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2009年2月14日

こんにちは。楽しい話ではないかもしれませんよ。2月18日は幼少時期を一緒に過ごした伯父の命日です。小学校に上がる前に僕の両親は離婚しており、母方の祖母のうちに、伯父と伯母、そして母と僕で住んでいました。埼玉県の和光市という場所です。

 伯父は優しい人でしたが厳しい人でもあり、決まりは決まり、だから守りなさい、年長者は敬うものです、この家で一番偉いのはおばあちゃんです、おばあちゃんが白と言ったら宗一には黒く見えても白なんだよ、そういう従うべき一本の筋道を教えてくれた人でした。

 伯父の父、つまり僕の祖父は若くして亡くなったそうで、母親も記憶にはあまりないと言っています。事業をやっていた祖父から22歳くらいでその事業を引き継いだこと、祖母と母親の兄弟7人の面倒を見て育てたこと、話で聞かされとても尊敬していました(しています)。

 そんな伯父に「はい、いいえ」くらいしか言わないでろくに会話をせず、正直言って受け入れられない時期もあり、今思えばですがもったいないことを したなと思います。いてくれてこそ感謝の気持ちを伝えられるのに、いなくなってからでは遅いのですから。父親、伯父、ともに生き様をもって「男とはなんぞ や」ということを教えてくれた気がします。

 当日墓参りは行けないけど、近いうちに顔を出します。許して下さい。家長を重んじることに対して、なんかあいまいであるような家庭が多いように感じます。悲しく思います。それは僕の中ではありえないことだから。絶対にあってはならないんです。

 今僕の前に立ちはだかるこの壁、今こそ父や伯父に生きていてもらって、相談したかった。生きていたらいたで、言いなりにはならず「違うよ、おや じ」とか言ってるんでしょう。伯父の言葉にも心から向き合わず流しているかもしれません。でも、もう一度会いたいなー、大人の男同士で、話してみたかっ た。毎日迷子ですここのところ・・・。

 大丈夫、仕事に迷いはありません!!!ブレませんから。本気で治す、これだけ。ここだけは、褒めてくれないかな、二人とも。

 

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2009年2月13日

こんにちは。痛みがあるとのことでレントゲンを撮ってみると大きな病巣がありました。そして、病巣の大きさや抜歯後インプラント治療を希望されている患者さまだったので、残存骨の量を確認する意味も含めてCTを撮影してもらい診断いたしました。


 上下とも奥から2番目(写真向かって右から2つ目です)の根の先端に黒く写っている場所がありますね。これが根尖病巣ですね。上は上顎洞という場所に近く、なるべく早い段階での抜歯と病巣の掻爬が望まれます。下も病巣周囲の骨の状況が良くなさそうですね。


NsanCT1.bmp


 水色のところが病巣です。そのすぐ近くの青いところが上顎洞です。病巣の掻爬の時には注意が必要です。また、抜歯後インプラントの埋入の際にも垂直的に骨の量が不十分であることが予想されます。


NsanCT2.1.bmp


 水色のところが病巣ですが、これも大きくて歯の周囲360°に炎症があることがわかります。


NsanCT3.bmp


 下は抜歯が済んで一か月経過しましたが、歯肉及び骨の治癒が非常に悪いです。一見痛みもなく、揺れもない。そんな歯であってもこのように歯の周囲に病巣があって、骨のダメージが非常に大きいことが多いです。
 歯科医院に行って「歯を抜かなければならない」と言われたとします。きっと痛みもなく、揺れもない状態であれば僕が患者さまの立場なら「ホントかよ?が んばって残せるだろ?」と思うはずです。でもこんな画像を見せてもらい、説明を受ければ納得できると思います。今の治療方針に納得できないという方、ぜひ 一度ご相談ください。わからないことが、すっきり理解できるかもしれませんよ。

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2009年2月12日

こんにちは。今日はお気に入りの酒屋さんに行っていくつか芋焼酎を買ってきました。また、いずれブログのネタにつまった時にでも報告しますね。

 かわいい子ってのは僕が好きなこの動物のこと。おとなしくてやさしくて心が安らぎます。


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 カピバラとビーバー(あのしっぽがかわいい)、プレーリードッグはかならずチェックしますね。ホッとしてきました。

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2009年2月11日

こんにちは。今日は顎関節症の患者さまの治療の話です。右側の顎関節部分の痛みと開口障害を主訴に来院されました。初診時の口腔内の状態から見て行きましょう。


 まず、この写真を見ると一見左側の圧迫による左顎関節の痛みが出そうな状態です。しかし、症状は右側です。開口路(口を開く際の下顎の経路)を確認すると左側は動きが悪く、やはり左側は圧迫を受けていることが推測されます。


KK1.JPG


 上顎の状態に、
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 下顎の状態です。上はなんか窮屈ですね、もっと側方に拡げてあげたいです。


KK3.JPG


 まずは今ある症状が歯に由来するものなのか、スプリントというものを使って普段「歯と歯が噛み合う位置」ではなく「上顎と下顎が正しい位置」に位置でき るように、ひっかかりをなくした状態を作ります。この時どちらか左右一方が当たらないようにすることが大事です。こんなふうにね。


KK4.JPG


KK5.JPG


 
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 初診時と比べると正中(上下のそれぞれの歯の真ん中)が合ってますね。この位置が「上顎と下顎の正しい位置関係の場所」なのかもしれません。現在顎関節 症状はありません。もうしばらく経過を見ますが、おそらく後は矯正をして上下の歯列のアーチを整えてあげることとでしょうか。しかし、患者さまはそれを望 んでおらず、これでエンドとなりました。完治ではないことをお話ししましたので、いずれ、ね。


KK7.JPG


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 ひとまず、症状が取れて良かったですね、Kさん。

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2009年2月10日

こんにちは。ここのところ矯正のお話が多くなりましたが、今日はインプラント治療について書きます。初診の段階で左下奥が抜歯となり欠損になりました。まずは術前の状態からです。左下奥2本が欠損となったところですね。


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 次は一定期間待ってもらい、型取りをしてインプラント上にプロビジョナル・レストレーション(仮歯)を作ったところですね。もうこの時点で充分噛めるわけですが、数か月この状態で使ってもらって噛み合わせを確認します。


MOT2.JPG


 問題がないことを確認(もちろんその間に調整はしています)して、ファイナル・レストレーションの製作に入ります。型取りをしてから2本のインプラント を連結で仕上げるため(7部分がショートインプラントなので)、インプラント同士の位置関係にズレがないのか確認している様子です。


MOT3.JPG


 ファイナルをセットする前の歯肉の状態とインプラントのポジションです。以前にもお伝えしていますが、あんまりインプラントと手前の歯が離れていると作りにくいですし、美しくない補綴物ができてしまいますので、注意が必要です。


MOT4.JPG


 インプラント上にアバットメントを装着したところです。


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 いよいよ、ファイナル・レストレーションが入ったところです。


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 もうこれで何でも食べてくださいね、食べ物ならば。長いことお疲れ様でした、Mさま。

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2009年2月 9日

こんにちは。タイトルのスリー・インサイザルですが上下の調和をとるために、下の前歯を抜歯して仕上げることを主に指します。しかし、最近良く見ま すが下の前歯部が1~2本先天的に欠損している場合です。上もというケースも見たことはありますが、もっと珍しいと思います。これは退化傾向を示している ようで、小さくなった顎に生体が対応し環境の変化に合わせて体を変えている、進化なのかもしれません。


 では、写真が・・・ありません。この頃はまだ写真を残す習慣がなかったので、初診時の模型の写真になります。かなり「出っ歯」の状態で前歯が正しく機能しておらず、顎関節症の症状がありました。実はそれをどうにかしたくて、当院に来院されたんです。


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 上顎は狭窄しており、V字型ですね。下はこの時点で前歯が1本先天欠如しており、軽度の叢生が認められます。


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 では術後3年経過時、メインテナンス時の状態です。


RSsan4.JPG


 側方ガイドは側切歯(いわゆる2番)も参加しています。下が3インサイザルなのでアーチが充分マッチせず、かといってディスキングでは削除量が多すぎるのでこのような状態で様子を見ています。2に強い接触が出て動揺などがでないか注意深く見守りたいと思います。


RSsan5L.JPG


RSsan6R.JPG


 上下のアーチは拡大され理想的なアーチとなっていると思います。また、上顎では44を抜歯して、前歯を後方にスライドさせているので咬合力を支える歯が少ないですね。なので積極的に親知らずをカリエスから保護して、定位置に並べています。これで咬合力を支えられますね。
 下の骨隆起(舌側の骨の盛り上がり)を見ればなんかやっているのがわかりますから、歯は多い方がいいですね。
 また、親知らずを生かしたためか、抜歯スペースが開かないですね。患者さまが真面目にリテーナーをしてくださっているため、というのもあるでしょう。


RSsan7U.JPG


RSsan8LOW.JPG


 
 よ~く見ると、左下7に穴が!!!そう、カリエスなんです。だから、写真取った後にCRにて処置しました。もっと検診の間隔縮めないとしらないよ~。
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2009年2月 8日

こんにちは。久々に審美的治療を取り上げた内容のブログです。前歯部分のブリッジの話。術前の状態からブリッジの破損があること、そしてその理由な どが推測されますね。向って左側の上の歯、かけてますよね?これは恐らく、それに噛み合う下の前歯が少し前に出ていますよね。これが干渉してのことではな いでしょうか。反対側の犬歯の位置もいいとは言えず、負担がかかっていることが予想されます。


Kasan1.JPG


 なので、プロビジョナル・レストレーションでは機能時(前歯で噛む時や、左右どちらかで噛む時に顎を動かしますよね?その時を機能時と我々は言います)に下の前歯の動いてくる場所から遠ざけました。それで問題がないかどうか確認します。


Kasan2.JPG


 インプラントの時もそうですが、しばらくプロビジョナル・レストレーションで様子を見ます。この時点で壊してきても修理は容易ですし、形態が気に入らなければ修正が可能です。
 歯の周囲に糸を巻き歯肉を圧排します。こうすることで「どこまで削ったのかはっきりわかる型」が初めて取れます。これなくして保険外?ありえませんっ て。それはただ材料が違うから高いだけ。テクニック的な「優秀な歯科医療を行なっているからできる」という部分がないじゃないですか。


Kasan3.JPG


 個人個人口の中の大きさが違いますから個人トレーという「オーダーメイド」の型を取る器を用意してシリコンなどの変形の少ない型取り材で型を取ります。それもシリコンが変形しないようシリコンが薄くなるようトレーを調整します。
 その上で支えとなる「2本の歯の位置関係が、口腔内と模型でズレがないか」確認してる様子です。ズレがあったら金属のフレームは合わないわけです。


Kasan4.JPG


 いろんな苦労を患者さまと我々がしてできた力作がこちらです。あれ?金属のフレームは?と思いました?あれは模型の確認のためだけに存在する金属のフ レームです。とても贅沢でしょう?ここまでやって初めて「自費治療」が成り立つと思います。これがおがわ歯科医院クオリティです。


Kasan5.JPG


Kasan6.JPG


 セット時の口腔内の状態です。もちろん歯肉が窪んでいるところを「結合組織移植」でふっくらさせますか、ということもプランとして提示しましたが患者さまが望まれなかったために行っておりません。


Kasan7.JPG


Kasan8.JPG


 裏側から見てもメタルは使ってません。金属アレルギーがある方でも問題ない、オールセラミックスによる修復です。光が透過しても天然の歯と同じ透け具合ですから、一般の誰にも人工の歯だってばれませんよ。きっと御主人だってわからないはず。

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おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

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院長 小川宗一

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新潟再生歯学研究会など
DGZI(AIAI)国際インプラント学会認定指導医(Authority of Implantology)
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医