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審美治療とは
審美的な口腔内を作る治療ですが、ホワイトニングで対応したり、セラミックを被せる必要があったり、矯正が必要であったり、患者さまによって必要なことはいろいろです。ご自身が気にされていることを率直にわれわれにお伝えください。
審美治療の流れ
問題点がはっきりしたら顎関節の異常の有無、咬合の問題の有無、歯ぎしりの有無などを確認します。次に、その歯自身の問題がないか、根の内部の感染の有無、歯周病の有無などの確認を行ないます。それらがクリアになったら具体的な治療に入ります。
ホワイトニング
オフィス・ホワイトニング
まず、オフィス・ホワイトニングは、クリニックで歯面清掃をして薬を塗り、光を当てて歯を白くします。通常2回の通院が必要で、それぞれ1時間くらいかかります。処置から2日間は白いシャツに着いたら困るような、例えばカレー、コーヒー、赤ワイン、ソース焼きそばなどは召し上がらないでください。ホワイトニング後は色を吸収しやすいですから、かえって着色してしまうかもしれません。
ホーム・ホワイトニング
次にホーム・ホワイトニングはおうちでできる比較的簡単なホワイトニングです。そのため薬の濃度を落としているため、結果が出るまで時間がかかります。また、歯の表面に汚れがあるかないかはご自身にかかっていますが、汚れがあったら薬は汚れの上に触れるだけで歯の色は変わらない、なんてこともあるわけです。お手軽な分時間がかかるわけです。急がない方にはお勧めです。
ラミネート・べニア
歯の形態を変える、歯の色を変えることが希望の場合に選択する方法で、神経がある歯などで大きく削らないで済むメリットがあります。ただし噛み合わせが良くない場合や歯ぎしりが疑われる場合は不可能なことがあります。
セラミック・クラウン
厳密な咬合審査のうえ製作するのですが、まず、歯を削る際にはマイクロスコープを用いて不適合の原因となるようなデコボコがないか確認をします。いくらマイクロスコープを使っても周囲の歯肉にわずかですが傷は付きますから、削った当日に型取りなんかできません。歯肉の位置が変わる可能性があるからです。
後日歯肉の回復を待ってから歯の周囲に糸を巻いてわずかな隙間を作り型取りします。この日は通常長い時間口を開いてないですから噛み合わせの記録も取りましょう。顎関節からの距離の計測などもして、ご自身の記録を基に技工士さんが丁寧に(彼もマイクロスコープを使っての作業です)製作に入ります。色を合わせるために800万画素のカメラで写真を撮らせていただいて、それを参考に技工士は仕上げるわけです。