず、表彰式後に
ググってみたら、正会員はそれほどいらっしゃらない
のですね。


千葉県内の正会員


僕の使命は『歯を残すこと』であって、
諦めてインプラントをバンバン使う事じゃない。
これは以前から申していますが、今後も同じです。


これからはインプラント施術数が一番少ない(つまり抜かない)
OJ正会員を目指して皆様のお力になれればと思っています。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2015年7月10日

歯の保存を最優先に考えていても
抜歯を避けられないことはどうしてもあります。


歯が割れてしまっていたりすると、
なかなか難しいというのが現状かなと思います。


そんな時の我々の強い味方がインプラントなのですが、
場合によってはその前に出来る事があります。


それは『自家歯牙移植』とか
『トランスプランテーション』(あんま言わないけど)とか
呼ばれています。


余っている歯があればそれをいったん抜いて、
欠損部分に移植する方法です。


なんだか、僕は一番人のお役に立てている感覚があり
大好きな治療の一つです(^^♪


pre.jpg


左下第一大臼歯が保存不可能な状態で
患者さんの希望から『自家歯牙移植』を選択しました。
抜歯する親知らずは右上ですね。


PICT5952 (2).jpg


ちょっと外側にズレているし、噛み合わせる下の親知らずも
抜歯予定なのでこれを利用します。移植先はココになります。


PICT5951 (2).jpg


そして移植後の状態です。


PICT5954 (2).jpg


同、レントゲン写真です。


post.jpg


感覚の世界の話ですが、過去ベスト3に入る
移植ではないかなと実感しています(^^)


こんなことも治療の一つとして認知されると
いいなあと紹介をしました。


このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2015年7月 8日

本日は少々早めにクリニックをスタッフにお任せして、
『歯髄細胞バンク』認定医の登録をするために受講が必要な
講習を受けるため母校である日本歯科大学に向かいました。


11694866_950770464986524_7024219869414779962_n.jpg


どういうものなか、ご説明しますね。


なぜ歯髄(歯の中の神経)細胞なのかですが、
骨髄細胞に比べて採取に痛みが少ない事や、
細胞の分裂速度が早いことなどが理由です。


全身麻酔をしていても骨髄の採取は激痛らしいので
僕はいくら未来の自分のためとは言え抵抗が強いです。


そして特に歯髄細胞の分裂速度は
骨髄細胞に比べて3~4倍の速度であり
利用価値が高いようです。


自己や病気で体の一部を『再生療法』によって
回復したい場合、採取しておいた歯髄細胞から
身体の組織を修復するということが
すでに現実となっているのです。


このようなサービスを当院でもスタートしましたので、
ご利用をお考えの方はご相談ください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2015年7月 6日

親知らずの抜歯は怖いものですが、
少なくとも安全に行われなければなりません。


そのために必要があれば(最低限にしないとダメ)
CTを撮影して周囲の組織との位置関係を
きちんと確認するべきです。


今回はCT画像でおやしらずの根の先と、
下顎の中にある神経とか血管が入っている
『下顎管』とが触れていることがわかりました。


そんな場合に安全に抜歯する工夫について
見て行きたいと思います。


kw1.jpg


これはレントゲンですが向かって右側の
おやしらずがナナメに埋まっていて、
根の先端が下顎管に近いのです。


その手前の欠損部分はインプラント治療をご希望になられていて、
では、それを固定源に利用しておやしらずを安全な位置にまで、
移動してから抜歯しようということになりました。


kw2.jpg


インプラント設置をおこない、おやしらずに
移動のための装置を接着固定したところです。


そして、移動していますが、このお年まで
出てこなかったおやしらず、なかなか移動しませんねえ~。


kw3.jpg


移動のため牽引を初めて3か月半、
もう少し気長に見守ろうと思っています(^^)
身体の反応ですから焦ってはいけませんね。


このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

2015年7月 1日

『うちの子、朝小学校へ見送る時、
一人だけ歪ん入るんです』


とか


『うちの子、ランドセルが右に落ちるんです・・・』


とか、そういった後ろ姿でお子さんの
姿勢の異常にお母様がお氣づきになり、
お子様をお連れになるケースがあります。


以前にもご紹介したケースですが、
ちょっとしたことをして(50円で)、その後
着脱式の矯正装置を使用して現在に至る
フォロー中のお子様です(^^)


k1.jpg


『写真撮るから、まっすぐ立ってね』


とだけ、指示してます。
でも曲がっちゃう。


きっと理由があるんですね。
で、その理由が噛み合わせにあることも
意外と多いんです。


k2.jpg


しばらく様子を見ていくと少しづつですが
改善が見られます。


k3.jpg


この子の姿勢のゆがみの原因は
口腔内にあったわけです。


あのまま大人になってしまったことを
想像すると、ホントに出会えてよかった(^^)
まっすぐ立てる大人にしてあげられて(これからだけど)
僕らも嬉しいです。


そして、こういうことが見逃されて
成長して姿勢でご苦労されている
方々を多く目にします。


こういった知識とノウハウの
分かち合いができるといいですね。


このエントリーをはてなブックマークに追加
Google +1

« 2015年6月 | メイン | 2015年8月 »

Powered by
本サイトにて表現されるものすべての著作権は、当クリニックが保有もしくは管理しております。本サイトに接続した方は、著作権法で定める非営利目的で使用する場合に限り、当クリニックの著作権表示を付すことを条件に、これを複製することができます。
おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

おがわ歯科医院
院長 小川宗一

日本臨床歯科補綴学会
日本顎咬合学会
日本顕微鏡歯科学会
日本口腔インプラント学会
DGZI(Deutsche Gesellschaftfur Zahnarztliche Implantology)
OJ(Osseointegration study club of Japan)
JSCT(JIADS study club tokyo)
YSG
新潟再生歯学研究会など
DGZI(AIAI)国際インプラント学会認定指導医(Authority of Implantology)
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医