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治療の流れ
まず全身の状態に問題がないか問診をさせていただきます。問題なしと判断させてもらった方は、顎関節の異常の有無、上下全体の噛み合わせの状態の確認、欠損(歯を失った場所)部位のスペースの審査をします。隣の歯に歯周病がある場合や根の中の感染がある場合などは、その処置を優先させてもらうことがあります。
レントゲンなどを用いてどのくらいの長さのインプラントが設置できるか検討したうえで、可及的に長いインプラントを選択します。また、歯を失った部位の周囲の歯肉や骨も同時に失われているケースでは、その回復を望まれる場合別途、GBR(失われた骨の回復をするための再生療法の一種)、FGG・ CTG(歯肉が薄い、ボリュームがないなどの問題を回復するための処置)などが必要かどうかの検討を行います。OPEをせずに回復を目指す場合ピンク色のセラミック(作り物の歯肉)で回復することも可能です。
インプラントが骨と結合(インテグレーション)したら仕上げの歯を作っていきますが、まず立体的な歯の形を決めていくためプロビジョナル・レストレーション(仮歯)を用いて患者さまの希望を反映して形態を変えていきます。形態、機能の両立が確立されたらそれをファイナルのセラミックなどにコピーし仕上げます。その後は3ヶ月に一度の清掃のチェック、噛み合わせのチェックをしながらメインテナンスに移行します。