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2009年3月30日

こんにちは。先日後輩のS君が遊びに来てくれた時のお土産を紹介してなかったので紹介します。ご存じ御門屋さんの揚げ饅頭ですね。彼は目黒の人ですから地元なんですね。ええ、うまいのは知ってます。上品な味ですよね。


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 でもね、揚げ饅頭は千葉にもおいしいのがあってね、「月廼舎」さんの揚げ饅頭が最高なんですよ!!!風味が落ちるからその日に食べてと、店主にも言われ ますがその日に食べると超うまいんです。これはなかなか地元の人じゃないと食べれませんが、これまで揚げ饅頭はそんなに気にも止めたことがなかったのです が、月廼舎さんのを食べてハマりました。

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2009年3月29日

こんにちは。今日のケースは以前埋入までご紹介していると思いますが、進展があったため報告させていただきます。抜歯後歯肉の治癒を待ってインプラントの埋入を試みましたが、頬側に骨がないいわゆる裂開している状態でした。


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 通法に従ってドリリング時に得られた自家骨を採取して、フィクスチャー周囲に置いてから吸収性メンブレンを設置したところです。


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 4か月待って二次オペを行った時の状態です。フィクスチャーの頬側に2ミリ(くらいの)の骨があることが確認できます。これがないと予後が不安です。

 
MMsan4.jpg


 そして歯肉の治癒を待ってプロビジョナル・レストレーションが入った様子です。


MMsan5.jpg


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 ここまで5か月かかりましたが、骨のダメージが大きいとなかなか簡単にはいかないんですね。簡単・楽・痛くないなんてことも一部の治療ではありますが、どこかに落とし穴がないか慎重に治療方法を選択してください。ともかく、Mさんおつかれさまでした。

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2009年3月28日

こんばんは。今日の仕事の中で一番厳しかったこと、それはこの型取りです。最後臼歯部分はこのような状態で、インプラントは6本埋入されております。これが一回で型取り完了!!!春の道をスキップしたいくらい気持ちが良かったですね!


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 うまく型取りができれば、次回は咬合採得とフレームの試適です。これまでプロビジョナルで探ってきたバイト・ポジション正しく採取できるか緊張します。S先生、糸巻いてますか?

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2009年3月27日

こんばんは。今日は診療が終わってからいつものようにジムに行きました。会員の方が養鶏場に務めているようで、今日生まれたばかりという卵がたくさん!なかでもこんな色の卵がおいしいというんです。

tamago.jpg


 向って左側ですが、割ってみたら白身が二重になっているような感じ。混ぜてみたらサラサラっとしていました。マジ、うまい!おかわりして2杯食べました。これいいわ、コーチ。またよろしくです。

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2009年3月26日

こんばんは。本日はお休みですがJIADSの研修です。今日発表されていた先生方ですが、皆さんとてもきれいなオペをされていました。とても励みに なります。明日から自分も気合入れなおしてがんばります。いろいろなパワーを感じますので、これからも積極的に参加していこうと思います。

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2009年3月25日

こんにちは。今日の親知らず抜歯は右下です。半埋伏の状態で頭も見えていますからそんなに困難ではないと思います。ちなみに今日はちょっと・・・という写真がありますので苦手な方は注意です。


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 レントゲンで見るより意外と根がしっかりしていて、なかなか抜けないこともありますので遠回りはせず、最小限の切開をさせてもらって抜歯です。


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 周囲が骨に埋もれている様子はなく、抜歯を試みたらすぐに揺れてくれたので、骨を削除する必要はないですね。そのまま抜歯です。そして、傷を縫い合わせたところです。


Msan3.jpg


 傷を完全に封鎖することもできますが、それをするとMGJが高位に上がってしまい一つ手前の歯の清掃性が低下して、せっかく親知らずを抜歯したのに虫歯 になるなんてことになったらいけません。歯肉は元にあった位置に位置づけます。痛みは出ないでしょう。お疲れ様でした。麻酔をしてから15分くらいでした か。

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2009年3月24日

こんにちは。2008年10月21日に書いたブログの方ですが、右上1、左上12の根管治療がひと段落したので左右犬歯の部分の根管治療を開始しま した。適合不良なメタルコア(当院ではグラスファイバーを使った接着性レジンコアが良いのではと考えています)を外し、根管内部に存在する異物(根管充填 材など)を除去したところです。


hirano224.bmp


 まだ根の先のほうに何かが残っていますね。このレントゲン写真を撮った次の回で「マイクロスコープ使用下」で完全に除去しました。そして、水酸化カルシ ウムを根管内に入れて病巣部分にも流れている様子です。ちなみに隣の歯の根の先端の先にも同じようなものが映っていますね。


hirano324.bmp


 このように根管内部を無菌化していきます。まだ数カ月はかかるでしょうけど、大事な歯を残すために一緒に頑張りましょうね。

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2009年3月23日

こんにちは。今日は当院でのスタンダードなインプラント治療の、ファイナル・レストレーションがセットされましたので報告いたします。このケースでは歯根が割れてしまい抜歯となり、前後の歯に負担をかけることなく修復することを希望されインプラント治療となりました。


 まずはプロビジョナル・レストレーションによって歯肉の下の形態を作っていきます。これをエマージェンス・プロファイルといいます。歯肉に発赤がない か、歯肉の位置の変化がないか確認しながら、また歯の形態や大きさなどについても『実際使って試してもらって』違和感などがないか確認して、気に入らなけ れば調整を繰り返します。
 そして『この形なら最終的な歯として受け入れられる』ことを確認して、ファイナル・レストレーションの製作になります。ですからここまで来るのに患者さまも私どもも、エネルギーのいることをしてきた結果がこのファイナル・レストレーションなんですね。


 プロビジョナル・レストレーションによってできあがったエマージェンス・プロファイルです。


KIKU1.jpg


 ファイナル・レストレーション(仕上げのセラミックの歯)が入った様子です。


KIKU2.jpg


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 手前の歯の金属もこちらサイド(歯科医院側)としては、きれいに修復したいのですが患者さまがとくにおっしゃらない場合はそのままにさせていただいてい ます。自分の仕事、今回は左上5番目の歯をきれいに仕上げさせてもらえば、もし患者さまが気にされれば「きれいに治してくれた歯科医院に行こう」と考えて くれれば、おがわ歯科医院を選んでくれるかな、と思っています。必要以上の介入は患者さまが望まなければいたしません。これが今の僕の考えです。

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2009年3月22日

こんばんは。今日は子供を連れてマザー牧場に行ってきました。風が強く小雨もぱらつく天気でしたが、僕は(皆さんそうですよね?)混雑が嫌いなので かえって狙い目です。今時カーナビが付いてないもので、高速の降りる場所をひとつ間違えて先まで行ってしまいましたが、いいんです、遊びに行ってるのです から、これも笑っちゃいましょう。


 そして地図を見ながら(昭和の男!)マザー牧場に到着しましたが、山の上だから風がとても強く、思っていたより寒かったですが、すぐにファームツアーに 申し込みました。下の子は牛を見ても「ワンワン」・・・羊を見ても「ワンワン」・・・まだ区別がつかないのです。でも動物は大好きのようで何かを見ると手 を叩きます。


 風が強かったと申しましたが、どのくらいかというとこのくらい。

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 でもけして彼が体当たりしたわけではないんですが・・・。

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 おとなしく葉っぱを食べていました。そうそう、帰りのバスで下の子を抱っこして上の子と手をつないで立っていたら、若いカップルの女の子が席を譲ってく れたんです!とっても嬉しかったです。感謝の言葉は伝えました。その後お土産屋さんでも会ったので、改めてありがとうを言いました。今日は世の中のいい人 に出会えて心が温まりました。僕も誰かをそういう気持ちにできるよう明日からがんばります。

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2009年3月21日

こんばんは。今日のインプラントのファイナルのセットについて報告します。実はこちらの患者さまですが抜歯の際に少々手こずりまして、時間がかかり 痛みも出てしまったんです。そんな中、恐怖心もあるであろうにインプラント治療を選択されました。これは「インプラント治療まで苦痛であったなら今後歯科 治療に対してより強い恐怖心を植え付けてしまう」と思い、緊張感の伴うインプラント埋入手術でした。


 まずはオペ前の状態です。中間歯のシングルですからなんら問題はなかったです。


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 二次オペは以前当ブログで紹介した「M字型フラップ」により角化歯肉の口蓋側から頬側への移動を行いました。


NKsan2.jpg


 歯肉の治癒後にプロビジョナル・レストレーションを設置してファイナルの形態を煮詰めていきます。そして出来上がったファイナル・レストレーションです。


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 その横顔。


NKsan4.jpg


 インプラントの設置が終わったころに「抜歯とどちらが痛かったですか?インプラントの方がつらかったですか?」とお尋ねしたことがあります。患者さまは 「インプラントは何にも痛くなかったですが、先生、抜歯は・・・」とのことでした。すみません、抜歯はその歯によって、抜歯するタイミングによって、侵襲 の度合いがまったく違うのでこれはやむを得ないのです・・・。
 でもインプラント手術はそれほど「骨へのダメージがなければ痛みは少ない)治療です。お疲れ様でした、N様。あとはメインテナンスで3か月後にお会いしましょう。

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2009年3月20日

こんばんは。初診時には咬合が崩壊した状態でいらっしゃった患者さまですが、ようやく折り返し、下顎に対してファイナルが装着されました。では、まず初診時の状態から見ていきましょう。


YRsan.jpg

PICT1000.JPG


 申し訳ありませんが、どうしよう・・・と思いました。ホープレスな歯(保存不可能な歯)をいったん残し機能の回復を図るべくプロビジョナル・レストレー ションを制作しました。普段の食事や会話などに支障がなるべく出ないよう配慮しながら、ホープレスの歯と歯の間の部分にインプラントの設置を行いながら不 適合な補綴物をプロビジョナルに置き換えていきます。歪んでしまった咬合平面を整えて下顎側はファイナルレストレーションが入りました。


 まずインプラントをすべて埋入した後のレントゲン写真です。


PICT1001.JPG


 ファイナル・レストレーションセット時の口腔内写真です。


PICT0473.JPG


ちなみにパソコンが変わりOSもVISTAにしたため写真の反転方法がわかりませんので、写真は今のところ左右が逆になっています。あしからず。あとは適正な下顎位を確認して上の仕上げとなります。あとちょっとがんばりましょう、Yさん。

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2009年3月19日

こんばんは。本日よりおがわ歯科医院のメインのPCが変わりました・・・が、困ったことに旧PCであるVAIO君が機能停止しており、メールができ ません。パスワード、IDが・・・どこかに。プロバイダーにて再発行されるまで1週間ほどみてくださいとのこと。つきましては、この場をお借りしてお詫び なのですがPCにお送りいただいたメールについてはしばらくお返事できないと思います。よろしくご理解くださいますようお願いします。


 業務連絡。八千代のAさん、これ早くていいです!画像もサクサクです。


endeavor.jpg


日本歯科大学漕艇部の後輩O君に教えてもらったENDEAVORですがかっこ良くて気に入りました。スペックを良くしたので思いかもしれないVISTAを試しに入れましたが、早くて快適です。ありがとうO君!



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2009年3月18日

こんにちは。今日は1月上旬に埋入したインプラントの患者さまの二次オペについてです。周囲の歯肉の状態も良く歯周病のリスクも低いと判断し無切開のオペです。縫合は必要ありませんのでこういうケースでは10分あれば終わりますね。患者さまも楽だと思います。


Sio1.JPG


Sio2.JPG


 多少歯肉に傷はありますが、1週間後にはプロビジョナル・レストレーションの型取りができ、2週間後にはインプラントで噛めますね。


 上顎は根の先に病巣があり、それが上顎洞にまで侵襲しているようなので、CTの撮影を行ってから慎重に進めたいと思っています。



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2009年3月17日

こんにちは。本日左下5部分のインプラントの一次オペを行ないました。両隣在歯が適正な間隔をもって並んでいたので、特に難しい事はありませんでし た。丁寧に傷を縫い合わせて席に着いていただいてから30分くらいでしょうか。これはあくまで充分な骨があり条件が整っているから可能でした。


 CTを撮ればもちろんコンマ1ミリ以下の誤差で骨の量を計測できますので、撮影するに越したことはないと思います。体に無害であれば。CTは優れた機械 ですが「被爆」という問題は、「オペが痛かった」というものとは違い長い年月を経て蓄積されます。必要最低限にとどめるべく今回は撮影しませんでした。前 後の歯の中央に埋入すべく咬合面及び側方から確認します。


Achi1.JPG


Achi2.JPG


 正しいポジションに埋入できました。頬側に2ミリ以上の骨が存在しますので、高い予知性があると思われます。


Achi3.JPG


 埋入後のレントゲンです。気づきます?これがもう一つのインプラントシステムです。


Achi4.bmp


 安定も良く2か月後にはプロビジョナル・レストレーションを作って噛めますね。翌日傷の確認をさせていただきましたが「まったく痛みなかったの。痛み止めも飲まなかったし、私鈍いのかしら?」とおっしゃっていました。侵襲少なく行なえばそんなに痛まないものです。

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2009年3月16日

こんにちは。まずは写真から。

KOO2.5.JPG


 この上の前歯4本の中に、一本インプラントがあり、一本は歯根端切除術を行なっております。一般的には「感染を除去する手術と感染を起こしてはならない 手術は一緒にしない」ことが多いですし、推奨されています。しかし、患者さまの苦痛を考えるとできることなら一回で終わらせてあげられればいいなあと思っ ています。


 それで、まず歯根端切除術を行なってみて、感染が大きかったらインプラントの埋入は諦めてもう一度お時間をもらって進め、もし感染が小さければインプラントの埋入も行おうと計画しました。

 
 そうそう、次の写真行きます。


KOO3.JPG


 歯根端切除を行なって、根尖は超音波により感染した部分を除去して、MTAにて逆根充を行ないました。意外に切除部分は小さく済んだのでインプラントの 設置も行ないました。そして、プロビジョナルにて歯の形態を1か月くらい形態修正を行ないながら煮詰めて、ようやくファイナルに辿り着きました。


KOO1.JPG


 矢印の歯が歯根端切除を行なった歯です。オペ中の写真は・・・キモいとおっしゃる方も多く、載せていません。その隣がインプラントだったんですね。

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2009年3月15日

こんにちは。昨日は京成線は問題なかったのですが、JR千葉駅に8時くらいに到着してびっくり・・・。6:57初の電車がまだ駅にいる様子・・・。 アナウンスでは電車が一部運行していない状態で、いつ発車するのか目途が立たないとのこと。早めに出ているので遅刻はしないだろうとのんびり後発の電車に 乗って待ちましたら、10分後には動き出して9:30には上野の会場に着きました。


 初めて聞いた筒井先生の咬合と顎関節、歯牙移動の話、とても学ぶものが多かったです。今まで「何を基準に歯を並べるのか」、「アンカー(固定源)が動い てないか」、「顎関節と咬合の関係」など、明確な答えがないまま矯正を勉強を続け、実践してきましたが、今回でクリアになった気がします。今までの疑問の 答えはここにあるのかなと。これから9月まで月に一回土曜日をお休みして(その代わり近いところの木曜日に振替で診療いたします)、勉強してまいりますが 患者さまに還元できるよう聞き逃すことなく学んできます。


 予約等でご迷惑をおかけするかもしれませんが、どうぞご理解ください。

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2009年3月14日

今日はお休みをいただいて筒井塾矯正コース(修復的歯牙移動)に行ってまいります。風が強くイヤな天気ですが、荷物が多いので傘は置いて行こう・・・。行ってまいります。

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2009年3月13日

こんばんは。明日から始まる筒井塾の用意が意外と大変・・・。でも楽しみ。この風と雨はやむのでしょうか?お休みをいただきまして恐縮です。がんばってまいります。



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2009年3月12日

こんにちは。ブログってものすごい性格が出ますよね。腕はいいんだろうけど、この人には人間的に合わなそうで任せたくないなって思う同業者が多いで す・・・。心の在り方ですよね。いくらインプラントが好きでも、それを施術する患者さまを好きになれなければならないと思います。冷静に僕も自分と向き合 いたいと思いました。
独り言です、悪しからず。
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2009年3月11日

こんにちは。今日のお話はちょっとばかり難しいかもしれません。お見せする写真の状態は我々が患者さまの欠損歯列を見て、将来こうはなっては困るなと思うパターンの一つなんです。見てみましょう。


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 歯のある部分とない部分が、上下ですれ違っている「スレ違い咬合」なんです。この状態で不安定な義歯を長期に渡って使用していたようで、顎の骨が極度に 痩せてしまっています。この状態では義歯を作ってもいい結果は見込めないばかりか、インプラントをしようと考えてもこのままではインプラントを設置する骨 の量が不足しています。


111222333444555666.JPG


 2枚目の写真の上は黄色いところ、下は青いところまで元々は骨と歯肉があったはずです。それをスレ違い咬合のまま不安定な義歯を使っていたために、この ような斜線部分にあった骨と歯肉が失われたのではないかと思います。もっと早いタイミングでインプラントによる咬合の崩壊をストップできるチャンスがあっ たと思いますが、その時にお会いして治療して差し上げることができず、とても残念です。
 こうなってからでは「超」ハードルが高いですね。一般的には『残存歯を残す』、これは我々歯科医師の命題ではありますが、こういったケースではそれでは逆に症例を難しくしますね。とても悩みます。


 ここからわかることですが『こういう難症例を我々が未然に防ぐこと』以外ないでしょうね。今日御紹介した患者さまに対してもわれわれにできることをしっかりお伝えして、精一杯努力していきたいと思います。

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2009年3月10日

こんにちは。今日は当院の衛生士あゆみちゃんのグッジョブな話。彼女は衛生士7年目でJIADSのハイジニストコースを受けて、同じコンセプトのも とに普段の診療において僕の右腕として頑張ってくれています。また、日本成人矯正歯科学会の歯並びコーディネーターでもあります。


 そんな彼女のグッジョブですが、3年前にAPF(アピカリー・ポジションド・フラップ)のオペを行ない定期的にメインテナンスにいらしている患者さまですが、彼女のおかげでなんら骨のレベルに変化がなくフラットないい状態を維持していることが確認できました。


 では初診時の口腔内写真とレントゲン写真からです。浮腫性の歯肉ではなく一見引き締まって見えますが、この時でも5~6ミリのポケットがあります。初診時のレントゲンは全体を映したもので鮮明ではありませんが、骨の不正な形がわかりますでしょうか?


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 これは前歯部分のレントゲン写真です。骨がフラットな状態とはこういう状態です。歯周病の進行なく過ごされているのがわかります。


STsan2.bmp


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 ちなみに現在の口腔内写真です。歯肉溝は2ミリ程度で変化がないですから、歯周病の進行はないようです。


STsan5.JPG

 レントゲンでは一ヶ所根の先の部分に透過像がありますが、症状はなく治療的な介入はまだ必要ないと判断しました。しかし、他部位へのAPFは断られ続け、そのまま外科処置は行っていません。1口腔内にアメリカンとスカンジナビアンが混在しているような・・・。

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2009年3月 9日

こんにちは。左上4部分に腫れがあって来院された患者さまのレントゲン写真です(コーンカットしてますので、あまりいい写真ではないですね・・・兄 貴に突っ込まれる・・・)が、抜歯してわかったこととして歯根破折がありました。左上に③④56⑦のブリッジが入っていましたが、中間の4のみにヒビが 入ったようです。


HRsan1.bmp


 抜歯後歯肉の治癒を待ってインプラントの埋入(4と6に埋入して④5⑥のブリッジ形態の修復とする予定です)とGBRのオペを行ないました。それから3ヶ月後の4部分のレントゲン写真です。インプラント周囲に白い粒がたくさん見えますね。これが骨補填材になります。


HRsan2.bmp


 骨の増大量が多いので、もう少し待ってから仕上げていきましょうね。Hさん、先に右下のインプラント部分が仕上がりますよ。がんばりましょうね。ちなみに6についてはまた別のブログのネタとなりますので、今日は触れないです。

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2009年3月 8日

こんにちは。昨日300回だったんですね。290回を超えたころは「おっ、もうちょっとじゃん」と、意識をしていたんですが、気付いたら通過していました。気付かなかっただけだけど、イチローみたいに「単なる通過点だから」とカッコ付けておきましょう。


SARCF.bmp

 
 さて今日もいい根充ができたようです。正しい操作ができれば垂直加圧根充はとても良いと思います。湾曲根管であっても、枝別れがあっても、隙間なく根尖 を封鎖してくれます。そうすることで根尖部分への感染は極力防げることでしょう。ただし「完全なる根管治療は極めて困難です」から、抜髄処置とならないよ うに心掛けたいものです。今日もグッジョブ!

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2009年3月 7日

こんにちは。今日はちょっと前にサージボーンを使ってソケットリフトをして垂直的にGBRもしたケースに、ようやっとプロビジョナルが入りましたのでその報告です。


 埋入前の口腔内から見ていきましょう。見た目に騙されることなくしっかり画像で術前に確認しましょう。


NJsan1.JPG


 埋入後のレントゲンですが、水色の線の部分までがソケットリフトで持ち上がったシュナイダー膜の位置です。青い線に挟まれた部分が元々あった患者さまの 骨ですが、非常に少ないように見えますし実際そうでした。ですが、初期固定は問題なくスレッド(インプラントのネジ山の部分)をすべて埋めるように骨補填 材を入れて、黄色い線の部分辺りに吸収性メンブレンを設置しています。


NJsan2.JPG


 4ヶ月後に二次オペを行なった時のレントゲンですが、ちょっと様子が変ですよね。そう、ネジが浮いていますよね。これはいけません。ただちに増し締めを 行ないました。もし後日レントゲンを撮って発見したらと思うと・・・。やはりオペ当日に確認する事の大事さを感じました。


NJsan5.JPG


 その後の経過は順調でしたが、患者さまが神奈川県海老名市に転居されたため、二次オペと同時にプロビジョナル・レストレーションの印象(型取り)を行なっています。これは来院回数を減らすためですね。


NJsan3.JPG


NJsan4.JPG


 あとは歯肉の成熟を待ってファイナルへ移行したいですね。ここまでくれば食事でも困らないでしょう。あと少しがんばりましょう。



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2009年3月 6日

こんにちは。今日は以前報告させてもらった「舌癖」によって前歯が噛まない、開口のお子さんの矯正治療の経過です。早いものでもう一年近く経つんですね。


 1年前の治療開始時です。

TMchan1.JPG


 そして1年経過時です。永久歯の出てくるスペースを作りながら、舌の癖を排除して歯の移動力はかけていません。これは「舌の押す力と唇の押す力」のバラ ンスを変えたために、結果的に歯の移動が起きたようです。舌の押す力>唇の押す力であったものを、装置を装着することで舌の押す力<唇の押す力になってい るということでしょう。


TMchan2.JPG


 あとはこのまま経過観察を続けていきますが、歯それぞれの位置に問題がなく並んでくれれば治療は終了なのです。どうなるかな?

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2009年3月 5日

こんにちは。今日は何度作っても義歯が壊れる(壊れるべくして壊れる)方の噛み合わせから、長期良い状態が維持されやすい噛み合わせとはどういものか、その傾向についてお話しします。


 わかりやすいように正面から見たら左右対称な咬み合わせを想像しましょう。それで上顎が出ていて下顎が後ろに位置付けられている咬み合わせを2級といいます。いわゆる出っ歯の状態です。
 その逆で上顎が後ろにあり、下顎が前方に出ている噛み合わせを3級といいます。いわゆるしゃくれた状態です。
 上下とも前後的には問題ない噛み合わせを1級といいます。


ではこちらの患者さまは?
わかる人?


KAsan1.JPG


 そうですね、2級です。アンテリオール・ガイダンスがあるとは「前歯での滑走ができている」ことを指しますが、この咬み合わせではそれがないため、奥歯が前歯の仕事までしなければならず、奥歯の負担が非常に大きく一番長持ちしにくいというデータがあります。
 また、この咬み合わせの方はほとんどの方が「噛む力が強い」ですね。その両方が合わさって問題となるようです。


KAsan2.JPG


 KAsan3.JPG


 欠損部分を義歯やブリッジといったオーソドックスな方法で修復をしていますが、それは大きな問題とはなりません。ただし残念ですが「噛み合わせを治す」事なしに問題は改善されないでしょう。原因に対する結果がこの欠損であり。義歯の破損であり、この咬合平面なわけです。


 だから欠損をインプラントにすれば・・・しばらくは持つでしょう。でも根本的な噛み合わせのポジションの改善なしには、何で作っても壊してしまうでしょ う・・・。一番強くて長持ちするはずの歯がこれだけダメージを負ってしまうのですから。大人になってからこの状態を治していくには「外科矯正」が絶対に必 要となりますが、成長期にあるお子さんは成長する要素を持っているため、早い時期に自分(お子さんの)のズレなどを確認しておいて、正常に近ければ様子を 見てもいいですしね。著しく標準と違っていれば早めの介入が必要かもしれませんね。ぜひ一度御相談下さい。
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2009年3月 4日

こんばんは。3月4日はJIADSでした。今回はJIADS大阪から「世界の宮本先生」がいらっしゃってお話しになりました。スタッフ教育の話

JIDS.JPG

から、長期症例(21年モノ)まで見せていただいて、たくさん自分に足らないことが改めてわかりました。こちらが宮本先生です。JIADSのペリオコースやペリオ・インプラントアドバンスコースでお世話になりました。


JIDS2.JPG


 来月は浦野先生です。

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2009年3月 3日

こんにちは。今日は以前報告したケースのその後になります。左上45連続欠損の症例ですが、5部分に著しく骨吸収が起こっており4のみにインプラント埋入を行ない、5部分はGBRのみを行って経過を見ていました。
 4については二次オペを行なった際に、インテグレーションを確認しており負荷をかけられる状態にありますので、45連続した形でプロビジョナル・レストレーションを設置しました。


 まず術前のレントゲン写真ですが、上顎洞底付近まで骨吸収しているように見えます。一次オペで確認しましたが、上顎洞底のシュナイダー膜が見えていました。


TOsan1.bmp


 でも、口腔内の写真を見ると問題はないように見えますね。怖い怖い
・・・。


TOsan1.5.JPG


 4の埋入が終わり、5部分にGBRをした後のレントゲンです。4のインテグレーションを2ヶ月待ってもらいました。


TOsan2.bmp


 45連結の形でプロビジョナル・レストレーションが入りました。一応これで機能回復ができましたね。5の骨の状態が落ち着いてインプラントの設置が可能になるまで、このままお待ちいただきますよ~。


TOsan3.JPG


 でも最終補綴はこの設計ですとかなり無理があります。インプラント治療に対して当院は10年保証制度を設けていますので、無理をして「やっておしまい、 後の事は知りません」なんてことはしませんが、きちんと長持ちする設計をしないといけないわけです。Oさん、もうちょっとがんばりましょうね。

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2009年3月 2日

こんにちは。今日はインプラントの一回法、二回法とありますが、どう違うのかからお話ししていきます。
 インプラントの一回法は手術が一回で済みますので体への侵襲は少ないです。インプラントの設置個所周囲の歯肉の条件が良ければいいと思いますが、骨がなくてGBRを併用したい場合や、二次オペで歯肉のマネージメントをしたい場合には不向きな方法と言えます。

 一方、二回法は手術こそ二回になりますが、インテグレーションの待つ間デリケートなインプラントは完全に歯肉の下に位置づけられますので、感染の リスクは低くなります。また、周囲組織の条件が悪くGBRを併用をしたい場合や、インプラント周囲の角化歯肉が少ない場合などは二次オペを行なう時にどう とでもなりますから、自由度が高く「天然歯と同じような」状態の再現がしやすいと思います。

 ただしどちらを選択するかは、それぞれの特徴を我々がお伝えして患者さまが決めていただければいいと思います。決めかねるということであれば我々がアドバイスいたします。


 では、二次オペの様子をご紹介します。


YYsan1.JPG


YYsan2.JPG


 1枚目と2枚目の写真は同じものですが、2枚目の青い線を引いたところが角化歯肉と可動粘膜の境目で「MGJ」と言われる部分です。この線より上にある 角化歯肉が充分存在しないと、インプラント周囲に歯周病に対する抵抗力が弱いと判断します。もちろん歯周病原菌についても調べる方が好ましいですが、別途 コストがかかるため今回はいたしませんでした。全体の歯周病の状態(今回は初期治療のみでOKと判断しています。)を考慮して、充分な角化歯肉を舌側から スライドする二次オペを選択しました。


YYsan3.JPG


 このようにインプラントの直上を「M」を書くようにライニングします。形態に問題がなければ、骨膜まで達するように切開します。


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 そしてフラップを形成して「インプラントの頬側に2ミリ以上の骨があること」を確認したところです。様々な文献の裏付けを持ったJIADSのコンセプトに忠実に従った様子です。


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 緑色に見えるのが「テンポラリー・ジンジバル・カフ」とか「ジンジバル・フォーマー」と呼ばれる装置です。それに沿うように「M」字型に切開した歯肉を合わせます。そして縫合。


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 2週間後の歯肉の状態ですが非常にきれいで安心ですね。次回プロビジョナル・レストレーションの型取りを行なって機能回復が可能になります。歯肉が安定 するまで二次オペから4か月くらい待つのが理想的ですが、ちょっとながいですよね、たしかに。待っていただけると小川もうれしいです。あとちょっとがんば りましょうねYさん。

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2009年3月 1日

こんにちは。今日は銀座帝国ホテルで大学時代のボート部の後輩、大澤先生の結婚式に御招待いただき、披露宴に出席させていただきました。出席者の中には馴染みの仲間も大勢いて、とても盛り上がりました。


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 みんないい顔していますね。とにかく大澤先生おめでとう。

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おがわ歯科医院 院長 小川宗一 http://www.ogawado.com/

おがわ歯科医院
院長 小川宗一

日本臨床歯科補綴学会
日本顎咬合学会
日本顕微鏡歯科学会
日本口腔インプラント学会
DGZI(Deutsche Gesellschaftfur Zahnarztliche Implantology)
OJ(Osseointegration study club of Japan)
JSCT(JIADS study club tokyo)
YSG
新潟再生歯学研究会など
DGZI(AIAI)国際インプラント学会認定指導医(Authority of Implantology)
日本顎咬合学会咬み合わせ認定医