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歯周病治療

噛めない、歯がグラグラする、歯ブラシをすると血が出る、腫れる

歯周病治療噛めない、歯がグラグラする、歯ブラシをすると血が出る、腫れるなどの症状は、歯周病です。本来は存在しない歯石・バイオフィルムなどを徹底的に除去することで改善します。重症のケースなどでは再生療法などの歯周外科の適応となることもあります。個々の状態によって必要な処置は違います。

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インプラント

歯がないので噛めるようになりたい

インプラントこういう場合は①インプラント②義歯③ブリッジ④何もしない、の選択肢しかないですよね。
④は論外として、②で「噛めますか?」と聞かれますが、「・・・・・。噛めるとおっしゃる方もいますが・・・」
としか答えられません。
③ も良い方法ですが、もし両隣の歯が削った痕もない状態ならもったいないですよね?しかも、ミクロ単位ではそれぞれが動いている歯を、歯周病などの特殊な環境下にない限り連結するのは自然な動きを阻害するので、ベストな答えとは言えない場合があります。ブリッジであっても噛む力が加わった状態での型取りができているのならばいいですが・・・。そこまでやるとなると、ブリッジでも保険ではできない凝った内容になります。

①のインプラントは安易に行うべきではありませんが、非常に優れた機能の回復が可能になります。どなたにでも、というわけにはいきませんが、抜歯ができるくらいの体力がある方であれば、不可能なケースの方が少ないように思います。隣の歯を削ることは基本的にありませんし、義歯のように不安定なことはありませんし、余計なでっぱりはありません。また、天然の歯よりも支えられる力は大きいと言われています。ただ、材質のチタンの寿命が現在では40〜50年と言われているため、10代のお子様がアクシデントで歯を失ったケースなどでは慎重に判断すべきです。

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歯内療法

歯がズキズキ痛む、被せてある歯が噛むと痛い。
これらは、歯周病などがない場合、歯内療法という歯の内部の無菌化が必要な事が多いです(いわゆる根っこの治療)。その際に必要な物としてラバーダム防湿という方法があります。これは、唾液が歯の内部に侵入することを防ぐ物で不可欠と考えられます。歯の崩壊が激しい、なんとか抜歯しないでという依頼の下の治療などではできないケースもありますが、予後が違うように感じています。

この根の治療は盲目的に治療をさせてもらうことが多いのですが、場合によってはマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用することがあります。5倍〜30倍の倍率で歯の内部を観察することが可能です。

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矯正歯科

歯並びを治したい、噛み合わせが悪い、歯周病のリスクを下げる。

これらの改善には矯正が必要となります。通常当院ではセラミック・ブラケットという反透明な装置を使用します。メタルの装置よりは目立ちませんし、追加の料金はかかりません。ケースによってはマイクロ・インプラント(MIA)を使用し、よりスピーディな矯正が可能となっています。

矯正歯科歯の移動には必ず固定源が必要になりますが、通常奥歯がこの役割を担います。ただし歯の移動は綱引きです。湖の上に浮かぶボートと巨大なタンカーが綱引きをしたとします。その場合わずかですがタンカーも動きます。同様にわずかですがこの奥歯も移動します。MIAではまったく固定源が動きませんので、スピーディな移動が可能です。

また、成人などの矯正でコルチコトミー(ウィルコドンティクス、AOOなどとも呼ばれます)というOPEを併用することで、最短で4ヵ月半で移動を終了することが可能です(個人差がありますので過度な期待は禁物です。1級の軽度の叢生のケースでの話です)。

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審美補綴

奇麗な歯に交換したい、元々の歯の色や形が気になる。
これらのケースではセラミックを用いた治療をすることで大幅な改善が可能です。その場合、前出したマイクロ・スコープを用いて歯の形態を整えます。きちんと歯の周囲に糸を巻いて奇麗な型取りをします。

そうしないと精密な模型は作れません。また、顎の回転中心からの距離は体の大きな男性と、体の小さな女性では違います。それを無視して平均値を基に作るのか、個人差を反映させて歯を製作するのか、結果に大きな違いが出てきます。型取りを個人の顎の大きさに合わせたオーダーメイドの型取りのトレーを用いて、変形の少ないシリコンを使って型取りします。そうすることでシリコンを薄くし、さらに変形がないような配慮をします。また、その際歯の周囲には細い糸を巻いて歯と歯肉の間の隙間を作り正確な型が取れるようにします。

細かい事の積み重ねが良い治療につながります。ですが、歯科治療は掛け算です。足し算ではないのです。つまり、何かで0点を取ってしまうと積み重ねてきたものがまったく意味を失うということなのです。歯周病を無視した審美治療・インプラント治療などないですし、歯内療法を無視した補綴治療(冠を被せたり、ブリッジを入れる)などないのです。

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