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2014年7月 8日

歯が抜けて時間が経過しているケースでは
骨が吸収して痩せてしまい高さがない場合や
幅が失われている場合があります。


今回のケースでは幅が失われている場合の
1つの対応方法をご紹介いたします。


mono1.jpg


長く欠損に対して義歯を使っていたりすると
このような状態になってしまうことも多いです。


しかしこのような状態でもインプラントを用いて
安定を得たり、固定性の歯を作ったりすることは
可能です。


mono2.jpg


薄い骨ですが割ってしまわないように注意して
2枚にします。その間を広げるようなツールを用いて
徐々に広げていき、インプラントを埋入します。


この方法の利点はインプラントの外側には
ご自身の骨があり、人工骨は隙間を埋めるため
わずかに使うのみです。


一方、GBRという方法はご自身の骨の外側に
骨を作る方法なのですべてが異物となるため、
予測がしにくい点があります(私も頻繁に利用しますが)。


そして2本のインプラントの埋入が
終わったところです。


mono3.jpg


元々の骨が薄かったため、外側に先ほど説明した
GBRも併せて行います。


mono4.jpg


あとは傷を閉じるだけです。
こんな工夫もあります。


様々な方法を駆使して、皆様の悩みに
応えていきたいと思っています。


ぜひ、ご相談下さい。

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