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2009年2月11日

こんにちは。今日は顎関節症の患者さまの治療の話です。右側の顎関節部分の痛みと開口障害を主訴に来院されました。初診時の口腔内の状態から見て行きましょう。


 まず、この写真を見ると一見左側の圧迫による左顎関節の痛みが出そうな状態です。しかし、症状は右側です。開口路(口を開く際の下顎の経路)を確認すると左側は動きが悪く、やはり左側は圧迫を受けていることが推測されます。


KK1.JPG


 上顎の状態に、
KK2.JPG


 下顎の状態です。上はなんか窮屈ですね、もっと側方に拡げてあげたいです。


KK3.JPG


 まずは今ある症状が歯に由来するものなのか、スプリントというものを使って普段「歯と歯が噛み合う位置」ではなく「上顎と下顎が正しい位置」に位置でき るように、ひっかかりをなくした状態を作ります。この時どちらか左右一方が当たらないようにすることが大事です。こんなふうにね。


KK4.JPG


KK5.JPG


 
KK6.JPG


 初診時と比べると正中(上下のそれぞれの歯の真ん中)が合ってますね。この位置が「上顎と下顎の正しい位置関係の場所」なのかもしれません。現在顎関節 症状はありません。もうしばらく経過を見ますが、おそらく後は矯正をして上下の歯列のアーチを整えてあげることとでしょうか。しかし、患者さまはそれを望 んでおらず、これでエンドとなりました。完治ではないことをお話ししましたので、いずれ、ね。


KK7.JPG


KK8.JPG


 ひとまず、症状が取れて良かったですね、Kさん。

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おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

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