ブリッジの場合の・・・
こんにちは。水曜日にお話したインプラントとインプラントの間の「歯間乳頭」の再建につづく、天然歯周囲の歯間乳頭の再建についてですが、ブリッジのケースを見ていきましょう。
なぜそもそもブリッジが必要になるのかですが、どこかの歯が元々ないのか抜歯をしたために歯がないのかのどちらかが多いと思います。この場合必ず
両隣りの歯を削ることになりますが、プロビジョナル・レストレーション(僕のブログを熱心に読まれている方は以前出てきましたね。いわゆる仮の歯です)を
装着して、土台となる歯(支台歯といいます)周囲の歯肉を調整したり、欠損部分の歯肉の形を整えたりする意味があります。治療中にただ入っている「カリ
バ」とは違うんですよ。このプロビジョナル・レストレーションの欠損部分に該当する部分を「卵」のようになめらかな「丸」に仕上げて、その部分の歯肉を押
してくぼみを作ります。そうすることで天然の歯のような形態の歯肉が出来上がります。
こうすることで健全な歯間乳頭ができます。簡単ではありませんが、ただ機能だけ営めれば良いというものから、審美性を兼ね備えたブリッジも製作可能なんです。気になる方はご相談ください。メールでもOKです。