基本は大事!
こんにちは。今日は歯を守ることについてです。今日のケースは右上6の近心隣接面(前よりの歯と歯の間部分)からのカリエス(虫歯って言えよっ、て 言わないでください)になり、抜髄となりました。しかし、なるべく感染歯質以外は削らずに、近心はCR(コンポジット・レジン)にて壁を作り、完全にラ バーダムで防湿できるようにして根管治療開始です。
いいですか。ここまでは根管治療をする上では「絶対に必要なこと」なんですよ!!!ですが、この国は「保険治療に組み込んでいないんです」 よ!!!壁を作ったり、ラバーダムしたりは「必要ない」とセンセイ方も、官僚の皆様も、そう考えたわけですよ。でもきっと自分たちが治療を受ける時は、 「ラバーダムしてくれて、壁を作ってくれて、マイクロスコープを使うクリニック」を探すはずですよ。そうやって削られた血税は「渡り」に使うんですよね。
では理想的な根管治療を行なっている様子です。
拡大はこの日に終わりました。次回はまた「ラバーダム」をして根管充填します。今日もグッジョブ!!