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ご家族のために入れ歯をおすすめすることもあります
高齢社会の今、日本人の多くが、一生のうちで約6年間は、介護を受けながら生活するといわれています。さて、ご高齢者がむし歯や歯周病などのために歯を抜いたとき、その後、どのような治療方法を選ぶのがベストだと思いますか?
「噛める喜びを味わいたいので、インプラントにしてください」
そう希望される方もいらっしゃるでしょう。
しかし当院では、安易にインプラントをおすすめすることはありません。患者さまの年齢やライフスタイル、ご家族の状況など詳しくお話をお伺いした上で、インプラント維持の義歯をお勧めする事もあります。
わずかに天然歯が残っていたり、固定式のインプラント補綴を行った場合は、毎日のお手入れと定期的なメインテナンスが欠かせません。しかし、万が一寝たきりになってしまうとご自身での清掃やお手入れが充分にはできませんから、どうしてもご家族の介助が必要となります。
この時インプラント固定の義歯であればどうでしょうか?取り外しができるので義歯自体のお手入れはとても簡単です。ご本人または介助者が義歯を外して洗浄し、複雑な構造物がない口腔内をガーゼなどで拭ってあげればOKですから、メインテナンスもとても楽ですね。
義歯ではありますが、インプラントを固定減としているため非常に安定しており、一般の義歯とは比べ物にならないほどしっかりお食事ができます。
入れ歯のメリットは、取外しができること。万一、寝たきりの状態になっても口腔内のお掃除が簡単にできるので、介護する方の煩わしさもありません。
人生80年といわれる時代。明るく健やかに過ごしていただくために、ご家族の負担が軽くなるようにお手伝いをするのも、私たち歯科医師の務めだと考えています。