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2018年12月18日

同業の友人の話で、
みなさんにもぜひ
知っておいて欲しいことがあったので
シェアしようと思います。

 

「根管治療(歯内療法)を行った歯の寿命は
短くなる、脆くなる」と聞いたことはありませんか?

 
僕も過去この説明を行ってきましたが、
若干思い違いがありました。

 
ここに3つの論文があります。
① 根管治療歯と生活歯の含水率の違いは2%以下
(Papa et al Endod Dent Traumatol 1994)

 
② 根管治療歯と生活歯の生物学的特性の変化は殆どない
(Sedgely and Messer J Endod 1992)

 
③ 根管治療を行っても、剛性の低下は5%であったが、
辺縁隆線を超えて形成を行うと64%の剛性が低下する
(Reeh and Messer JOE 1989)

 
①と②の論文は、根管治療をしても、
歯は割れやすくならないことを書いてある論文です。

 
根管治療をしただけでは、
歯は弱くも脆くもなりませんよと、
書いてあるものです。


但し、③の論文はその逆のことが書いてあります。
歯が脆くなることを証明する論文です。

 
その内容は、根管治療の際に歯と歯の接触部付近(辺縁隆線)を
「削られた歯」は脆くなることがあることを示しています。

 
むし歯は唾液中に存在する細菌の感染症です。
なのでこの「辺縁隆線」部にむし歯があれば
どうしても削る必要が出るか、
もしかしたらすでにそこに歯質がないことも
あるわけです。

 
その際は「歯が脆くなる可能性」を説明させて頂き、
どのようにその弱さを補うのかを説明いたします。

 
根管治療をした歯がすべて
脆くなるわけではないのです。

 
根管治療をした歯がすべて
差し歯になるわけでもないのです。

 
そのためには、早期発見・早期治療。
そしてラバーダム、マイクロスコープ、
が不可欠だと思います(´-`*)

 
最小限の介入で
最大限の効果を(*´▽`*)

 
医療法人社団Rheb おがわ歯科医院
千葉県千葉市緑区おゆみ野中央1-21-1
043-291-6555

 

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